風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

本、思索、文学、宗教、聖書

コラーゲン合成(アトピーとの闘い最終章)

皮膚を作るためにはアミノ酸のリジンが不可欠ではないかと考えてリジンの多い物を摂るようにしていたのだが、果たしてそれで良かったのか?と改めて思って、検索をかけると美容系のサイトにはリジンがほとんど出てこない。 そこでコラーゲンを合成するために…

量子物理学と生物学

矛盾にぶつからない思考が合理的なのではない。矛盾にぶつかることを恐れない思考が合理的なのである。つまり矛盾に直面しない思考とは、中途半端な思考であり、いわば矛盾することを恐れて、問題を回避した思考なのだ。しかし人はしばしば、矛盾に直面しな…

『おとなの週刊現代 クスリの選び方、飲み方、減らし方、やめ方がわかる一冊』から、高血圧と飲酒について(追記あり)

髪切り屋で目にした雑誌を購入した。 『おとなの週刊現代 クスリの選び方、飲み方、減らし方、やめ方がわかる一冊』 これには、降圧剤と「セサミン」を合わせて飲むのは危険だと書いている。このブログに「セサミン」等のサプリメントの広告が載るので、ちょ…

花がひらくというのは・・

花がひらくというのは、 喜びがうまれるということだ。 myrtus77.hatenablog.com

建物の構造と私の踵の痛み

頭がもわもわする時はビタミンKの多い抹茶アイスを食べると治る気がするのだが、足の踵が痛む時はビタミンKだけを摂っていても駄目な気がする。KとDとカルシウムのバランスが必要なのではないか?と。 それにもう一つは、建物の構造が影響している、と思う。…

失調型パーソナリティと強迫性パーソナリティを兼ね備えた私

岡田尊司=著『パーソナリティ障害』に付いているDSM-Ⅳに準拠した自己診断シートでチェックすると、私は、失調型パーソナリティと強迫性パーソナリティが同じ点数で出るのだ。けれどずっと、この二つは相容れないのではないかと思っていたのだが、最近になっ…

卵白に多く含まれるアルブミン(膝関節の痛みに関連して)

「水が溜まっていると、余分なところに水が多く集まって、いくべきところにちゃんと水が回っていかないんですよね。適正な水分量だと、体全体にうまく回っていくんですけど。はっきりしたことはいえないけど、水が溜まる体質の人も、熱中症や脱水状態になる…

稲村真耶さんのティーポットと『博士の愛した数式』

稲村真耶さんのティーポットと片口 こちらも稲村真耶さんの「呉須染鳥文桔梗皿」https://tachikichi.jp/contents/web/top/feature/maya_inamura/?from=gallery https://www.instagram.com/inamuramaya/?hl=ja まだ雨はふり続いていた。どこかでサイレンが鳴…

「星の斑(ふ)のある」と言えば・・

教会員の誰かが、 葉に斑のあるツワブキを持ってきて下さった。 ジンジャーエールの空き瓶に入れて・・。 柿と一緒に・・。 「星の斑(ふ)のある」と言えば、 もちろん、葛原妙子。 いまわれはうつくしきところをよぎるべし星の斑のある鰈を下げて 葛原妙子

好きなコミック『繕い裁つ人』

あなたの子らは久しく荒れすたれたる所を興し、あなたは代々やぶれた基を立て、人はあなたを『破れを繕う者』と呼び、『市街を繕って住むべき所となす者』と呼ぶようになる。(イザヤ書58:12) 『繕い裁つ人』というコミックがあって、作者はイザヤ書のこの…

映画『僕はイエス様が嫌い』

マイナーっぽい映画を京都まで見に行った。 『僕はイエス様が嫌い』。 コミカルで楽しい映画かと思ったら、重くて暗い内容だった。 だけど、キリスト教の本質に迫っている。 映像で見ていて、牧師から少年が貰ったカードがどういうものなのか分からなかった…

花で、送る(送別の日に)

花で、送る。 この花を、 植えた人を。 この教会を、 愛した人を。 ここに、祈る群の教会が立ち続けていたから、 私は、神の元へと来ることが出来た。 d.hatena.ne.jp

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』と「あなたは…わたしのために体を備えてくださいました」(ヘブライ人への手紙10:5)

素裸の遺体は硬直し、奇妙な具合によじれていた。目は大きく見開かれ、身体は青黒くなり、昨夜会ったときより五十歳ばかり老け込んだように思われた。瞳孔は透き通り、ひげと髪の毛は黄ばんでいて、縫合の跡が見えるごつごつした古傷が腹部を横切っていた。…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』から「愛はいつ、どこにあっても愛であり、・・」

フェルミーナ・ダーサは息子の嫁とは仲良くしていて、気のおけない仲だったので、元気な頃のような強い言葉で胸のうちを打ち明けた。《一世紀も前の話だけど、昔あの気の毒な人と付き合っていたときは、若すぎるというので、何もかもぶち壊しにされて、今度…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』と「そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った」(ヨハネ福音書1:14)

ふと、アメリカ・ビクーニャのことを思い出して、胸を刺し貫かれるような痛みを感じて身をよじった。これ以上真実に目をつむっているわけにはいかなかった。彼はバスルームに閉じこもり、ゆっくり時間をかけ心ゆくまで泣きつづけた。そうしてはじめて彼は、自…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』とビクーニャ(ラクダ科)

名前をアメリカ・ビクーニャといった。家族のものは遠縁にあたるフロレンティーノ・アリーサを身元引受人にして、二年前に彼女を漁村のプエルト・パードレから彼のもとに送り出した。(ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』) ビクーニャはラクダ科の生き…

グリム童話『森の家』と「イサクの妻リベカ」

娘が小さい頃好きだったグリム童話に『森の家』というのがある。 木こりの父親にお昼を届けに行った娘は森の中で迷い一軒の家に入る。三人娘の上二人は、動物たちには心を配らず、自分と老主人だけで飲み食いしたために寝ている間に地下室に落とされる。が、…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』から「わたしがお前をどれほど愛していたか、神様だけがご存知だ」

「わたしがお前をどれほど愛していたか、神様だけがご存知だ」

説教「罪を知って、キリストの掛け替えのなさに気づき・・」(ローマ人への手紙 7:7~13)より

「罪を知って、キリストの掛け替えのなさに気づき・・」(ローマ人への手紙 7:7~13)からの説教 律法の果たしている役割の一つに、罪に気づかせるという役割があります。律法がなければ、何が神の御心に背くことなのか、神と共に生きるにはどうすればいい…

娘を支えた聖書の御言葉

この秋、娘の友人達が会いにやってきた。娘が具合が悪くて都心に出て行けないから、あちらから来てくれたということだ。その友人達に、酷かった時の自撮りした自分の顔を見せたと言う。「アトピーで具合が悪いと言っても、どれくらい悪いのか実際に見なけれ…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』と「ラーハム=子宮から広がる思いやり」

主よ、あなたの憐れみは豊かです。(詩編119:156) 「慈しみ」や「憐れみ」を表す言葉で良く聞くのは「ヘセド」という言葉だが、156節の「主よ、あなたの憐れみは豊かです」の「憐れみ」は、「ラーハム」というヘブライ語で、辞書には「胎児をかわいがるよう…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』からティリッヒ神学へ

「これがどういうものなのかずっと分からなかったんです」と彼女が言った。 彼はいちいちその場所に彼女の手を導きながら、教師のように生真面目に説明してやり、彼女は彼女で模範的な生徒らしくおとなしく言いなりになっていた。頃合を見て彼は、明かりをつ…

ガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』とローマ人への手紙7章1~4節

ローマ人への手紙7章1節から3節までの聖書朗読を聞いて、ガルシア・マルケスの『コレラの時代の愛』の一節を思い浮かべた。 先ず、ローマ人への手紙から引用する。 それとも、兄弟たちよ。あなたがたは知らないのか。わたしは律法を知っている人々に語るので…

説教「死人の中からよみがえられたかたのものとなり・・」(ローマ人への手紙7:1~6)

「死人の中からよみがえられたかたのものとなり・・」(ローマ人への手紙7:4) 「それとも、兄弟たちよ。あなたがたは知らないのか」。 信仰生活の中で既に知っているべき大切なことを語るのに、パウロは「あなたがたは知らないのか」と言います。既に 6:3、…

どこに愛があるというのか!ーガルシア・マルケス『百年の孤独』5

聖書の中にはメルキゼデクという「王」とも「祭司」とも言われるちょっと不思議な人物が出て来る。創世記(14章)にはアブラハムを祝福したサレムの王として。そしてヘブル人への手紙では、「イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司」(6:20)というよ…

どこに愛があるというのか!ーガルシア・マルケス『百年の孤独』4

百年の孤独蔵して蟻の群「コリアンダーは昔つくつていましたよねぇ」それほど昔と思わないままいやぁもう30ねんはゆうに過ぎたヤブカラシのつるたぐりよせつつせんねんはいちにちのよういちにちはせんねんのよう夢のまた夢バビロニアは確か神に用いられ・・…

どこに愛があるというのか!ーガルシア・マルケス『百年の孤独』3

このところ世界各国で同性婚が取り上げられてきているが、『百年の孤独』の最初から最後までを貫いて横たわっているのは近親婚の禁忌である。 古い集落で共に育ったホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランはいとこ同士で結婚するが、母親か…

どこに愛があるというのか!ーガルシア・マルケス『百年の孤独』2

…、ある暑さのきびしい水曜日のことだった。籠を持ったひとりの年配の尼僧が屋敷を訪ねてきた。戸口に出たサンタ・ソフィア・デ・ラ・ピエダは、てっきりただの届け物だと思い、美しいレースの布をかぶせた籠を受け取ろうとした。ところが尼僧は、フェルナンダ・…

どこに愛があるというのか!ーガルシア・マルケス『百年の孤独』1

やがて迎えた三月のある日の午後、紐に吊したシーツを庭先でたたむために、フェルナンダは屋敷の女たちに手助けを頼んだ。仕事にかかるかかからないかにアマランタが、小町娘レメディオスの顔が透きとおって見えるほど異様に青白いことに気づいて、「どこか…

死が立ちはだかっている