風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

コバルトは葉菜類に多い(金属プロテアーゼと金属アレルギーの関係は?)

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

水疱にはモリブデンも影響していると思える。

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meromeropy77.hatenablog.com

 

ほとんどの金属プロテアーゼは亜鉛を必要とするが、コバルトを用いるものもある。(ウィキペディア「金属プロテアーゼ」)

ここを読んで思い浮かべたサイトがあった。

汗疱状湿疹の栄養療法について 「臨床栄養士のひとり言」
https://nutmed.exblog.jp/24461845/
医学的に原因は明確にはなっていませんが、手足の指、手の平に1~2mmほどの水泡ができ、痒みをともなうことが典型的な症状です。症状だけで判断すると、様々な症状の診断名がつけられるようで、アレルギー性症状や、湿疹など様々です。(略)
この汗疱状湿疹ですが、栄養学敵に見ると、金属の過敏状態が強い場合にも発症する症状としても知られています。
(略)
ニッケルはチョコレート、ブロッコリーマメ科植物、ナッツ類などに、コバルトは貝、レバー、ナッツ、ビート、キャベツ、チョコレート(カカオ)に含まれています。(抜粋)

ニッケルやコバルトに限らず、例えばモリブデン含有の多い物等を摂りすぎてもキサンチンオキシターゼが合成されて末梢の組織を傷害するのではないかと思われる。モリブデンは納豆等にも多く含有されている。

コバルトとニッケルについて、中村丁次=監修『栄養成分バイブル』には次のように記されている。

 ニッケルはタンパク質の最終産物である尿素を分解する酵素の構成要素です。また、遺伝子の情報にしたがって細胞の再生を促す核酸RNA)の安定化をはかる、鉄の吸収促進、ホルモン分泌への関与などの作用が知られています。(略)
多く含む食品 大豆、いんげん豆、きな粉、そばなどです。

 

 コバルトはビタミンB12を構成する成分であり、その作用はほとんどビタミンB12によるものです。(略)
コバルトが発見されたのは1935年のことです。オーストラリアやカナダで、羊や牛が貧血や筋萎縮をおこして死亡する病気がありました。最初は、地方病と考えられたのですが、この病気にコバルトが効果のあることがわかりました。病気の原因は牧草地にコバルトが不足していたためだったのです。このあと、コバルトがビタミンB12の構成成分であることがわかり、悪性貧血を防ぐはたらきに注目が集まりました。
(略)
ビタミンB群は人の腸内でも合成されていますが、B12だけは合成できません。植物性では、ごく一部の例外として納豆、もやしなどに含まれています。なお、ビタミンB12の構成成分にはなりませんが、コバルトを豊富に含むのは葉菜類です。

 

                   (中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)