風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

ナトリウム、カリウム、カルシウムの細胞内外への出入り(覚え書きとして)

www.kango-roo.com上にリンクしたサイトには以下のように記されている。

このポンプは働き続けるポンプで、エネルギーを使って、常にナトリウムをくみ出して、カリウムを取り込み続けています。
しかし、このままでは、細胞内にカリウムが増えすぎてしまうため、細胞膜にはカリウムだけが通過できる出入り口がつくってあります。この穴を通ってカリウムは出入りしますが、濃度の差からいうと細胞内は濃くて、細胞外は薄いので外に出たがるし、電位でいうと細胞内はナトリウムがくみ出されて少ないのでプラスイオンが少なく、細胞外に対してマイナスになっていますから、プラスの性質のカリウムは細胞内に入りたがります。この出入りのバランスがとれている状態が平衡状態です。
もう1つ、心筋の収縮に重要な役割を果たすのが、カルシウムです。カルシウムにも細胞内外の濃度差が必要で、細胞内は少なく、細胞外には多くしてあります。ナトリウムを取り込み、カルシウムをくみ出すナトリウム・カルシウム交換系というシステムがあります。
①ナトリウム・カリウムポンプによる、ナトリウムのくみ出しとカリウムの取り込み
カリウムの自由出入り口
③ナトリウム・カルシウム交換系による、ナトリウムの取り込みとカルシウムのくみ出し
主にこの3つのシステムによって、細胞内は細胞外に対して、ナトリウムとカルシウムの濃度は低く、カリウム濃度が高く保たれています。絶対量としては、ナトリウムが圧倒的に多いので、細胞内外の電位差はナトリウムが大きく影響していて、細胞外にプラスイオンが多く、細胞内に少ないという状態ができて、細胞内の電位が低くなります。(https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1657

この説明とサイトの図を見ると、カリウムは、ナトリウム・カリウムポンプによって細胞内に取り込まれても、摂りすぎてカリウムの細胞内濃度が濃くなりすぎると自由出入り口から細胞外に出て行くことが解る。

ここに、カリウムを細胞内に入れたり、カルシウムが細胞内に入るのを抑制するマグネシウムや、血中ナトリウム濃度を上げるインスリンや、ナトリウムを細胞内に入れカリウムを細胞外に出すアセチルコリン等のホルモンや神経伝達物質が関与して、血圧を調整したり水分バランスを変化させたりしている。

 

娘の場合は細胞内に水分が入り過ぎない方が良い。夫の場合は細胞外に水分が増えて血圧が上がらないようにしたい。私自身も血液量が増えると内側からの圧が高くなって頭痛を起こすように思える。適正な状態がそれぞれで違うということを知る必要がある。

 

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