電解質には、ナトリウムイオン(Na+)、カリウムイオン(K+)、カルシウムイオン(Ca2+)、マグネシウムイオン(Mg2+)等の陽イオンと、「塩素イオン(Cl-)、炭酸水素イオン(HCO3-)、リン酸水素イオン(HPO42-)、硫酸イオン(SO42-)などの無機陰イオン、乳酸や尿酸などの有機酸イオン、たんぱく質イオンなどが含まれる」(『しっかり学べる!栄養学』)。
細胞外に多いのが、陽イオンではナトリウムイオン、陰イオンではクロール(Cl-)、重炭酸(HCO3-)。
細胞内に多いのが、陽イオンではカリウム、マグネシウム、カルシウムイオン。
陰イオンではHPO42-、たんぱく質、SO42-、HCO3-と記されている。
「心筋細胞と電気現象|心臓とはなんだろう(2)」(https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1657)には、「細胞内は細胞外に対して、ナトリウムとカルシウムの濃度は低く、カリウム濃度が高く保たれています」と記されているので、この部分がちょっと食い違う。心筋細胞と他の細胞との違いということであるかも知れない。