さらに青森ヒバには、東北大学の野副鉄男教授が台湾檜から発見したヒノキチオールも含まれ、抗菌効果、白蟻や木材腐朽菌などに効果があるため、建材としても価値がある。世界遺産になった中尊寺の金色堂は築造から800数十年を経過しているが、今でもしっかりしている。果樹の病気は真菌、担子菌などが原因であることが多いが、ヒバ油はヒノキチオールを抗菌中心に有しているので、耐性菌の出現の可能性も少ない。院内感染の原因になるメシチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対しても抗菌作用があることが知られている。(堀内昭=著『聖書の植物よもやま話』(教文館)より)
本当はミツロウワックスに混ぜて塗り込むのが良いと思うが、持って来なかった。
家を建てた時ミツロウワックスに精油を加えて床に塗り込んだが、もう3年が過ぎようとしている。今度、一時帰宅で帰った時には、またミツロウワックスを塗らなくてはと考えているが、今度はヒバ油を混ぜることにしよう。
が、ヒノキチオールはケトン類で人体にも影響を与えるので、使用量は少なめに。
家を長く保存していく知恵が必要だと思う。
Why! なぜ日本人は住宅ローンに大金を払う? https://t.co/itjc02eUek
— 建築エコノミスト森山 (@mori_arch_econo) July 15, 2019
「20年で価値ゼロ」との慣例によって、「資産」が資産にならない奇妙な国ニッポン。新築で家を買い、わざわざ「借金」を背負っているようなもの。指摘に目を向ければ、我々を取り巻くまやかしの正体がおのずから見えてくる。