風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

カルシウム拮抗薬の服用によって起こるエネルギー生成の不具合

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血糖の値が上がって糖尿の薬を飲まなきゃいけないかもしれないと言われている状態なのに、甘い物を食べたがったり甘いお酒を買ってきたりして、どうもこの頃おかしいなと思っていた。体がエネルギーを造りたがっているのだけれど造れないでいるのではないだろうか、と。

これはどうもカルシウム拮抗薬が怪しいと思っていたところへ、カルシウム拮抗薬(ニフェジピン)を夜に飲んだ翌日の午前中、歩きに行って帰って来ると、お昼ご飯も座って食べられないほどのエネルギー不足に陥った。「しばらく横になっている」と言うので、先ず塩のおにぎりを食べさせ、その後(リン酸ナトリウムを使っている)ソーセージとブロッコリーを食べさせた。

代謝の概念
デンプン植物由来のグルコースのホモ多糖で、アミロース(α1-4結合で直鎖状)とアミロペクチン(直鎖状で主にα1-4結合だが24-30残基ごとにα1-6結合の枝分かれ)の混合物である。栄養素として摂取する主要な糖質である。

(中略)
糖質の吸収

グルコースガラクトースは、小腸粘膜のSGLT(Na依存性グルコース輸送体;単糖:Na+=1:2)で共輸送される。(能動輸送である)

•フルクトースはGLUT5(グルコース輸送体5)により促進拡散で吸収される。

•小腸粘膜で吸収された単糖は、門脈から肝臓に運ばれ、肝臓細胞のGLUT2(グルコース輸送体2)がグルコースを取り込む。(抜粋)

http://www2.huhs.ac.jp/~h990002t/resources/downloard/15/15biochem3/01metabolism15.pdf

すると少し元気が出てきたと言うので、食卓について、ちりめんじゃこの佃煮などとご飯をもう少し食べた、ということがあった。目玉焼きも食べたんだったかな?

解糖系と乳酸とは?(ヒトのエネルギーの供給)

また、この解糖系は、強度の高い運動であれば運動開始後1~2秒で高まります。この引き金となるのが、筋収縮に伴い放出されるカルシウムイオン(Ca2+)です。このカルシウムイオンは筋グリコーゲンの分解を高めているわけです
(中略)
加えて解糖系のパフォーマンスを高めるには、そもそもの糖が十分にあることが必要です。そのためには、食事から十分に炭水化物を摂取して、筋肉や肝臓のグリコーゲン濃度を高めておかなくてはなりません。(抜粋)

https://sprint-condition.info/category38/entry478.html

 

エネルギー生成の基本には糖質が必要になるだろうが、これを小腸で吸収するためにはナトリウムが必要となる。

また、筋肉を収縮させて筋肉に貯蔵された糖質を分解するためにカルシウムが必要となる。しかし、・・。

 

カルシウム拮抗薬はカルシウムイオンの受容体を塞ぐことでカルシウムの働きを阻害する。それによって血圧を下げるのである。ところが、このカルシウムの働きが体全体で阻害されるので、血圧を下げるだけでなく、様々な弊害が引き起こされる。

カルシウムイオンが運動による刺激を受けて筋小胞体から放出されても筋原繊維の受容体が塞がれているので、カルシウムイオンが作用出来ず筋肉が収縮されないためエネルギーが造れないということになる。

歩きに行った日は、糖尿が気になっていたので、朝食で甘い物は摂っていなかったし、散歩の途中でも摂らなかった。だから、筋肉に蓄えられたグリコーゲンを分解してエネルギーを造らなくてはならなかったと思うがカルシウム拮抗薬が効いていたためにそれが出来なかったと考えられる。

 

カルシウム拮抗薬は肝臓で分解されるため、この薬を飲んでいると、亜鉛ナイアシン等の栄養素を消費し、それらの栄養素が不足するだろう。

過剰に摂った糖質は乳酸となって蓄えられるが、この分解をするためにも亜鉛ナイアシン等の栄養素が必要となる。

そして、インスリン生成にも亜鉛ナイアシンは関わっている。

つまり、カルシウム拮抗薬を飲み続けることで、糖尿病を発症するとも考えられるのである。

 

sprint-condition.info