風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

ドーパキノンから二つのタイプのメラニンへ

メラニン色素には真正メラニンと亜メラニンの二つのタイプがあるようだ。

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メラニンウィキペディア

メラニンのルーツは、アミノ酸の一つであるチロシンである。このチロシンチロシナーゼという酸化酵素が働き、ドーパという化合物に変わる。更にチロシナーゼはドーパにも働きかけ、ドーパキノンという化合物に変化させる。ドーパキノンは化学的反応性が高いので、酵素の力を借りる事なく次々と反応していく。ドーパクロム、インドールキノンへと変化し、最終的には酸化、重合し、黒褐色の真性メラニンとなるが、構造は大変複雑であり、表記は難しい。一方、ドーパキノンとシステインが反応することで、システィニルドーパを経て亜メラニンが合成される。メラニンは水や全ての有機溶媒に不溶で、特に亜メラニンは極めて安定である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3

ドーパキノンから真正メラニンへの変換では酵素を必要としない。

私のように子どもの頃からナイアシンヒスチジンの多い背の青い魚を食べて続けている者は真正メラニンを造りやすいのではないだろうか。

 

このドーパキノンに納豆など豆製品や小麦類に多く含まれるシステイン(シスチン)が結合すると亜メラニンへと変換される。

大豆製品や小麦製品を長年食べてきた人は色白の人が多いのではないかと思う。

しかし、亜メラニンは実際には日焼けから肌を守ることにはならない。火傷のように火膨れの状態になる。

 

陽に当たる前にはあまりシステインの多い物は摂らないで、日焼けしてからシステインの多い物を摂るのが良いと思われる。

 

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