風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

私の踵の尖った骨について、ふたたび・・。

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色々調べていたら、ひょんなところから私の踵の骨が尖っているのは骨軟化症だと分かった。

FGF23関連低P血症性骨軟化症は、腰痛、関節痛、関節腫脹、筋力低下などで整形外科・外科・内科を受診しても、加齢によるもの、変形性関節症、老人性膝関節症、腰痛症、リウマチ性多発筋痛症、繊維筋痛症などとされ、消炎鎮痛剤(内服、湿布)が投与されている例もある。 →改善しないので転院する。 ⇒自験例:FGF23関連低P血症性骨軟化症と診断時50歳代女性。FGF23 800pg/mL以上、25OHD 11ng/mL(25OHD低値は、全身痛のために運動不足、外出が少ない、食欲不振・食事不十分による栄養性ビタミンD欠乏症を合併したため)

(略)

FGF23関連低P血症性骨軟化症の病名、病態がよく知られていない。(抜粋)(https://www.jcrpharm.co.jp/medical/pdf/Pitfall/Pitfall_vol-19.pdf

40代後半の最初の受診で、私も加齢による骨の変性と言われた。

私はこれまで石灰化が進みすぎているのだと思っていたのだが、逆のようだ。

私の場合は、亜鉛の多い牛肉を食べると痛みが治まった。

組織非特異的アルカリフオスファターゼ(ALP)の欠損により引き起こされる疾患を低フォスブアターゼ症と呼び、骨の低石灰化、くる病様変化、血清アルカリフォスファターゼ値の低下を特徴とする。
ALPの基質であるphosphoethanolamine,inorganic pyrophosphate, pyridoxal 5'-phosphateの上昇がみられる。(抜粋)(https://square.umin.ac.jp/jsmbm/dvd/pdf/C036_020.pdf

 

ピリドキサールリン酸(ピリドキサールリンさん、Pyridoxal phosphate、PLP)またはピリドキサール-5'-リン酸(pyridoxal-5'-phosphate、P5P)は、いくつかの酵素の補欠分子族の一つ。ビタミンB6の活性型である。(ウィキペディア

ビタミンB6について栄養学の本には次のように記されている。

体内ではリン酸化され、ピリドキサールリン酸(PLP)という補酵素として存在する。(『しっかり学べる!栄養学』)

亜鉛不足でアルカリホスファターゼが働かないためビタミンB6がリン酸化合物のまま体内に増え、上昇すると考えられる?

また、カルシウム、リン、ビタミンDの摂取を適正にすることが大事だと思われる。

カルシウムや亜鉛など二価の陽イオンは何か一つだけ多量に摂取することで他の栄養素が吸収阻害される。カルシウムを摂り過ぎることで亜鉛が欠乏しアルカリホスファターゼが造られず、骨の石灰化がうまく行かないということが起こるということだ。

札幌時代は料理でいつもカルシウム含有の多い岩塩を使っていた。最近、踵が痛くなったときもカルシウム含有の多い食品を続けて摂っていたことに思い至った。

だから、カルシウム、リン、ビタミンD、そして亜鉛の摂取を適正に保つことが必要なのだ。

 

以下はB6について薬剤師さんのサイトから、

ビタミンB6

ピリドキシンやピリドキサミン、そのリン酸化化合物からピリドキサールやピリドキサールリン酸への変換には補酵素としてビタミンB2が関与するので、ビタミンB6の活性化にはビタミンB2も必要となる。

また、最近、ピリドキサールリン酸が威嚇内のステロイドホルモン受容体遺伝子の転写活性を制御していることが報告されている。(https://kanri.nkdesk.com/hifuka/eiyou12.php

 

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