ライ麦パンは、十数年前に甲状腺機能亢進症の薬を飲んでいた夫が毛髪検査で亜鉛が足りていないと診断を受け、ライ麦パンを勧められて以来うちで食べるようになったものなのだが、調べてみるとライ麦パンに最も含有されているのが銅で次がマンガンなのだった(https://calorie.slism.jp/101032/)。
ライ麦そのものはモリブデンが最も多く次がマンガンなのだが、ライ麦粉になるとビタミンB1、銅となる。それがライ麦パンでは銅、マンガンに変化する。
食パンではセレン、モリブデンが多くなる。
白米のご飯ではモリブデン、銅の順に多い。
娘が元々ご飯が嫌いだという理由がここにあったように思える。
これらの中で食パンとライ麦パンはメチオニンよりシスチンが多い。精白米のうるち米の水稲めしではシスチンよりメチオニンが多い。
モリブデンが多ければシスチン等と結び付いてキサンチンオキシダーゼを合成し尿酸が生成されるだろう。
けれど銅が多ければシスチンと結び付いてシトクロムc酸化酵素を合成することができるのではないだろうか?
この疾患が「ミトコンドリア病」とよばれる難病です。 ミトコンドリアはヒトの体を構成する、ほぼすべての臓器の細胞に存在します。エネルギーを産生する工場ですので、エネルギーをたくさん消費する臓器でその不全がより顕在化しやすく、中枢神経系、心臓、腎臓、骨格筋をはじめとした全身の複数の臓器に障害が生じます。心臓で臓器障害が強くでるタイプはミトコンドリア心筋症とよばれるミトコンドリア病の1病型として循環器領域の難病の一つとなっています。 最近、ミトコンドリアのエネルギー産生機構の異常が、拡張型心筋症をはじめとする心疾患、パーキンソン病を含む神経変性疾患、糖尿病や癌などさまざま疾患でみられ、その病態に関係している可能性が指摘されています。当研究室では、ミトコンドリア病の治療薬開発をめざし、チトクロムCオキシダーゼという酵素の研究を行っています。
またもし指先が冷たいというような場合は、ライ麦パンに、ヒスチジンの多い物をプラスしてセルロプラスミンを造らせる方向に持っていくというのも一つの方法かもしれない。
その場合、ヒスチジンがプロセスチーズより僅かに多いチェダーチーズをプラスする。