風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

甘いお稲荷さんのモリブデンとシスチンと銅で皮膚を傷害する(アトピーとの闘い最終章)

お稲荷さんが食べたいというので、久しぶりだからと夕食に多めのパックを買ってきた。私はあまり好きではないので一個だけ味見をしてやはり「甘過ぎる」と思ってそれ以上食べなかった。

寝る頃になって娘が、夕食の後に水疱が増えてるように思う、と言う。

水ぶくれ(水疱、小さいものは小水疱)とは、死んだ皮膚でできた非常に薄い膜の下に液体がたまってできる膨らみです。この液体は、損傷を受けた組織からにじみ出てきた水分とタンパク質が混ざったものです。水疱は多くの場合、熱傷や刺激など特定の損傷に対する反応として生じ、通常は皮膚の最も外側の層だけに発生します。このような水疱は速やかに治癒し、通常は瘢痕(傷跡)も残りません。一方、全身の病気(全身性疾患)の一部としてできる水疱は、皮膚のより深い層から発生して、広い面積に及ぶことがあります。このような水疱は治りが遅く、瘢痕が残ることがあります。

 

水疱の原因になる病気や損傷は数多くありますが、なかでも以下に示す3つの自己免疫疾患が最も重篤です。

 水疱性類天疱瘡
 疱疹状皮膚炎
 尋常性天疱瘡

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/17-%E7%9A%AE%E8%86%9A%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E6%B0%B4%E7%96%B1%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E7%97%85%E6%B0%97/%E6%B0%B4%E7%96%B1%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81

 

これまで金属アレルギーによって起こる汗疱についてはブログで纏めたことがあるのだが、その後私は、水疱や金属アレルギーにおいて一番疑わしいのはモリブデンではないかと考えていた。

 

myrtus77.hatenablog.com

モリブデンはキサンチンオキシダーゼの活性部位となる金属である。モリブデン原子に末端酸素(オキソ基)と硫黄原子、末端ヒドロキシル基が配位」している。

 

モリブデンは米や酢に多く含まれる。加工の仕方にもよるが、油揚げ等の大豆製品にもモリブデンは多い。いなり寿司で最も多く含まれるのはモリブデンである(https://calorie.slism.jp/200415/)。

 

さらに、大豆製品では含硫アミノ酸のシスチンが多く含有されている。モリブデンと硫黄から大豆製品ではキサンチンオキシダーゼが造られやすいのではないかと考えられる。

キサンチンオキシダーゼはプリン体から尿酸を生成する酵素であるが、これが活性酸素を発生させる。

 

また、白血球中の好中球も活性酸素を放出する。これに銅が関わっていると考えられる。大豆製品には銅も多く含有されている。

そしてこの銅が糖化されることで、大量の活性酸素が造り出され、細胞を傷害するという。

myrtus77.hatenablog.com

 

また、大豆製品はリジンよりアルギニンを多く含有する。アルギニンが過多となれば白血球中のリンパ球が活性化され、T細胞が暴走する。

この水疱はおそらく増えすぎたリンパ液なのだと思われる。

 

 

モリブデンが多く、シスチンが多く、アルギニンが多く銅が多いというのは、ニンニクにも言えることである。

 

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