風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

降圧剤を飲むと糖尿病になるというような、そんな単純な話ではないのだ。だから人の話を聞けよ医者!

ARB系の降圧剤を飲むのを止めて2か月後の検査で糖尿の値がかなり改善されていた。

医者が、「何かしましたか?」と尋ねたので、「いつもより運動をするように気をつけましたが」と夫が応えると、「それは偶然だ」と言ったそうである。

それで夫がモニターのデータを指差しながら「ここで糖尿の薬を飲むように言われましたが、3日後にもう一度来て、テルミサルタン(ARB系降圧剤)を飲むのを止めて様子を見させて下さいと頼んで、今回糖尿の値が下がったんです」と説明したという。しかしそれには何も返事がなかったらしい。

 

私は今回ストレスになってこちらの具合が悪くなりそうなので付き添って行かなかったのだが、降圧剤を飲むと糖尿病になるというようなそんな単純な話ではないので、前回は論理的に説明して分かって貰おうと思って付き添って説明しようとしたのだった。

しかし何を思い違いしているのかこの医者は、私のことをカルト宗教の信者のように、「ここは西洋医学で治療するところですからあなたの信じているようなことの話はしないで下さい」と言って私の話を遮ったのだった。

 

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ARB系の降圧剤はカリウムを血中に留めるのである。それによってナトリウムを細胞内に取り込み水分を細胞内に入れ、血液量を減らして血圧を下げるのだ。

細胞内という時、腎臓においては腎臓細胞に取り込まれれば再吸収されない限りそのまま尿中に排出されるということになる。

同じ陽イオンカリウムが血中に留められれば、ナトリウムは細胞内に入らなければならない。そして再吸収されなければ尿として排出される。

再吸収されるということは血中に取り込まれるということである。しかし、おそらくナトリウムはカリウムより原子量が小さいのでそのままの状態では細胞内に取り込まれやすく血中に出ることは難しい。そこで必要となるのがエネルギーである。

ところがカリウムを血中に留める働きをするARB系の降圧剤を飲んでいると、このエネルギーを造るということが難しくなる。これについては上記の過去記事で書いている。

 

安静に静かに暮らしているのなら問題はないが、運動をしようとしたり、体を動かさなくても頭を使って活動しようとすれば色々と不具合が生じる。

夫の仕事は牧師なので聖書の話をするために頭を使う。そこでエネルギーを造ろうとして甘いものを摂る。すると・・。このようにして糖尿へと至るのだ。

 

しかし今回の主治医はこれまで出会ってきた医者達の中で最低な奴である。糖尿の値が良くなったことを喜ぶどころか、何か余計なことでもしたのかというような言い草だったらしい。ここで病院と医者の名を書いても良いくらいだと思うのだが・・。

 

 

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