風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

新しい年第一弾は、今さらの「珈琲について総まとめ」

先ずは、荒川泰昭先生の〈「生命と微量元素」講座 〉から 

コーヒー豆に含まれるトリゴネリンは焙煎によりニコチン酸に変わるため、カップ一杯のコーヒー飲用で1~2 mg のニコチン酸を摂取することができ、エネルギー代謝を促進する効果がある。https://www.arakawa-yasuaki.com/course/brain-nutrient.html

ここに書かれている「カップ一杯のコーヒー」というのがドリップしたものなのかインスタントなのか分からないのだが、食品成分表によると抽出液100g当たりでのナイアシン量は0,8mg、インスタントコーヒーでは47mgと記載されている。

インスタントコーヒー100g当たりというのは、インスタントコーヒーの粉100g当たりということだと考えられるから、カップ一杯で使う粉は5g位だろうか?

 

「カロリーSlism」によると、コーヒーに一番多いのがナイアシンで150g(一杯)あたり1,2mgと記されている。次に多いのが、ビオチンで2,55㎍である(https://calorie.slism.jp/116045/)。

 

しかし、朝起きてすぐのコーヒーは血圧を上げて高血圧の人には良くないと言っているユーチューバーの方もいる。

さらに、

 カフェインは慢性的高血圧の重要な容疑者ではないようだ。カフェインはたまに飲む人の血圧を一時的に高める。いつも飲んでいる人の血圧も、とくに精神的なストレスのある場合には高めるが、血圧に対するカフェインの影響は長くつづかないし、高血圧の人の寿命を縮めることもないと、テキサス大学健康科学センターの研究者たちは主張している。

(略)

 しかし、あなたが精神的なストレス下にあるときは、カフェインは血圧を上げる。(略)

 高血圧の人、遺伝的に高血圧になる傾向のある人の場合、ストレスーカフェインの組み合わせは、より深刻だと、オクラホマ大学医学部教授のマイケル・F・ウイルソン博士はいう。

 高血圧のリスクの高い人にコーヒーを二〜三杯飲んでもらってストレスを生み出すテストをさせると、血圧がはね上がることを博士は確かめている。そのような人にストレスがあるときは、カフェインに対する副腎皮質の反応が異常に大きくなって血圧を上げるというのが博士の説明である。

 重要な点 高血圧の人のほとんどは、血圧のためにコーヒーを断つ必要はない。コーヒーは健康な人の血圧を高血圧ゾーンまで高めることはないし、高血圧の人の血圧も、通常、顕著に悪化させることはない。ハーバード・ヘルス・レターの高血圧についてのレボートはそう結論している。しかし、ストレスのあるときは、それにコーヒーが加わると、血圧を押し上げることになると、他の専門家はいっている。(ジーン・カーパー=著『食事で治す本 下』より)

 

最近は健康にいいと注目を集めているコーヒーだが、カフェインには副腎を刺激してコルチゾールの分泌を促す働きがあるため、とり過ぎは副腎の負担になる。(略)

健康な人は朝にコルチゾールが最も多く分泌されますが、副腎疲労の患者の場合、コルチゾールを分泌する力が弱っているため、朝からずっとコーヒーが手放せない人が多い。カフェインをとると一時的に元気になるからです。でも、効果が切れるとコルチゾールの出が悪くなり、逆に疲労感にさいなまれてしまいます。どうしてもコーヒーを飲みたければ量を減らしたり、1杯をお湯で薄くして分けて飲むといいでしょう(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18406870T00C17A7000000/?page=3

 

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