ビタミンE(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamine.html)
過剰摂取・副作用
・頭痛
・胃の不快感
・皮膚の痒み、ほてり、むくみ
・血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる
・骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れが高まる
ビタミンK(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamink.html)
不足・欠乏(原因)
・ビタミンEがビタミンKの働きを阻害する
不足・欠乏(症状)
・頭蓋内出血を起こす事がある
VKとVEは相反する働きをしているように思える。
体にいい、と言われがちのVEなのだが、過剰摂取するとVKの働きを阻害して脳内出血等を起こす危険性が考えられる。
マグネシウムは、同じ二価イオンのカルシウムと互いに作用し合って、血圧の維持に働いている。筋肉細胞中にカルシウムが入り込むと筋肉は収縮し、マグネシウムは逆に筋肉を弛緩させる作用がある。マグネシウムは、血管の平滑筋においてカルシウムの流入を選択的に抑制し、血管壁の収縮を妨げることで血圧を下げるため、高血圧の予防効果が期待されている。
(略)
マグネシウム摂取量は、カルシウム摂取量の約半分が理想的とされており、カルシウム/マグネシウム比が高いと虚血性心疾患の危険性が高まる。(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』)
カルシウムを摂りすぎると血管壁を収縮させ上の収縮期血圧を上げるだろう。このカルシウムに対して、マグネシウムは「血管の平滑筋においてカルシウムの流入を選択的に抑制し、血管壁の収縮を妨げることで血圧を下げる」と記されている。
しかし、マグネシウムを摂りすぎると筋肉の収縮が妨げられる。心筋が弛緩傾向に傾くと次第に下の拡張期血圧が高くなりうっ血性の心不全に陥ると考えられる。
しかも、「マグネシウムはカリウムの細胞内への取り込みを促進」(『しっかり学べる!栄養学』)するから、ナトリウムが細胞外(血中)に出て水分が引き出され血液量が増える。このことからも下の血圧が上がることになる。
また、マグネシウムの摂り過ぎでカリウムが細胞内に取り込まれることによって、尿量は少ないにも拘わらず頻尿となり、腎臓に負担がかかり、腎機能が低下すると考えられる。