風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

主治医に書いた手紙

 

お世話になっています夫、○○○○についてお願いがあります。

カルシウム拮抗薬とARB系の降圧剤を半量に減らしていただけないでしょうか。

 

カルシウム拮抗薬でカルシウムが細胞内に入れないと筋収縮がおこらず腸のぜん動運動が低下すると思います。

ARB系の降圧剤でカリウムが血中にとどめられ過ぎても筋肉の収縮がおこらないと思います。

カリウムが血中にとどめられてナトリウムが排出され電解質バランスがくずれると生命の維持ができなくなるのではないかと心配しています。

 

カルシウム拮抗薬とARB系降圧剤をのみつづけると微熱と腸閉塞をくり返すような気がします。

どうかよろしくお願い致します。

 

微熱が高熱となり腸閉塞を起こして点滴と抗生剤で一時良くなった後、また少し具合が悪くなったという5月7日頃、読んで頂くだけで構いませんのでと言伝て、主治医に手紙を書いた。

お願いしたようにして下さったかどうかは分からないが、その後、落ち着いている。

周りにどう思われようと、伝えないで亡くなって、後で後悔するよりはマシだと思った。