https://twitter.com/suzuki_takaya/status/1496139291076214795?s=20&t=I9mNdbc8P-sv7CEdJ0
ここを読むと、この方が言っておられる「免疫反応自体はすべて「自然」です」ということが理解できる。
— 猫祐物語 (@syodainekosuke) 2022年2月24日
「自然免疫」と抗体を作る「獲得免疫」とで区別して考えていた場合は、抗体を作るB細胞の働きは自然免疫ではなく獲得免疫だと捉えていたのだが・・。 https://t.co/NFGIkJ2djs
「自然免疫」がどういうものなのか、はっきりと摑みきれないでいた。
自然免疫には以下の白血球が関与しています。
単球(マクロファージに分化)
好中球
好酸球
好塩基球
ナチュラルキラー細胞
これらはそれぞれ違う機能をもっています。
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/15-%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%B3%BB%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%8D%E7%96%AB?ruleredirectid=24
獲得免疫には、以下の種類の白血球が関与しています。
リンパ球(T細胞とB細胞)
通常の獲得免疫反応は、B細胞(Bリンパ球)によってつくられた抗体が抗原に遭遇することで始まります。
そのほかに以下のものが獲得免疫に関与します。
樹状細胞
サイトカイン
補体系(抗体の有効性を高める)
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/15-%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%B3%BB%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6/%E7%8D%B2%E5%BE%97%E5%85%8D%E7%96%AB
この二つを見比べると、自然免疫は白血球の中の単球と顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)であり、獲得免疫はリンパ球(T細胞、B細胞)であることが分かる。
『目でみるからだのメカニズム』には、好中球が防衛第一線で活躍すると記されているので、このところずっと好中球などは自然免疫に入るのではないかと考えていたのだった。また、銅が欠乏すると好中球が減少するという情報を目にしていたので、銅が自然免疫に関わっていると考えていた。
銅はナッツ類に多く含有されている。
人類の最初は木の実などを採集する採集民族だったのではないかと思う。
リンゴ、ブドウ(レーズン)、西洋スモモ(プルーン)の乾燥したものなどにも銅が多い。
また、ナッツ類にはアミノ酸のアルギニンが極めて多く含有されている。アルギニンはT細胞を増殖させると記されている書物(生田哲=著『心の病は食事で治す』)があるから、ナッツ類は獲得免疫にも関わっていると言える。
ただ、ナッツ類を摂りすぎると、口唇ヘルペスやⅣ型アレルギーを引き起こしやすくなるので注意が必要だが・・。
やはりそこから植物を生え出でさせるのだから、栄養が豊富であるということだ。
神である主は、見るからに好ましく、食べるのに良さそうなあらゆる木を地から生えさせ、園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えさせた。
神である主は、人に命じられた。「園のどの木からでも取って食べなさい。(創世記2:9,16 聖書協会共同訳)
はじめに断っておきたいのは、免疫反応自体はすべて「自然」です。免疫系は「異物」を認識し排除するために進化をとげた系で、そのきっかけが感染であるかワクチンであるかの違いがあるだけです。ですので下に述べることと本質的に同じことは感染でも起こります。
— Takaya Suzuki MD, PhD (@suzuki_takaya) 2022年2月22日
こうやって親から受け継がれる抗体遺伝子は2種類しかないにもかかわらず、抗原に晒される前から既に想像を絶する種類の抗体を産生できるB細胞集団が生まれます。この現象(VDJリコンビネーション)を最初に明らかにしたのがノーベル賞となった利根川進先生の業績です。1976年。https://t.co/2tUiiZ7iNL
— Takaya Suzuki MD, PhD (@suzuki_takaya) 2022年2月22日