驚くかもしれません。色や形が似ている食べ物にはその臓器を補う効果があります。例えば腎臓には小豆。目にはニンジン。心臓にはトマト。肺にはパセリ。脳にはクルミ。探せばたくさんある。驚くべきは含まれている栄養素にも繋がりがあるということ。まさに大自然の恵み。自然界と体はリンクしている。 pic.twitter.com/J2xj2Nagn9
— ダイスケ@食と健康を伝える人 (@Daisuke_F369) 2022年5月18日
このツイートを拝見して、
「最後のビーツの写真も脳に関連しているということでしょうか?」とお尋ねして、
「ビーツは血液です!クルミと脳が同じ画像のため2枚目の右上下は別々です」という返信を頂いた。
それで、
「なるほど、分かりました。ビーツにはベタインという栄養素が含有されていると聞きます。これはアミノ酸のメチオニンをメチオニンに戻す働きをするようです。そして腎臓では電解質の調整に関わっていると思われます。血液に関わるというのは納得のいく答でした。ありがとうございました」と、返信してから、また考えていた。
悪性貧血を予防することから発見された水溶性のビタミンで、“赤いビタミン”、あるいはコバラミンとも呼ばれます。
ビタミンB12は葉酸と協力して、赤血球のヘモグロビンの合成を助けています。
ビタミンB群の仲間でB12とともに造血にはたらく水溶性のビタミンです。
不足すると、尿をつくる能力が衰えてむくみを生じます。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)
葉酸とVB12はメチオニンをメチオニンへと戻すために重要な栄養素だということは前から理解していた。葉酸とVB12が不足すると貧血を起こすということも頭に入っていた。しかし、メチオニンが血液へとダイレクトにつながるとは考えていなかった。
あるサイトで、「ウォルシュ博士は、…精神疾患においてはメチル化を促進するのはメチオニン、メチル化を抑制するのは葉酸だと結論した論文を発表」したと記されていたのだが、メチレーションのそもそもの元になるのがメチオニンだということなのだから、赤血球の合成においては元になるメチオニンが必要であると言えるだろう。
この、VB12と葉酸でメチオニンをメチオニンへと戻すのとは別に、ベタインがメチオニンをメチオニンへと戻す働きもしているということである。
ベタイン
元来はトリメチルグリシンのこと(テンサイ Beta vulgaris から得られたため命名された)だった。
(略)
また、遺伝的にホモシステインの代謝が上手くできずに、血中や組織中にホモシステインが蓄積する先天性ホモシステイン尿症の患者に対しては、医薬品としてベタインの1種であるトリメチルグリシンが経口投与で用いられる。これは、メチオニンが脱メチル化されて生成したホモシステインに対して、ベタイン-ホモシステイン-S-メチルトランスフェラーゼの基質にベタインがなることで、ホモシステインをメチオニンに再生することによって、蓄積したホモシステインを減らすことを目的としている[1]。
ただし、ベタイン投与の結果、メチオニンが異常に増加し、脳浮腫を誘発する場合があるため[2]、血漿中のメチオニンとホモシステインの濃度を適宜検査し、必要に応じて投与量を増減させる。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3)
私などは、VB12過多でメチオニン過多だから、「脳浮腫を誘発」して頭痛を起こすと考えられる。
メチオニンは肉、魚に多く含有されるが、メチオニンよりシスチンを多く含有するパン等の小麦製品に比べて、ご飯はシスチンよりメチオニンを多く含有する。私は無類のご飯喰いなのだ。
今年も届くといいな〜、ビーツ!