風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

VB1は熱に弱いと書かれているのだが・・?(アトピーとの闘い最終章)

舌の根も乾かぬうちに、こんな記事をアップします。

meromeropy77.hatenablog.com

ここを読むと、VB1は熱によって失われるが、VB2は失活しないことが分かる。
改めて、吉川敏一=著『ビタミン・ミネラル早わかり』を見てみると、どちらも水溶性だが、VB1は「熱に弱い」になっていて、VB2は「光に弱い」となっている。

 

こういう記事を書いたのだが、成分表を見ると、VB1は、豚モモ肉(皮下脂肪なし)の焼いたのでは生より増えている。茹でたのでは減っているのだが・・。

VB2では、焼いたのも、茹でたのも、生より増えている。

 

成分表でササミを見ても、VB2は茹でたのも焼いたのも生より増えており、VB1では茹でたのは生と変わらず、焼いたのでは増えている。

 

こういう矛盾はパントテン酸でも感じた事柄なのだが、パントテン酸の場合は、「動物性および植物性食品中に含まれるパントテン酸は…たんぱく質と結合したホスホパンテテインとして存在している。酸性、アルカリ性、熱には不安定であり、加熱調理や胃酸によって消化され、パントテン酸として吸収される」(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』)と記されていたので、加熱調理によってホスホパンテテインがパントテン酸となるから含有量が上がると理解できた。

 

しかし、VB1とVB2については良く分からない。

 

しかし又、成分表の記載を信じて、VB1を摂りたいときは豚肉を焼いて食べようと思う。

 

ニンニクに含まれるアリチアミン(ニンニク特有の臭気成分であるアリシンとビタミンB1が結合したもの)は、脂溶性で、腸管や細胞での吸収のよいことが知られている。(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』p155)

 

水溶性のが脂溶性になるなんて、こんなことも書かれているくらいだから、化学反応でどうにかなって、酵母の場合のVB1と豚肉の場合のVB1でも違ってくるのかも知れない。