風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

椎茸の戻し汁で・・?(リンクによるメモ)(アトピーとの闘い最終章)

dr-taira.comしいたけの戻し汁がメチレーションを抑制するのをご存じでしたでしょうか?

メチレーションコントロールに椎茸の戻し汁が使えます。

適温は5度です。冷蔵庫で保管しておいて料理に使用して下さい。

いろんな料理に使えると思います。

アンチエイジングヘルシー料理研究家としては・・・なににつかおうかな~。

 

では代謝との関係は・・・エリタデニンです。

椎茸のかさの部分に含まれるエリタデニンは、SAHを分解してホモシステインとアデノシンに代謝する酵素を抑制します。

 

その結果3つの影響がでます。

1,SAHが増える・・・SAHのメチレーション抑制作用により、メチレーションがダウン・・・低メチル化の方にはきついですが、ハイパーメチレーションの方にはお勧めです。ヒスタミン値を診ながら(クイズに出したSAMe服用時の注意点をよく理解し、偽りのヒスタミンにだまされないようにして下さい。→10月の各論セミナーで語ります。)

2,ホモシステインが減る・・・動脈硬化とも関係するホモシステインが減るのはいいのですが、ホモシステインから合成されるグルタチオン、硫酸、タウリンが減るのでそこも問題です。

3,アデノシンが減る・・・アデノシンの働きは催眠作用ドーパミン分泌抑制、AMPK活性化(癌抑制)、アデノシンが分解されるとリウマチではひどくなる、抗てんかん作用、偏頭痛で高いなどが知られており、これらでアデノシンが低下する場合に問題がある方は気をつけて下さい。

 

さらにエリタデニンにより増えたフォスファチジルエタノールアミンが、Δ6デサチュラーゼが抑制されるためリノール酸代謝を抑制します。同時に同じ酵素代謝されるαリノレン酸も抑制されます。

これらに影響を受ける方も気をつける必要があります。

 

 

椎茸の戻し汁、今朝も飲ませちゃったよ。昨夜なかなか寝つけなかったって言ってたのに。

 

中枢神経の中核である大脳に対し、アデノシンが及ぼす最たる作用は誘眠効果である。疲労に伴い体内で産生されたアデノシンが脳内のアデノシン受容体に結合すると、覚醒を維持しているヒスタミンの放出が抑制されるため、眠気を及ぼす。なお、パーキンソン病においては大脳基底核に存在するアデノシン受容体のうちA2aに属する器官がドーパミン欠乏による不調をきたしており、この改善が病状緩和に繋がることが知られている[7][8]。

カフェインはアデノシン受容体をブロックする、アンタゴニストの1つである[9]。さらにカフェインは血液脳関門も突破するため、脳内でも作用する。したがって、カフェインによって、アデノシンの生理作用は抑制される。例えば、エリタデニンなど、カフェイン以外のアデノシン受容体のアンタゴニストでも、同様にアデノシンの生理作用は抑制され、加えて、血液脳関門を突破する場合には、脳内でのアデノシンの生理作用も抑制する。

S-アデノシルメチオニンは、アデノシンのリボースの5位の炭素に、メチオニンの硫黄が結合し、硫黄が正電荷を帯びた分子である。ヒトなどで、メチル基の供与体として知られる。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%87%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%B3