風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

ワクチンの保存剤に使われる有害物質の解毒にセレン!しかし・・

セレン(セレニウム

肝臓と腎臓に多く存在
毒性が強く、必要量と中毒量の差が小さいため、サプリメントの摂取には注意が必要

働き・効果
甲状腺の生理活性を高める
有害ミネラルの排出、水銀、カドミウム中毒を防ぐ

過剰摂取・副作用
免疫抑制 

https://ipidiw.co.jp/nutrition/selenium.html

 

セレンに記載されている「有害ミネラルの排出、水銀、カドミウム中毒を防ぐ」という働きは、含硫アミノ酸シスチンと結合したセレノシステインとしての働きだろうと思われる。

 

シスチン

 含硫アミノ酸(イオウを含む)のひとつで、…オートミール、小麦粉などに含まれます。

(略)

 さらにシスチンには、顕著な解毒作用があります。体内で代謝されるとイオウを出し、ほかの物質と反応して解毒作用をするのです。銅などの有毒金属や喫煙、飲酒などによって生じるフリーラジカル活性酸素。細胞を傷つけ、病気をひきおこす)から、からだを守ります。

 治療を目的としてある程度の量を摂取すれば、X線放射線の害も防げることがわかっています。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)

 

ワクチンにはアジュバントと言われる免疫賦活剤や保存剤、安定剤などが構成物として入れられているようである。アルミニウムはHPVワクチンで問題になったと思うが、その他のワクチンでは保存剤として使われる水銀も問題になっているようである。

2017/3/25
第3回 予防接種基礎講座
ワクチンの種類とその構成物・開発状況
国際医療研究センター 国際感染症センター 山元 佳

講義の目的
安全かつ効果的なワクチンの実践に求められるワクチンの特性や構成物についての知識を与えること

(略)

チメロサールとは何か?

有機水銀(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)
 水俣病の原因になったメチル水銀と比べ体内に蓄積しにくい

• 優れた殺菌作用を有し、保存剤として使用

• Bernardの仮説
 「自閉症の増加は、ワクチン接種の増加ひいてはチメロサールの使用量増加によるものではないか?」→2001年の米国医学協議会:使用抑制勧告

• 上記勧告をもとに欧州、WHO(日本も)でチメロサール使用抑制

• 2004年米国医学協議会→自閉症チメロサール含有ワクチンとの関連を否定

• ワクチンで約5μg(参考:日本人の平均的な総水銀摂取量 7-10μg/day)

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000167046.pdf

 

これらのことから、ワクチン接種で不具合が生じた場合に、摂取する食材として考えられるのはセレンとシスチンを多く含有する食材だろうと思われる。

フードカタログ(https://wholefoodcatalog.com/)によると、シスチンを多く含む食品の一位は小麦たんぱくで、二位が大豆たんぱくとなっている。

セレンは魚介に多く含有されるミネラルだが、マカロニなどの小麦製品にも多く含有されると思われる。

 

私はここで、味噌に着目したいと思う。

伊藤翠=著『放射性物質から身を守る食品』


これは、東日本大震災の後、福島で夫が買ってきた本である。

 

こんなことまで書いてある。



シスチンが多いとされる大豆製品の中で、豆味噌はメチオニン>シスチンなのだが、セレン含有は米味噌、麦味噌に比べて多く含有されている。

娘は味噌汁が好きで、「日本人のソウルフードだ」と常々語っているが、やはり色々な意味で日本人の体は味噌、醤油、糠漬け等の発酵食品によって守られてきたのではないかと思える。

発酵食品に話が逸れたが、セレン・シスチン食材で有害物質の解毒ができるのではないかということなのである。

 

ただ、ここで注意が必要なのは、「毒性が強く、必要量と中毒量の差が小さいため、サプリメントの摂取には注意が必要」と書かれていたように、セレンの摂り過ぎで弊害も起こるということである。

 

この弊害は、VB2に関わっていると考えられる。

meromeropy77.hatenablog.com

呼吸器粘膜を正常化するので、呼吸器系の疾患の治療には不可欠です。

 

セレンを摂り過ぎて甲状腺機能が亢進され過ぎれば、VB2が活性型に変われないということである。VB2が活性型に変わらなければ様々なところで弊害が起きてくる。副腎皮質ホルモンの合成が出来ずストレスやアレルギー反応に対応できない。電解質バランスの調整ができない。メチレーション回路での葉酸の働きを助けることが出来ない(ホモシステインの蓄積)等。

 

さらに、VB2は呼吸器粘膜の正常化に働くので、コロナウイルスとの闘いに必須だと考えられる。よって、セレンの摂り過ぎによってVB2が活性化されないと感染症と闘えない(免疫抑制)ということになる。

 

そしてもう一つ、シスチンの摂り過ぎで、銅などの微量だが重要なミネラルが排出され過ぎるのではないかという懸念である。

 

つまり、摂取する時とバランスが大事!なのだ。

 

また、ワクチンのアジュバントに使われるアルミニウムの排出については亜鉛が重要になってくると思われる。

亜鉛が欠乏すると、脳では前述のような脳神経情報伝達系の調節が不可能となり、学習記憶障害や嗅覚障害、味覚障害などの感覚障害を誘発する。亜鉛欠乏に伴って脳内微量金属は著しく変動する。とくに、海馬においてはアルミニウム、嗅覚系(嗅球、嗅上皮など)においてはカルシウムの著しい蓄積が観察される。

荒川泰昭「生命と微量元素」講座(https://www.arakawa-yasuaki.com/course/brain-signaltransduction.html)より

 

myrtus77.hatenablog.comひとしきり発熱の仕組みについて講釈を垂れて、「熱を出して闘おうとしている時にセレンの多い卵なんかを食べると、闘えなくなるんだよねと話すと、「滋養があると思って、卵ばかり食べてた」と言う。

 

 

myrtus77.hatenablog.com