VB1を摂ってもVEを摂ってもすっきり肩凝りが治らないので、何だろうと思って、思い出した。一つはナイアシンの摂り過ぎ、もう一つは炬燵の上でパソコンを開いているせいだ。
乳酸脱水素酵素は乳酸とピルビン酸との相互変換を触媒する。このとき、NADHとNAD+の相互変換も同時に起こる。ピルビン酸の乳酸への変換は、酸素の欠乏に関わらずに起こり、糖が増えれば乳酸が生成する方向の反応が進む。解糖系のバランスを取る重要な反応である。この逆反応が肝臓のコリ回路において行われている。
(略)
LDHの遺伝子に変異が起こると、乳酸脱水素酵素サブユニット欠損症となる場合がある。サブユニットAの欠損症では、主に肝臓や横紋筋での機能が損なわれる。その結果コリ回路の機能が妨げられ、疲労や痙攣、筋肉痛を起こしやすい。強度の運動によって横紋筋融解症となり、その結果腎不全を引き起こすこともある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E9%85%B8%E8%84%B1%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E9%85%B5%E7%B4%A0
これに亜鉛が関わっている。
私たちの体内で、「亜鉛:Zn」を必要とする酵素は300以上あります。
ALP(アルカリフォスファターゼ)
LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ)
DNAポリメラーゼ
などが代表的なものですが、そのほかに、インスリン合成や膵β細胞からのインスリン放出にも関係しています。
蛋白合成全般に亜鉛は必要不可欠です。(https://www.lukesashiya.com/blog/2017/04/post-156.html)
ナイアシン過多で亜鉛が足りないと、ピルビン酸が乳酸に変換されたまま蓄積して、ピルビン酸に戻らないために不具合が生じると考えられる。
長い間、乳酸が疲労を起こすと考えられてきましたが、最近では、乳酸が多くつくられることで乳酸の生成過程で発生する水素イオンの影響により身体が若干酸性に傾くこと、エネルギー源である筋グリコーゲン(糖)の蓄えが少なくなることが筋肉疲労の原因と言われています5)。https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/nyusan.html
筋肉の伸び縮みは、血液の循環を促し、全身に酸素や栄養を届けるポンプのような役割を果たしています。しかし、肩の筋肉に負担をかけると、筋肉が硬くこわばって血管を圧迫し、血行が悪くなってしまいます。すると、乳酸などの疲労物質が蓄積し、これが神経を刺激して、こわばりやだるさ、重さといった肩こり特有の症状を引き起こすのです。肩こりが慢性化すると、痛みの症状にまで発展し、それがさらに筋肉の緊張を助長して血行が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。https://www.healthcare.omron.co.jp/pain-with/shoulder-pain/cause-stiff-shoulders/
最後のリンクはちょっとおまけのような・・。