風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

パントテン酸による接触性皮膚炎の改善(アトピーとの闘い最終章)

パントテン酸https://ipidiw.co.jp/nutrition/pantothenic-acid.html
働き・効果
・副腎の機能を助け、副腎皮質ホルモンの合成を促す
接触皮膚炎、急・慢性湿疹、弛緩性便秘の改善
ストレプトマイシン、カナマイシンによる副作用の予防・治療

 

パントテン酸が副腎皮質ホルモンの合成を促すことは知っていて、これまでアトピー治療のためにこの栄養素を第一に考えてきたのだが、接触性皮膚炎の改善」には思い至らなかった。

つまり私は、Th1とTh2の違いをⅠ型アレルギーとⅣ型アレルギーの違いとして捉えようとしてヒスタミンを抑えることにばかり目を向けていたので、パントテン酸接触性皮膚炎の改善に働くとは考えもしなかったのである。

しかし、制御性T細胞(ヘルパーT細胞の一種)とTh1とTh2についてをまとめて、アレルギー全般がTh2の働きであると理解したので、ここに繋がった。

 

例えば、パントテン酸食材を摂り過ぎていると目に物貰いが出来るという場合がある。

これは副腎皮質ホルモンの合成によって、自然免疫(Th1)が抑制されて細菌に感染しやすくなるということであろう。

 

ステロイド薬はTh1、Th2のいずれをも制御するが、自然免疫、すなわちTh1の抑制作用が強い。このため急性炎症の鎮静化には優れるが、長期使用を行えばTh2反応へのシフトが起こり、アレルギー疾患憎悪の方向に働く可能性がある。(『ステロイド外用薬パーフェクトブック』)

 

ステロイド、つまり副腎皮質ホルモンは、「Th1、Th2のいずれをも制御するが、自然免疫、すなわちTh1の抑制作用が強い」からだ。

しかし、「Th1(自然免疫)、Th2(アレルギー反応)のいずれをも制御する」のである。だから、「副腎皮質ホルモンを合成するパントテン酸はアレルギー反応である接触性皮膚炎も改善する」、と言えるのだと思う。

 

やはりステロイド薬の長期使用によって接触性皮膚炎を起こした場合は、ステロイド薬の使用を中止して、直ちにパントテン酸食材等を摂って、副腎皮質ホルモンを体自体で合成できるようにしなければならない。

 

また、接触性皮膚炎を暴走させないために控えていたアルギニン食材も、リジンとの含有比を考えながら徐々に取り入れて、自然免疫をも回復させなくてはならない。感染症と闘うためにも。

 

 

 

 

 

 

制御性T細胞(ヘルパーT細胞の一種)とTh1とTh2について(リンクによるメモ)

ヘルパーT細胞が持つ2つの顔

(略)

一方の「Th2」細胞は、ダニやカビ、花粉などのアレルゲンに反応します。

B細胞を活性化させて、抗原を退治するため抗体をつくります。
その際、指令物質として、「Th2細胞」からは「IL-4(インターロイキン4)」が分泌され、B細胞に抗体を作るよう指示を出します。

免疫バランスが崩れ、Th2細胞が過剰になるとアレルギー症状が起こるのです。

しかし本来、体は、どちらか一方の反応が過剰にならないように、それぞれの細胞から分泌される「IFN-γ」と「IL-4」のサイトカインがお互いの働きを抑制し合うようにも働いています。そうして、Th1細胞とTh2細胞による獲得免疫のバランスは保たれているのです。http://immubalance.jp/about/immunity-5/

 

 免疫反応は有害な病原体を排除するために重要ですが、炎症反応を伴うので適切な時期に終息しないと、自分自身の体を攻撃することになります。そのために、免疫系には免疫応答を抑制制御する様々なしくみが備わっています。例えば、免疫応答が終わる際には大部分の抗原特異的免疫細胞はアポトーシスと呼ばれるプログラムされた細胞死が誘導されたり、制御性T細胞と呼ばれる免疫反応を抑制する免疫細胞が働いたりします。制御性T細胞は、また、自分自身の蛋白質(自己抗原)を認識する免疫細胞を不活性な状態(免疫寛容)のままに維持する重要な役割も果たします。

(略)

 免疫システムは我々の身体を多種多様な病原体から守っています。病原体は、細菌・ウイルス・寄生虫・真菌、さらにその中にも数限りない種類が存在します。それら異なった種類の病原体を排除するために、生体は炎症などを伴う適切な免疫反応を作動させますが、その司令塔としての役割を果たしているのがヘルパーT細胞(CD4陽性T細胞)です。ヘルパーT細胞は胸腺で生まれ、胸腺の外(末梢)に出て身体を循環し、身体に侵入した病原体の種類に応じてTh1、Th2、Th17の3種類のいずれかの炎症を引き起こすエフェクターT細胞に分化し、それぞれの病原体の排除に最適な免疫反応を誘導します。一方、免疫反応は適切な時期に終息しなければなりません。また、自己のたんぱく質や食物には反応してはいけません。もし異常に免疫系が活性化され続けたり、自己のたんぱく質や食物や花粉などの無害な物質と反応すると、関節リウマチや炎症性腸疾患などの自己免疫疾患や花粉症などのアレルギーを引き起こします。そこで、ヘルパーT細胞のなかにはエフェクターT細胞を抑制し免疫反応を適切に制御するT細胞、制御性T細胞(Treg)が存在します。Tregはさまざまなメカニズムで免疫反応を抑制し、生体の恒常性(ホメオスターシス)の維持に重要な役割をはたしています。Tregの異常はエフェクターT細胞の過剰な活性化を招き、自己免疫疾患やアレルギー性疾患を引き起こします。逆にTregを人為的に増強できればそれら疾患の治療に結びつくと考えられます。また臓器移植の拒絶反応にもエフェクターT細胞が寄与しており、Tregの増強は臓器移植の拒絶反応の抑制にも効果的であると考えられています。しかしTregそのものがどのように発生するのかは長らく不明で、Treg発生のメカニズムの解明は現代免疫学における大きな課題の1つでした。(抜粋)

https://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/result/04.html

 

ステロイド薬はTh1、Th2のいずれをも制御するが、自然免疫、すなわちTh1の抑制作用が強い。このため急性炎症の鎮静化には優れるが、長期使用を行えばTh2反応へのシフトが起こり、アレルギー疾患憎悪の方向に働く可能性がある。(『ステロイド外用薬パーフェクトブック』)

 

 

 

 

 

 

ステロイド薬中止によるカポジ水痘様発疹症とティートゥリー精油(アトピーとの闘い最終章)

 アトピー性皮膚炎(AD)患者が急にステロイド外用薬を中止すると、いったい何が起こるのだろうか? これを、実際の症例を用いて検討することは倫理上不可能である。しかし、患者自身による偶発的なステロイド薬中止がもたらす病態は、通院が不規則になったステロイド忌避の患者に時にみかけるため、その際に出現する病態について知っておくことは極めて重要である。

 カポジ水痘様発疹症は、そのような経過で主にAD患者に発症するウイルス感染症の代表的疾患である。(略)皮膚科医なら、このような体験をしない医師はいないはずである。この経過をみても本症がステロイド薬の中止と密接に関連して生じていることは明らかであろう。しかし、そのような臨床家の印象とは裏腹に、この病態は長い間単なるヘルペスウイルス感染症と考えられてきた。(略)

 カポジ水痘様発疹症(KVE)という診断名は、臨床の現場ではなお幅広く使われているが、厳密に言えば現在この診断名が使われている病態は、KVEというよりもむしろ疱疹状湿疹(EH)と呼ぶほうが正しい。なぜなら、本来KVEはアトピー性皮膚炎(AD)だけでなく乾癬、酒さ、天疱瘡、(略)など幅広い疾患に生じた、汎発性の単純ヘルペスウイルス(HSV感染症を指す幅広い疾患概念だからである。それに対し、EHはより狭義で、ADや湿疹病変のある個体に生じた汎発性のHSV感染症のことを指す。(略)

 KVEは通常AD患者に(略)一般に、健常人ではHSV感染の多くは子どもの頃に生じ、その際の症状は歯肉口内炎の像を呈する。その後感冒疲労の際に再活性化するが、その多くは部位がきわめて限局しており、口囲〜口唇およびその周囲に小水疱の集簇する局面としてみられる。(『ステロイド外用薬パーフェクトブック』p167~p169)

 

これに先立つ「KEY POINTS」には以下のように書かれている。

 

アトピー性皮膚炎患者に対するステロイド外用薬の中止がもたらすもっとも重篤な病態がカポジ水痘様発疹症である。

この病態は一種の免疫再構築症候群に近い病態で、急速に回復する免疫反応により生じた一種の感染症様症状である。

ステロイド外用薬の急速な中止による炎症反応の増大に対抗して制御性T細胞が増加してくることが潜伏ウイルスの再活性化をもたらすと考えられる。(『ステロイド外用薬パーフェクトブック』p167)

 

口の周りに小さな水疱が出来ていると娘が言うので、これを疑った。

「ウイルス性のものだから触ってはいけない、つぶすと拡がる」と注意する。

 

ティートゥリー精油は抗ウイルス作用、免疫調整作用を持つのでヘルペスウイルスにも良いと考えられるが、ステロイド薬の使用で接触性皮膚炎を起こしているので、皮膚に直接塗布することは避けたい。

そこで、ティッシュ精油を落として部屋に置くことにした。

ティートゥリーに含まれているテルピネン-4-olには副交感神経強壮作用もあるので、このところ眠りにくかった娘にはこの方法が良いかもしれないと考えたのだが、まあまあ眠れたということであった。

 

この時は、シナモンのハーバルウォーターにティートゥリー精油を合わせた。シナモンも抗ウイルス作用を持つが、ハーバルウォーターは精油より香りが優しくて良い。

 

ティートゥリー(Melaleuca alternifolia)
処方例 唇・口腔のヘルペス(『NARDケモタイプ精油事典』)

 

 

さて、このステロイド外用薬パーフェクトブック』ではこの後、治療をどうするかという展開になっているのだが、ステロイド薬の使用によって新たな病態を引き起こしているにもかかわらず、これを抑えるためにステロイド薬の投与が必要だとして、このように言っている「かく言う筆者にしても、明らかな感染症のある患者にステロイド薬の多量投与に踏み切るには相当の勇気が必要である」。

愚かとしか言いようがない。

ステロイドホルモンは外から入れると体はホルモンが足りていると錯覚して作らなくなるから、ステロイド薬を止めるとホルモンが足りなくなって激しいリバウンドを起こすということを皮膚科の医師達は知らないのだろうか?そんなはずもないと思うが・・?

副腎皮質ホルモンを合成する栄養素を摂らなくてはいけない。

 

また、セレンの働きと効果に「ヘルペスの改善」(https://ipidiw.co.jp/nutrition/selenium.htmlと書かれたサイトもある。

 

 

 

この本には、ステロイド薬の長期使用で接触性皮膚炎が生じると書いている。そしてその通り、娘は接触性皮膚炎を引き起こしたので、ステロイド薬を中止した。

 

接触性皮膚炎というのは、Ⅳ型アレルギーに属する。Ⅳ型アレルギーはT細胞が活性化されて起こる(『病気の地図帳』)。そしてT細胞はアミノ酸のアルギニンによって増殖(『心の病は食事で治す』)するのである。

 

もう一つ、口唇ヘルペスはアルギニンを控えリジンを摂ることで治まる。

リジン(https://ipidiw.co.jp/nutrition/lysine.html
単純疱疹(ヘルペス)の予防

 

アルギニン(https://ipidiw.co.jp/nutrition/arginine.html
アレルギー、気管炎症、ぜんそく、肝硬変、精神分裂症、統合失調症ヘルペスウイルスなどのウイルスに感染している場合、摂取は控える

 

meromeropy77.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

皮無し鶏モモ肉(パントテン酸食材)とセレン(アトピーとの闘い最終章)

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これまで鶏モモ肉は痒みを抑えるためのパントテン酸食材として使ってきた。

鶏モモ肉に多く含有されるビタミン・ミネラルは、皮無し、皮付き共にビタミンKとセレン。

が、成分表を見ると、パントテン酸量は生では皮無しの方が高い。

若鶏で比較すると皮無しの焼いたものが最もパントテン酸量が高い。次が皮付きの焼いたもの。茹でたものでは、皮無しの方が皮付きよりも含有量が減っている。これはパントテン酸が煮汁に溶け出すためだと考えられる。

セレンについては生では皮無しの方が高いのだが、皮無しの茹でたものと焼いたものでは表記されていない。唐揚げではどちらも25㎍となっている。

ビタミンKでは、皮付きの茹でたものが最も多く含有されている。鶏モモ肉はパントテン酸食材として摂ってきたのだが、おそらくこのビタミンKもアトピーの炎症を抑えるために働いていただろうと思われる。

meromeropy77.hatenablog.com

 

セレンを摂り過ぎて甲状腺機能が亢進気味の時は、鶏モモ肉でも皮無しを使うのが良いかと思う。

 

meromeropy77.hatenablog.com

タンパク質
イエローストーン国立公園では、熱水の中で生育する細菌が発見されている。このような高温環境で生きられる生物のタンパク質にはどのような特徴があるか、全貌は解明されておらず、外見上も他のタンパク質と差は認められない。分析の結果、熱に弱いアミノ酸アスパラギンシステインメチオニンなど)の含有量が比較的少なく、逆にプロリンが多く含まれていることが判明した。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA

水に溶け出すのではなく、セレンは熱によって気化するのではないだろうか?

皮の無いものを煮炊きすると気化しやすいと考えられる。

逆に鯛などを成分表で見ると、皮付きの焼いたものにセレンが最も多く、次が皮付きの水煮、そして皮付きの生に含有されている。皮無しの刺身では含有量が最も低い。

皮に守られる?のかと思う。

卵では生の卵黄にセレンは最も多く含有されている。セレンを摂りたい場合は生の卵黄を摂るのが良い。卵白では生より茹でたものに多い。

卵に含まれるシスチンの値を見ると、卵黄では生に多く、卵白では茹でたものに多い。

セレンはシスチンにくっついてセレノシステインとして存在しているので、シスチンの増減に関連しているのだと思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

挽き割り納豆という新兵器!(アトピーとの闘い最終章)

ブログの流れとしてはここで「メチオニン」について纏めたいところなのだが、これが手強くてなかなかまとまりそうにないので、「挽き割り納豆」についてまとめておく。

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納豆については、体に「良い」と「悪い」を行ったり来たりしていて、「もう納豆は一生食べなくて良い!」とか吠えていたのだが、挽き割り納豆という新兵器を見出したので、このところまたぼちぼち試している。

 

これまで(夫に至っては長年)食べてきた納豆にはモリブデンやセレンが多く含有されている。糸引き納豆に多いビタミン・ミネラルは、モリブデンとVK。(https://calorie.slism.jp/104046/

 

セレン食材を摂り過ぎて甲状腺機能が亢進し痩せていく娘に、これまで食べさせていた糸引き納豆はダメだと考えて、食べないようにしていた。

ところが、アルカリに傾いた体を酸性に戻すためにナイアシン食材を摂っていると痒みが生じるようになった。そこで、もう一度パントテン酸食材を見直すことにした。そこで見つけたのが、挽き割り納豆だったのだ。

 

成分表で見ると挽き割り納豆には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの記載がない。カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算で検索をかけても、挽き割り納豆にはこれら四つの栄養素が出てこない。加工の過程でこれらの栄養素が落ちるのではないかと思われるが・・。

 

挽き割り納豆で一番多いのがVKで次がパントテン酸https://calorie.slism.jp/104047/なので、パントテン酸食材として朝食で取り入れることにした。

 

ただ、ちょっと気になるのが、糸引き納豆よりVKも増えているのだが、カリウムも多いという点。パントテン酸カリウム、あるいはここにVKが合わさるとナトリウムが阻害されるのではないかと思われる点が気になるところである。VKの摂り過ぎで「呼吸困難」が生じると記載されたものも2、3見受けられる。

私は普段、朝食べないのだが、日曜は礼拝中お腹がグーグーなるとうるさいので、何か少し食べるようにしているのだが、昨日、娘の使い残した納豆にご飯を入れて食べたところ、礼拝中息苦しくてだるくて具合が悪くなった。

ビタミンKについてはちょっと良く分からないのだが、炭水化物とパントテン酸カリウムが合わさるとエネルギー合成が活性化されるのではないかと思う。そこでナトリウムが消費されナトリウム欠乏となると息切れ等が起こるのではないだろうか?

低ナトリウム血症で、「呼吸困難」、「意識障害」、「最悪の場合は死に至る」と記されている(https://ipidiw.co.jp/nutrition/natrium.html)。

これがVKとどう関わっているかはもう少し調べてみないと分からないが・・。

 

よって、納豆を食べるときには塩気のあるチーズ等を合わせるのが良いということになる。また、納豆はカルシウムよりマグネシウムの方が多いので、マグネシウムよりカルシウムの多いものを合わせるのが良い。

 

また、このところ皮膚を作るためにアルギニンよりリジンの多いものを、シスチンよりメチオニンの多い物を摂らせるようにしているのだが、納豆は、大豆製品にしては珍しくアルギニンよりリジンが多い。含硫アミノ酸ではメチオニンよりシスチンの方が多いのだが、これもチーズとの組み合わせで補うことが出来るのではないだろうか?

 

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挽き割り納豆とスライスチーズのホットサンド。トースターでなく、電子レンジで温めて・・。

 

 

 

 

 

 

メチオニン、コリンに関連して(リンクによるメモ)

S-アデノシルメチオニン(S‐adenosylmethionine、SAM、SAM-e)とは、アデノシンとメチオニンとから生体内で合成される生体内物質である。補欠分子族の一種でメチル基供与体として作用する。活性メチオニン(active methionine)とも呼ばれる。略号はSAMまたはAdoMet。

アデノシンとメチオニンとはメチルスルホニウム結合を介して連結しているが、このメチルスルホニウム結合は高エネルギー結合であり、このメチル基がコリン・クレアチニンなどのメチル化合物生成に利用される。メチル基を失ったS-アデノシルメチオニンはS-アデノシル-L-ホモシステイン(SAH)となる。

(略)

一度SAMがコリンにメチル基を提供すると、クレアチンカルニチン、DNA、転移リボ核酸ノルアドレナリンおよび他の化合物の生成の際にS-アデノシル-ホモシステイン(SAH)に変換される。通常の状況の下では、ホモシステインはビタミンB6、ビタミンB12葉酸(SAMの主な補因子)が存在する状態で、最終的にはメチオニン、SAM、またはシステイン、グルタチオン、その他の有用物質に変換されて出てくる。これらのビタミンが十分な量が存在しない場合、SAMはしっかりと分解しないことがある。結果として、十分な利益が得られず、またホモシステインが危険なレベルに増加する可能性がある。

高レベルのホモシステイン動脈硬化(動脈の硬化や狭窄)と結びついており、同様に心臓発作、脳卒中、肝臓の損傷、場合によりアルツハイマー病のリスクの増加させる。したがって、SAMと一緒にしばしばビタミンBサプリメントが飲まれる。これらのビタミンはホモシステインを他の有用な化合物へ代謝させるのを助ける。[21] SAMの副作用が不眠症であるという別の報告がある:したがってサプリメントは多くの場合午前中に飲まれる。[13]軽度の副作用の他の報告では、食欲不振、便秘、悪心、口渇、発汗、および不安・神経過敏を含んでいるが、これらの副作用はプラセボ比較試験でプラセボ群中でもおよそ同じ発生率で生じる。一部の利用者はわずか50ミリグラム/日で不安の増加を報告している。

SAMに関する広範囲なMEDLINE検索で、ケーガンは非経口のSAMで治療された15の治療から1人の患者の躁病の誘導を発見した。同じレビューで、リピンスキーは、双極性障害(計9のうつ病患者の調査であった)の2人の患者に躁病の明らかな誘導を発見した。[22]躁も鬱も、寛解の後でさえもせん妄を引き起こす可能性があり、命にかかわる状態となりえる。[23] 抗うつ薬は概して、躁鬱病の人に躁病あるいは軽躁病を誘発する懸念がある。

SAMはインスリン抵抗性を減らす。[25]このことは経口血糖降下薬と併用されたとき、低血糖につながる可能性がある。(https://ja.wikipedia.org/wiki/S-%E3%82%A2%E3%83%87%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%83%B3

 

 

脂質系栄養素:コリンの普及に際し、アメリカの現状から

100 g 当たりで総コリン量の最も高い食品は、牛レバー (418 mg)、鶏レバー (290 mg)、卵 (251 mg)、小麦胚芽 (152 mg)、ベーコン(125 mg)、乾燥大豆 (116 mg)、豚肉 (103 mg) である。Bet はまた、メチル供与体に対してコリン利用を節約すると考えられている。100 g 当たりで最高の Bet 含量を持つ食品は、小麦ふすま (1505 mg)、小麦胚芽 (1395 mg)、ホ ウ レ ン ソ ウ ( 7 2 5 m g ) で あ る

コリンは、アセチルコリン、リン脂質、メチル供与体ベタインの前駆体として機能する。コリンに対する目安量(AI)を算定するために用いた第一条件は血漿ラニンアミノトランスフェラーゼ量測定によって評価された肝臓障害予防である。コリンの成人に対する AI は男性で 550 mg/ 日で、女性で 425 mg/ 日である。これは、食品や食品サプリメントからのコリン摂取の典型的な概算とはならない。なぜなら、食事中のコリンは、遊離のコリンで利用され、Pcho、PC、GPC、SM のようなエステルとして結合されている。コリンの大量摂取による危険な有害作用は血圧低下であり、それと共にコリン作動性副作用に基づく原因が確認されているもの (例えば、発汗と下痢)および魚臭様体臭がある。成人に対する上限摂取許容量 (UL) は 3.5 g/ 日である

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jln/26/1/26_89/_pdf

 

  

トリメチルアミン
魚類は、浸透圧調節作用を持つ成分として、トリメチルアミン-N-オキシド (TMAO) を持ち、還元されることでトリメチルアミンとなる。トリメチルアミンは魚が腐敗したときの臭いの原因の一つである。

食品中に含まれるレシチン(コリン)が一部の腸内細菌によりトリメチルアミン(TMA)に代謝され、さらに肝臓においてFMO酵素によりTMAOへと代謝され、これがマクロファージを変化させアテローム動脈硬化などの心血管疾患に結びついているとする論文[3]がある。また赤肉などに含まれるカルニチン同様に腸内細菌 - 肝臓代謝を経てTMAOとなりこれがアテローム動脈硬化のリスクを高めているという報告[4][5]もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%B3

 

 

高濃度の塩化ナトリウム (NaCl) や尿素などにさらされる哺乳類の腎髄質 (renal medulla) ではソルビトール、ベタイン、イノシトールタウリンやGPCなどが主にオスモライトとして利用されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88

 

 

その他、リシンはカルニチンの前駆体である。メチオニンはコリンの前駆体である。クレアチングリシン、アルギニン、メチオニンを材料に合成される。ヘムのポルフィリンはグリシンを材料に合成される。タウリンシステインから作られる。グルタチオンはシステイングルタミン酸グリシンからなるトリペプチドである。一酸化窒素(NO)産生の材料はアルギニンである。きりがないからこの辺でやめよう。

 

 

クレアチニン(Cr)はクレアチン代謝最終産物で,クレアチンから非酵素的にH2Oが取れた無水物である。
クレアチンは,グリシン(G),アルギニン(Arg),メチオニン(Met)の3つのアミノ酸から肝や腎で合成され,その大半はクレアチンまたはクレアチンリン酸として骨格筋に保有されている。筋肉細胞内では,クレアチンリン酸からCK反応によってATPが生成し筋収縮活動に利用され,その代謝産物として生成したクレアチンからクレアチニンが産生される。
血中非蛋白性窒素化合物の一つであるCrは腎糸球体から濾過され,ほとんど再吸収されることなく尿中に排泄される。したがって血中Crの測定は,腎での濾過機能の指標となり,そのクリアランスは腎機能を評価する上に有用である。https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000750123

 

 

アミノ酸から合成される主な含窒素化合物のまとめ

プリン塩基←グルタミン+グリシンアスパラギン酸

ピリミジン塩基←グルタミン+アスパラギン酸

セロトニンメラトニンナイアシンNADトリプトファン

γ-アミノ酪酸(GABA)←グルタミン酸

ドーパミンノルアドレナリン、アドレナリン←チロシン

コリン←セリン+メチオニン

一酸化窒素(NO)←アルギニン

グルタチオン←グルタミン酸システイングリシン

尿素←アルギニン

https://diet2005.exblog.jp/24503871/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビタミンEとAは私の天敵!そしてメチオニンも・・

ビタミンE(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamine.html
過剰摂取・副作用
・頭痛
・胃の不快感
・皮膚の痒み、ほてり、むくみ
血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる
骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れが高まる

 

ビタミンK(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamink.html
不足・欠乏(原因)
ビタミンEがビタミンKの働きを阻害する
不足・欠乏(症状)
頭蓋内出血を起こす事がある

 

ビタミンA(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamina.html
過剰摂取・副作用
蓋内圧亢進症 

 

気圧が下がり始めた一昨日の夕食後から頭がもわっとし始めた。昨日朝起きてやはり良くないなと思っていたのが、午後に向けて酷い状態になった。頭痛、腹痛、吐き気、寒気だ。その状態で考えたのが、前日の食事内容だった。

 

カボチャのスープに鶏ササミのナッツ和え、これに、痒みを抑えるパントテン酸食材のアボカドを加えた。他は何かあったか思い出せないが、カボチャはVE、VAが多い(だから私はカボチャとかあまり好きではないのだ、昔から)。アボカドもVEが多くて次がパントテン酸https://calorie.slism.jp/107006/)。

この時、ササミの茹で方が悪かったのかパサついていたのでオリーブオイルをかけた。ササミにはVKが多いはずなのだが、VEの多いオリーブオイルをかけたためにVEが優っただろう。

 

「ビタミンEは体にいい、いい」と言われるのだが、私にとっては天敵だな、と思う。

 

それからもう一つ、しばらく前に目にしていた以下のような記事が思い浮かんだ。

また、遺伝的にホモシステイン代謝が上手くできずに、血中や組織中にホモシステインが蓄積する先天性ホモシステイン尿症の患者に対しては、医薬品としてベタインの1種であるトリメチルグリシンが経口投与で用いられる。これは、メチオニンが脱メチル化されて生成したホモシステインに対して、ベタイン-ホモシステイン-S-メチルトランスフェラーゼの基質にベタインがなることで、ホモシステインメチオニンに再生することによって、蓄積したホモシステインを減らすことを目的としている。ただし、ベタイン投与の結果、メチオニンが異常に増加し、脳浮腫を誘発する場合があるため血漿中のメチオニンとホモシステインの濃度を適宜検査し、必要に応じて投与量を増減させる。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

ビートを原料にして造られるオリゴ糖にベタインが多いのかどうかを知りたくて調べていた中にこのような内容が記されていたのだった。

 

メチオニンビタミンB12葉酸とでメチオニンに戻されるということだが、ベタインによってもメチオニンに再生されるということである。

しかしここには、メチオニンが異常に増加し、脳浮腫を誘発する場合がある」と記されている。とすれば、メチオニンを多く摂取し、さらにB12と葉酸の多い物を摂取すればメチオニンに戻されるのだから、この場合も、メチオニンが増加し脳浮腫を誘発すると言えるのではないだろうか?

 

このところ、娘の皮膚の再生のために、シスチンよりもメチオニンが多く、アルギニンよりもリジンが多い肉、魚を摂るようにしていたのだった。

肉にはビタミンEよりKの多い物もあるが、魚の場合はほとんどVEの方がVKより多い。私はやはり魚の干物で育っているので、VE過多なのだ。その上、魚に最も多く含まれるのがVB12だったりする。そしてこのところ、B12を摂るときは葉酸の多い物をと考えてゴボウや大根を摂るのだが、葉物野菜にはVKが多いが根菜にはVKはほとんど含まれていない(ラディッシュには含まれている、だからラディッシュ好きなんだな)。

 

メチオニンから変換されたホモシステインシステインに変換するのがVB6である。

昨日、具合が悪くなって何か食べようとして唯一食べられたのが、賞味期限の切れた残り物の酒まんじゅうだった。酒粕が使われていた。酒粕にはB6が多い(https://calorie.slism.jp/117053/)。

それと、VKを摂ろうと思ってササミの茹で汁に充填豆腐を入れて食べようとしたのだが豆腐が美味しく感じられない、スープと芹は美味しいのだが・・。ササミのVB6がスープに溶け出たんだ。

それで、「メチオニン過多だな、VB6が必要なんだ」と思った。それにVK。

 

メチオニンhttps://ipidiw.co.jp/nutrition/methionine.html
過剰摂取・副作用
・悪心、嘔吐、めまい、低血圧、興奮といった副作用が起きる
・血液中のホモシステイン濃度が上昇し、動脈硬化のリスクが高まる

 

ここで「低血圧」と記されているのだが、気圧が下がっていくときは上の血圧は下がり気味になる。この時、ビタミンEが多くて血流の勢いが良い場合は、血液を凝固させるビタミンKの働きを阻害する作用とも相俟って、「頭蓋内出血」を引き起こすと考えられる。頭蓋内出血までいかなくても、気圧が下がって外からの圧が弱くなるため頭蓋内圧が高まって頭痛を引き起こす、ということではないかな?

 

これで、長年の自分の具合の悪さの原因が解明できただろうか?

私こそ、納豆を食べた方が良いかもしれない。挽き割り納豆を。