とうとう辿り着いた、ビタミンB6に!(アトピーとの闘い最終章)

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

娘が帰ってきたらアトピー性皮膚炎をビタミンB6で治そうと考えていた。が、ステロイド剤を飲まなくなった後の激しいリバウンドの中で、鶏もも肉を食べると痒みが治まることに気づき、そこからパントテン酸を摂るようになり、B6の方へは向かわなかった。加えてB6がヒスチジンを痒みの伝達物質であるヒスタミンに変換するということを知って、B6を逆に警戒するようになった。また、B6の多い物にはヒスタミン値を上げるナイアシンが多量に含まれていることもあって、B6単独で摂取しづらいということもあった。

さて、今回、ビタミンB6の吸収を阻害するものに「テオフィリン」というものがあると書かれたサイトhttp://ipidiw.co.jp/nutrition/vitaminb6.htmlを見つけた。

ウィキペディアでは「テオフィリン」について以下のように記している。

テオフィリン(Theophylline)は茶葉に含まれる苦味成分である。アルカロイドの一種で、カフェインやテオブロミンと同じキサンチン誘導体に分類される。強力な気管支拡張作用があり、医薬品として、気管支喘息や慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患COPD)などの呼吸器系疾患の治療に用いられる。しかしその際に、副作用で痙攣を起こすことがあり問題になっている。

(略)

カカオ豆には微量のテオフィリンが含まれている。含有量はクリオロ種のカカオ豆では最大で3.7mg/gであると報告されている。
淹れられた茶からも痕跡量のテオフィリンが検出されるがその量は約1mg/Lであり、治療に必要な量に較べると遥かに少ない。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%B3

ここに書かれた「しかしその際に、副作用で痙攣を起こすことがあり問題になっている」という部分がビタミンB6に関わっている。B6欠乏で痙攣が起こる。テオフィリンによってB6が吸収阻害され、痙攣を起こすと言えるだろう。

「カカオ豆には微量のテオフィリンが含まれている」と記されている。以前、娘がココアを毎晩飲み続けていた頃、皮膚が酷いことになった。これが、一つ原因となったと言える。

しかしココアには他にも問題があった。ココアには多量のグルタミン酸アスパラギン酸が含まれている。ビタミンB6はグルタミン酸アスパラギン酸に、アスパラギン酸グルタミン酸に、またグルタミン酸をγーアミノ酪酸(GABA)に変える働きをする。グルタミン酸アスパラギン酸などのアミノ酸を摂りすぎるとB6はそのために働かされ、欠乏状態に陥る。そうして、コラーゲン形成に働けなくなる。

皮膚の真皮層を作るエラスチンやコラーゲンは銅含有酵素であるリシルオキシダーゼによって架橋形成されるが、ここで補酵素として働くのが、ビタミンB6である。

以下に二つ論文をリンクする。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsotp/32/3/32_13.04/_pdf/-char/ja

筆者らは,リジルオキシダーゼの必須の補酵素であるビタミン B6 欠乏により骨コラーゲン中の善玉架橋が 25%減少し,骨密度の低下を伴わずに骨強度低下をきたすことを,健常ラットおよび糖尿病ラットを用いて明らかにしている.

 

https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-19591767/19591767seika.pdf

このような骨コラーゲンの過老化の原因として、動脈硬化や心血管イベントのリスクファクターであるホモシステインの高値やビタミン B6 の低値、酸化ストレスの増大が関与していることを世界で初めてヒト骨粗鬆症の検体から明らかにした。

下側の論文には「ホモシステインの高値やビタミンB6の低値」がコラーゲンの過老化の原因と記されているのだが、この二つは一つのことを言っている。ビタミンB6はホモシステイン代謝にも関わっているので、B6の欠乏によってホモシステイン代謝されないで高値となるということが言える。
ビタミンB6はアミノ酸、タンパク質の代謝に関わってあらゆるところで働いているのである。

さて、私がこのことに気づいたのは、三日ほど前のことであった。夕食をお粥のような雑炊と野菜のおかずで済ませて、体に優しい食事を摂ったと思って眠った夜中、目を覚まして寝返りをうとうとしたのだが、膝を中心に痛みが酷くて動かせなかったのだった。しばらくそのままでゆっくり動いて体勢を変えて寝たのだが、翌日は階段を昇るのに太腿に力が入らなかった。夜中にそういった状態を体験したのはこの数年の間に何度かあったのだが、家族の具合が悪くて自分のことを考えている余裕もなく、忘れていた。

しかし今回は思い当たったのだった。先ず、リケンの昆布出汁の素を雑炊に入れすぎた!と思った。そしてグルタミン酸の摂りすぎでB6の欠乏ではないかと考えた。その次に思い浮かんだのが、筋萎縮性側索硬化症であった。

筋萎縮性側索硬化症」(http://www.als.gr.jp/public/als_about/about_05.htmlは横においておくとしても、グルタミン酸の摂りすぎでビタミンB6の不足に間違いはないだろう。

グルタミン酸アスパラギン酸は肉や魚にも多いのだが、豆やナッツ類や海藻、そしてココアや抹茶にも大量に含まれている。それに対してB6はというと、豆や海藻、野菜、乳製品などにはあまり含有されていないのだ。(ココアのB6含有0,08mgに対して、抹茶では0,96mgと高めだが、しかしテオフィリンも多いかも知れない。)

グルタミン酸は日本人の食生活では過剰摂取する傾向」にあると書かれたサイトhttp://aminoacid-wp.jp/c08glutamicacid.htmlもある。

昆布で出汁を取って若布を入れた味噌汁などはグルタミン酸を大量に含有している。しかし、B6は少ない。

B6が多く含有されている物にはナイアシンも多いためにこのところあまり摂らないでいたのだった。しかしこの際仕方ない。この日の夕食はさんまの開き干しを買って来た。調理によっても含有量は変わる。生を普通に焼いた物よりB6が最も多くグルタミン酸アスパラギン酸が少なかったのが、開き干しだった。それで、足の具合は取りあえず治った。

肉や魚以外でグルタミン酸等が少なくB6が多い物に、バナナ、アボカド、プルーン、レーズン、さつまいも等がある。

この中でアボカドとさつまいもは比較的パントテン酸が多いので朝や昼に摂るのが良いように思う。「副腎皮質ステロイドはB6の排泄を促進すると言われる」と書かれたサイトhttps://kanri.nkdesk.com/hifuka/eiyou12.phpがあったので、副腎皮質ホルモン合成を促すパントテン酸がB6を駄目にする可能性も考えられる。

プルーンのレモン煮は、以前は、娘のお弁当によく一粒入れていたものだ。

myrtus77.hatenablog.comこういったものを取り入れながら、B6の多い肉や魚やナッツ類を組み合わせていくのが良いように思える。

ココアを飲みすぎて具合が悪くなった時は、亜鉛が銅を駄目にしたかと思い、肉魚をしばらく止めてご飯と味噌汁と豆腐などを食べていた。しかしこの時はBコンプレックスの一日所用量の半量を毎日飲むようにさせていた。それで回復したと考えられる。

やはりビタミンB6は、アトピー治療のために決定的に必要な栄養素だと言えるように思う。アレルギー性皮膚疾患においても、アレルギー性でない皮膚炎においても。

ビタミンB6は、皮膚炎を予防することから発見された水溶性のビタミンで、ピリドキシンともいいます。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)

他にビタミンB6を阻害する薬や成分を以下に挙げておく。

エストロゲンヒドララジン、テオフィリン、イソニアジド、アルコール」、「ペニシラミン、副腎皮質ステロイド」、「経口避妊薬など。

B6との相互作用で摂取に注意が必要な薬は、「アミオダロン(抗不整脈薬)、レボドパ(パーキンソン病薬)、フェニトイン・フェノバルビタール(抗てんかん薬)」

参考サイト:https://kanri.nkdesk.com/hifuka/eiyou12.php

      http://ipidiw.co.jp/nutrition/vitaminb6.html

      http://www.naoru.com/vitaminB6.html

f:id:myrtus77:20140916134230j:plain

プルーンのレモン煮。

f:id:myrtus77:20190112193530j:plain

クリスマスの後のポインセチア

 

 



 


 

柿沼由彦=著『心臓の力』が参考になった(夫の検査結果から)と、ホスファチジルイノシトール

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

前回検診以降、朝と夜に飲んでいた心不全薬(β遮断剤カルベジロール)が夜だけとなったのだが、心不全の値は正常値内に収まったままであった。
これは、アセチルコリンを造りすぎないように食事に気を付けていたからだと言うことが出来る。

心不全の改善には、柿沼由彦=著『心臓の力』(講談社とネット上のサイト『ストレスと自律神経の科学』の記述に助けられた。

『心臓の力』には、心筋細胞自らアセチルコリンを産生するということと、それによって心臓の働きを抑制するということが記されている。夫の場合は抑制されすぎてうっ血性の心不全を起こしていたと言える。

『ストレスと自律神経の科学』には、「人為的にアセチルコリン(またはニコチン)を投与してNN受容体を刺激することで、交感神経と副交感神経の両方を興奮させることができます」(http://hclab.sakura.ne.jp/nerve_phis_parasympathetic.htmlと記されていて、これによって、アセチルコリンの働きにナイアシンが関わっていることが推測出来た。

また、生田哲=著『心の病は食事で治す』には、「コリンはパントテン酸と協力して記憶物質アセチルコリンをつくる」、「マンガンは記憶にかかわる伝達物質のアセチルコリンの生産にも欠かせない」と記されている。

これらによって、ナイアシンとコリン含有の多い物を摂りすぎないことと、ナイアシンパントテン酸マンガン、コリンを多く含む物を同時に摂取しないように気を付けることが出来た。

実際、前回入院前は、ナイアシンの多い物とコリンの多い納豆を摂りすぎていた。
「即、入院」と言われながら、仕事の整理をするために二日後入院するという朝、何を食べさせれば良いか分からず、買っていた鶏胸肉の挽肉では駄目かも知れないと思い、鶏もも肉の挽肉をわざわざ買って来て合わせたものを食べさせて、二日前より心不全の状態が悪くなっていると医師から言われたのだった。
その頃は何も分かっていなかったのだが、後になってアセチルコリン合成にパントテン酸ナイアシンが関連していることが解って、パントテン酸の多い鶏もも肉ナイアシンの多い鶏胸肉を合わせたために心臓の働きがより緩慢になって心不全を悪化させていた、と納得した。

昨年入院前は、やはりナイアシンの多いマグロを食べる機会が多かった。そしてコリンの多い卵を頻繁に摂っていた。

振り返ってみると、理屈に合っているとやはり思う。

 

ところで、コリンやアセチルコリンというと認知症に良いというようなことが言われているのだが、私はコリンよりイノシトールの方が重要ではないかと考えている。

また、ホスファチジルイノシトールも膜の構成成分であるが、同時に膜の情報伝達系において重要な役割を演じている。神経伝達物質がその受容体に結合すると、ホスファチジルイノシトール(PI)代謝回転が活性化する。すなわち、膜に付着するホスホリパーゼCが活性化され、ホスファチジルイノシトールの中間代謝産物である二リン酸化物がイノシトール三リン酸とジアシルグリセロールに分解され、前者は小胞体に作用して顆粒内に貯蔵されるカルシウムイオンを細胞質へ動員化する。そして同時に、後者はタンパク質リン酸化酵素であるキナーゼCを活性化する。この一連の代謝回転を円滑にすることが脳機能の活性化につながる。イノシトール血液脳関門を通過しないので、脳に存在するイノシトールはホスファチジルイノシトールに由来するか、ブドウ糖から合成される。(「生命と微量元素」講座より)

https://www.arakawa-yasuaki.com/course/brain-nutrient.html

中村丁次=著『栄養成分バイブル』には、イノシトールを多く含有する食品として「オレンジ、すいか、桃、さつまいも、キャベツの葉、トマト」等が挙げられている。
インスリン血液脳関門を通過させる働きをする。インスリンを放出させる糖質と一緒になった果物でイノシトールを摂取するのは理に適っていると思われる。

  

myrtus77.hatenablog.com

アルカリホスファターゼ(ALP)から得た結論=同じものを食べ続けないこと!

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

アルカリホスファターゼについて書かれた論文を見つけた。

https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/63388/1/37-01_01_suzuki.pdf

ALPはチロシンリン酸化タンパク質を基質としてタンパク質の機能を調節する可能性があると報告した.
(略)
ALPの阻害薬としては拮抗阻害(Competitive Inhibition)型にEDTAなどのキレート作用薬,活性の反応産物である無機リン(Pi),バナデイト(Va)などがある.また,窒素含有型のビスホスホネートであるアレンドロネート(alendronate),パミドロネート(pamidronate)及びゾレドロネート(zoledronate)は活性中心のZn2+及びMg2+をキレートして拮抗阻害すると報告されている.非拮抗阻害(Non-competitive Inhibition)型としてはオカダ酸や利尿薬であるアセタゾラミド,フロセミドなどが知られている.不拮抗阻害(Uncompetitive Inhibition)型としては,フェニルアラニン(L-phe),ロイシン(L-leu),ホモアルギニン(L-homoarg)などのアミノ酸がある.

アルカリホスファターゼは基質にアルギニンを持っているのではないかと思って検索したのだけど、チロシンのようだ。逆にアルギニンは活性を阻害するようである。やはりアミノ酸自体が酸性だからなのか?

チロシンは、L-フェニルアラニンから変換されてくるアミノ酸だが、大方の食品ではフェニルアラニンの方がチロシンより多く含有されている。フェニルアラニンチロシンに変換されるためにはナイアシン葉酸、鉄が必要であるようだ?この辺りでフェニルアラニンが不拮抗阻害型に入るのかも知れない。不拮抗阻害型がどういうものかも私自身は解っていないのだが・・。

利尿薬フロセミドが活性阻害するのは亜鉛を排出するためだと考えられるが・・。

Zn2+結合部位を含むアミノ酸配列のわずかの構造の相違でも阻害薬との相互作用が異なって阻害効果に影響が生じた.(略)
ALPは亜鉛酵素ともよばれる.活性中心にZn2+を結合しており,Zn2+を失うと失活するとされていた.一方で,高濃度のZn2+がALP活性を阻害することも知られており,ALP活性測定はマグネシウム(Mg2+)を添加して行うことが多い。
(略)
さらにMg2+とZn2+あるいはCa2+とZn2+が共存すると活性は相加的に増加するが,Ca2+とMg2+の共存では活性は相加的にはならないことを見いだした.

前々から亜鉛の摂取を調整するのは難しいと思っていたが、やはり!と思う。

亜鉛だけに限ったことではないと思うが・・。カルシウムも、カルシウムパラドックスという言葉があるくらいだし。

ところが全身に存在するALPの至適pHは8から11などのかなりのアルカリ性であり,最大活性を発現するという点からは不利だと考えられる.これに対する説明としては,生体内のALP活性が発揮される微小環境ではアルカリ性pHが形成されるという説,pNPPのような人工的な基質を使用してin vitroで活性を測定するから異常な至適pHを示すとする説など,いくつかの指摘がある.前者については,破骨細胞プロトンポンプによって酸性微小環境を形成することを考えると,ALPに対してもアルカリ性の微小環境を提供する仕組みがあるのかもしれない.骨形成の場において私は以下のような可能性を考えている.

論文はまだ続いていて、「そこで,Ca2+輸送ATPaseが存在する可能性を考えて研究を開始した.」と繫がっていくんだけど、最後まで読んでいない。しかし、やはりpHとナトリウム、カリウム、カルシウムに関連していくようであることは解る。

 

けれど結論は出たように思う。同じものを摂り続けないということだろう。

ただ、同じものというとき、何が同じなのかという共通項を探り出す必要があるということだ。

タラコと鶏胸肉と焼き豚は同じものではないのだが、ナイアシンが多いという点では同じものであった。

meromeropy77.hatenablog.com

myrtus77.hatenablog.com



 

カマンベールチーズとりんごの・・

福島から林檎がどっさり送られてくるこの時期になると作っていた。

f:id:myrtus77:20190109101946j:plain

カマンベールとりんごの・・。

けれどこの数年カマンベールチーズは控えていた。今年久しぶりに作った。

作り方は、

myrtus77.hatenablog.com

d.hatena.ne.jp

f:id:myrtus77:20111128135647j:plain

あかりゆれて夢みるやうなりんごかな

 

 

一歩前進したかと思うと直ちに疑問が立ちはだかってくる、アスパラギン酸やらリシンやら(pHは手強い)

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

塩基性アミノ酸は、アルギニン, リジン, ヒスチジン の 3 種類」、「酸性アミノ酸は側鎖にカルボキシル基 -COOH があるグルタミン酸アスパラギン酸」、「名前にも「酸」がついているので、非常に覚えやすい」と書かれたサイトがあって、ここには「酸とは H+を放出する物質であり、アミノ酸はもともとα炭素に結合したCOOH基がH+を放出する「酸」である (「アミノ酸 amino acid」という名前からもわかる通り)。グルタミン酸アスパラギン酸は、これに加えて側鎖からも H+が放出されるため、「酸性アミノ酸」という重複した名前がついている」と記されている。http://ultrabem.com/aa_carbo_lipids/aa/acidic_aa.html

 

レモンなども酸味を持っていてレモン自体は酸性の食品だと思うが、アルカリ食品を摂った方が良いと言われる場合には「アルカリ食品」の中に含まれるように思う。自らが酸性であるというより、水素イオンを放出して酸性の作用を起こすということなのだろうか?と。一つ解ったと思って前進したと思っていると、こんな風に、また解らなくなるのである。化学式で一つ一つの作用を理解できると良いのだろうが・・。

タンパク質を多く含有した肉や魚等は酸性食品で野菜や海藻等はアルカリ食品だと理解しているのだが、リシンは肉や魚等に多く、植物性の食品には少ない。もちろん、肉や魚にはグルタミン酸アスパラギン酸も多いのだが・・。

体内が酸性という場合は、血液中が酸性であることをいうのだと思うが、ホスファターゼが働く時にアルカリ条件下でとか、酸性条件下でという場合にはどこを指しているのかが解らない。それぞれの臓器や細胞のpHなのか、あるいは、やはり血中のpHなのか?

前立腺癌の場合は血液中に多量の酸性ホスファターゼが検出されると記されたサイトもある。

 

もう一つ気になるのは、アスパラギンががん細胞と関連しているというところである。

これについては、過去記事でも書いたのだが・・。

meromeropy77.hatenablog.com

 

ところで、マンガンは動物性食品には少なく、ナッツ類や芋、豆、れんこん等に多く含まれている。例外もあるが、これらにはアミノ酸の中ではアスパラギン酸がもっとも多く含まれている。

酸性ホスファターゼが働けるようにマンガンアスパラギン酸を含有する食品を取り入れようと考えて調べたのだが、以前、塩を使わないで作った里芋のポタージュを飲んだ後、娘の皮膚の状態が良くなかったという記憶がよみがえってきたのだった。アスパラギン酸は肌の新陳代謝を促進すると書かれたサイトもある。もちろん、この時に合わせて摂ったものにも因るとは思うのだが・・。

色々考えていて、あの時は塩を使わなかったのが悪かったとも思える。電解質はpHと密接に関わっている。

低塩素性アルカローシスというものもあるらしい。

塩素(Cl)が不足すると組織中のナトリウム(Na)とカリウム(K)濃度が低下し、カルシウム(Ca)とリン(P)濃度が増加(腎臓にカルシウムが沈着)します。また、食欲低下や消化不良を招きます。

https://allabout.co.jp/r_health/nutrition/nutrient/n-19/

 

 

破骨細胞で働く酸性ホスファターゼはアスパラギン酸を・・

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

 

アルカリホスファターゼ(ALP)も酸性ホスファターゼ(ACP)もリン酸化合物を加水分解するとしても、破骨細胞で働くのが酸性ホスファターゼである限り骨の代謝・新生を考えればどちらも働けなくてはならないだろう。

幼時は、新生の方が盛んです。成熟時は、新生と吸収が同程度なので、骨の大きさは変わりません。健康成人のこの新旧交代の代謝回転は、約95日で、吸収20日、形成75日といわれますが、高齢になると、この期間は延びる傾向にあり、吸収の方が強くなります。(堺章『目でみるからだのメカニズム』(医学書院)より)

高齢になるにつれて吸収の方が強くなるというのは、加齢によって体が酸化していくためだと考えられる。
しかし、成人を過ぎてもアルカリホスファターゼの方が働きすぎている場合は骨の形成にばかり傾くのではないだろうか?やはり娘と私では、体質、年齢を考えても逆のように思われる。

 

さて、甘藷からとった酸性ホスファターゼの分析論文https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/31055/02983_%E8%A6%81%E6%97%A8.pdfの中に、アミノ酸の組成が記されていた。それを見ると、アスパラギン酸が最も多く含有されているようであった。

ウィキペディアや他のサイトで、アスパラギン酸は酸性アミノ酸だと記されている。
このことから、酸性ホスファターゼの主要アミノ酸アスパラギン酸ではないかと思われる。

酸性ホスファターゼは、金属ではマンガンを、アミノ酸ではアスパラギン酸を高濃度に含有する酵素だと言えるように思う。

 

myrtus77.hatenablog.com

 

 

酸性ホスファターゼとアルカリホスファターゼについて(覚え書きとして)

以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。

アルカリホスファターゼについては、川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』「リン酸化合物を加水分解する亜鉛含有酵素として記されているので解りやすい。
また、ウィキペディアにもアルカリ性条件下でリン酸エステル化合物を加水分解する酵素である」と書かれている。

 

酸性ホスファターゼについては、ウィキペディア「酸性ホスファターゼは、元来、消化の過程において他の分子から遊離リン酸基を結合させる働きを持つモノリン酸エステラーゼである」と記されているのだが、この「他の分子から遊離リン酸基を結合させる」という言い方が、私にはどうもすっきり理解できない。遊離させるのか、結合させるのか、いったいどっちなんだ?と言いたくなる。結局、一方から他方へリン酸基を切り離して結合させるということか?となる。

しかし、又、別のサイトには「酸性の条件下で体内のリン酸を分解する酵素というふうに書かれている。これだと、リン酸自体を分解するのか?と思う。

何だか私にはどれもすっきり納得できない。

 

もう一つ、北海道大学農学部の研究概要の中に「これらの作物の根から分泌される酸性フォスファターゼは、根圏土壌に含有される有機態リン酸化合物を加水分解にて無機態リン酸を放出し、リン酸吸収を増加させる機能を持つと推定された」と記されたものがある。https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05453155/

また、植物の消化機能について質問したサイトの答には「土壌中では、例えばリンは無機リン酸ではなく、しばしば有機態リン酸の形で存在しています。このままでは、リン酸トランスポーターは、リンを吸収すること ができません。そこで、植物の根は、積極的にクエン酸などの有機酸を分泌して、リン酸イオンを生じやすい環境を根圏(土壌中の根の近傍)に作ったり、酸性 フォスファターゼ(ホスファターゼ)を分泌して、有機態リン酸から無機リン酸を積極的に生じさせたりするようです」と書かれている。https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1464

 

これらを読んでようやく理解できた気がした。つまり、酸性ホスファターゼは、酸性条件下で有機態リン酸を無機のリン酸に分解するということのようだ。

ウィキペディアにも「酸性ホスファターゼの触媒反応はpH7以下に最適を持つ」と書かれている。ただ、アルカリホスファターゼのように亜鉛含有なのかどうかは記されていないので、解らない。まだそこまで解っていないのかも知れない。が・・、

ふっと、酸性ホスファターゼはマンガン含有酵素なのではないかと思い、検索をかけてみたらいくつか出てきた。

その中の一つには、「本酵素は分子中に金属としてマンガンマグネシウムを含有している。本酵素のキレート試薬による可逆的失活現象から、マンガンは本酵素の活性発現に必須な金属であると推察した」と出て来る。
これは、甘藷からとった酸性ホスファターゼを分析したものである。
甘藷からとった酸性ホスファターゼが紫色をしていることに着目して分析し、「たん白質の分子中に特定の金属を有することによって特有の色を呈するたん白質が多く知られてわり、本酵素の場合もその着色に金属が関係している可能性があるので発光分析法により金属の有無を検べたところ、本酵素分子中にはマンガンマグネシウム、ケイソおよびホウソが検出された」と、記している。https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/31055/02983_%E8%A6%81%E6%97%A8.pdf

 

これらから解ったのは、酸性ホスファターゼもアルカリホスファターゼも、どちらもリン酸化合物を分解するということ。

しかし、体内がアルカリに傾いた状態であっても、亜鉛等の栄養素が欠乏した状態ではアルカリホスファターゼが合成されずリン酸化合物は分解されないと言えるように思うし、また逆に、酸性ホスファターゼを合成する材料が揃っていたとしても、体内がアルカリに傾いた状態では酸性ホスファターゼは働くことが出来ないと言えるのではないだろうか?

 

今後、リン酸化合物のリン酸カルシウム等がどういったpH状態で結晶化してくるのかを調べてまとめたいと思う。

myrtus77.hatenablog.com

myrtus77.hatenablog.com