風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

脳出血を起こした前日の朝の上の血圧は低めだった(考察途中のメモ)

甲状腺機能低下症の薬チラーヂンを飲み始めて上の血圧が上がって来ていたところに、ビタミンA、Eの入った飲み物を飲んだために脳内出血を起こしたと考えていた。

上の血圧は確かに上がって来ていたのだが、倒れる前日の朝の上の血圧は比較的低めだった。前の晩にカルシウム拮抗薬を飲んでいたからだ。

それで油断していたと思っていたのだが、メモを見直してみると下の血圧が高めだったことに気づいた。

 

 血圧の上下差のことを『脈圧』と呼びます。

 上の血圧が高く、かつ脈圧が70よりも大きい人はとりわけ注意が必要です。たとえば160/70の人なら、脈圧は90ですが、こうした高い数値が出ている人は、動脈硬化が進んでいるリスクがある」

 元東京逓信病院院長の平田恭信氏も言う。

「心臓が拡張する際、膨らんでいた大動脈が元に戻ろうとして、血液を押し出します。この力が最低血圧です。最高血圧は高いのに、最低血圧が低い状態は、大動脈が柔らかさを失い、元に戻る力が弱まっている証拠です」

 脈圧が大きくなりすぎると脳卒中になりやすいことが、国立がん研究センターが行った調査でも明らかになっている。

 「上」とともに「下」の数字に気をつけることで、動脈硬化のリスクに気づくことができるのである。(『おとなの週刊現代 クスリの危ない飲み方、選び方』p72)

 

随分前にこの部分を読んでからしばらく脈圧に注意していたのだが、夫の場合は上下差が低いため、本当は下の血圧をもう少し下げた方が良いと思うが気にしないことにしようと考えてあまり注意をしなくなっていた。

うっ血性の心不全だったので、下の血圧が上がることに注意しなくてはいけないと思っていたのだが、チラーヂンを飲み始めて下の血圧より上の血圧の方に注意が行っていたからだ。

 

上に引用した内容を見ると、夫の脳内出血の状況とは矛盾するように思われる。

夫の前日の朝の脈圧は1回目が45で、2回目が53だった。これは、そのまた前日の夜にカルシウム拮抗薬を飲んでいたためだと考えられる。

カルシウム拮抗薬は心筋の収縮を抑える。心筋の収縮が抑えられると血液の勢いは抑えられて末梢まで行かない。そのため大動脈に溜まった血液を末梢へと押し出すために下の血圧は上がる。だからこの薬の注意書きには「うっ血性心不全の患者には慎重投与」と記されている。

また、夜は毎晩β遮断剤を飲んでいた。この薬は交感神経の働きを抑制して血管の収縮を抑える。だから、この薬の副作用の中にもうっ血性心不全が入れられているのだ。ところが甲状腺機能低下症の薬は交感神経を刺激して上の血圧を上げるだろう。

 

土曜の夜にカルシウム拮抗薬とβ遮断剤を飲んで上の血圧は低めとなり、うっ血傾向にあっただろう。

そこに日曜の朝、甲状腺機能低下症のチラーヂンを飲んだ。この薬はこのままでは甲状腺ホルモンT3とはならないが、血圧への影響はある程度あったと思われる。

日曜の夜にはβ遮断剤を飲んだ。救急車で運ばれる前に、飲み忘れたか誤って重複して飲んでしまったかと思ってゴミ箱を確認したのだった。

 

いずれにしても、血液は心臓(左心室)あるいは心臓(左心室)付近の大動脈に多く蓄えられていたのではないかと考えられる。それが、大動脈壁が元に戻る強い力(この時の血圧が下の血圧となる)によって押し出され、脳に向かった血流によって脳内出血を起こしたと考えられる。

私は、この夜に飲んだ飲み物に入っていたビタミン類、特にビタミンEを問題にしていたが、もしかしたらビタミンAの方が問題だったかも知れない。

ビタミンA(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamina.html
過剰摂取・副作用
・蓋内圧亢進症

ビタミンAの過剰摂取でどうして「蓋内圧亢進」となるのかは、今のところ私には分かっていない。

meromeropy77.hatenablog.com

 

さて、上に引用した血圧についての記載は、「60歳を超えたころから、下の血圧だけが下がるというケースが出てくる」という前置きで記されている。

夫の場合は60を超えておらず、うっ血性心不全が元にあり、動脈の弾力は衰えていなかったと考えられる。

 

上記と同じ書籍の中に次のように記されているところがある。

 高血圧と診断された。生活習慣も変えたけれど、なかなか血圧が下がらない・・。仕方なく降圧剤を飲み始めた人もいれば、まだ薬には頼らずにいこうという人もいるだろう。
 気をつけるべきは、薬を服用している人と、していない人で「食べていいモノ」が異なる点だ。
 服用前、血圧を下げるために食べていたものが、薬を飲み始めた後には、「毒」になることもある。(『おとなの週刊現代 クスリの危ない飲み方、選び方』p74)

年齢や食べ物もそうだが、薬の飲み合わせも関係するだろう。そして、夫の元々の体質は甲状腺機能亢進傾向であり、下の血圧よりも上の血圧の方が高めにでる体質だったはずである。

 

こういった事柄は、それぞれ個別に考える必要があるように思う。

 

私の闘いは、これからが本番なのかも知れない。

 

 

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『おとなの週刊現代 クスリの危ない飲み方、選び方』

 

newheart.jp

www.healthcare.omron.co.jp

 

 

 

 

 

白雪罌粟(スノーポピー)は・・

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白雪罌粟(スノーポピー)はチューリップと合わない気がして別々にした。
白雪罌粟は茎長く咲くが、切ってしまうと水揚げが悪くなる気がするので短く切って活けることにした。
本当は葉っぱの方が下にあるが、傘をさしたように入れてみた。

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葉っぱの陰に隠れて・・。

 

 

チューリップ達は剣山を使って入れてみた。

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やっぱり剣山があると活けやすい。

 

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柑橘類に多く含有されるリモネンの香り効果

グレープフルーツの香気成分組成

 すべてのカンキツ類精油は、特徴的な成分としてリモネンを含みます。このリモネンという香気成分は、植物種を問わず普遍的に見られる、一般的な香気成分であり、何ら変わったものではありません。カンキツ類の精油の多くでは、このリモネンの値が全香気成分中のほとんどを占めるというところに特徴があります。

(略)

 香りを嗅いでみると、同じカンキツ類の精油でも少しずつ香りが異なることがよくわかります。実は、主成分であるリモネンそのものは、それほど強く精油の香りに寄与しているわけではありません。リモネンを除いた残りの部分にカンキツ精油を特徴づける成分が含まれています。

 グレープフルーツ精油において最も有名で、かつ重要なのはヌートカトンです。ごくわずかしか含まれないこの成分は、グレープフルーツのビターな香りに寄与しています。閾値が低いため、ほんの少しで強く香ります。実際、筆者Nは、グレープフルーツ精油の香りにより自律神経活動の変化が起こることを認めていますが、リモネンのみでなくヌートカトンがその変化の有効成分であることを示す結果も得ています。

 

グレープフルーツの香り効果

 以前、日本テレビの『所さんの目がテン!』という番組のプロデューサーから、「グレープフルーツ精油のダイエット効果について放送したいのだが、ラットではなくヒトでの証拠が欲しい」

 という内容の問い合わせがあり、その試験計画を提案しました。それは、赤外線を使ったサーモグラフィーで被験者の背中の体温を測定し、グレープフルーツの匂いを嗅いだときに体表面温度がどのように変化するかを調べるというものです。

 19歳、21歳、24歳の3名の被験者に水着を着てもらい、半分に切った果物のグレープフルーツを鼻先4㎝のところに置いて、30分間匂いを嗅ぎ続けてもらいました。

 すると90分後、被験者3人の体表面温度が2℃以上増加したのです。

 これは、グレープフルーツの香り刺激には、白色脂肪組織と褐色脂肪組織を支配する交感神経を興奮させる作用があるからです。

 つまり、グレープフルーツの香り刺激によって交感神経が興奮すると、まず、白色脂肪組織で脂肪分解が起こります。次に、脂肪分解によって生じた脂肪酸を使い、褐色脂肪組織が熱を作り出した(熱産生)というわけです。

 そして、熱産生によってエネルギーの消費が促進され、結果、ダイエットにもつながっていくのだと考えられます。

 この話を読んで、みなさんは、「グレープフルーツの香りにダイエット効果があるのだったら、匂いを嗅ぐよりも、いっそのこと食べてしまった方がいいのではないか」と思いませんでしたか?

 これが意外にも、そうではないのです。

 『はなまるマーケット』という番組で、やはりグレープフルーツを使ったダイエットを取り上げるということで、私のところに相談に見えました。話を聞けば、番組では匂いを嗅ぐだけではなく、グレープフルーツを食べなければいけないということでした。これを聞いた私は即刻、

 「食べたら効果がなくなりますよ!」

 と答えました。

 食べ物や飲み物が胃や腸に入ると、胃腸の機能を高めるために、副交感神経が興奮します。それによって、白色脂肪組織と褐色脂肪組織を支配する交感神経が抑制され、脂肪分解の減少、さらに、体温の低下が起こると考えたからです。

 結果は予想通りのものでした。

(略)

 しかし実際、グレープフルーツ精油の香りによる匂い刺激は、胃腸を支配する副交感神経である迷走神経を抑制するため、消化・吸収機能が低下し、刺激が遷延すると食欲が低下します。さらに、白色脂肪組織と褐色脂肪組織を支配する交感神経を興奮させることにより、白色脂肪組織に蓄積する中性脂肪の脂肪分解を促進します。また、脂肪分解で生じた脂肪酸をエネルギー源として、褐色脂肪組織での熱産生を増大させます。結果として、体脂肪が減少することになり、痩身効果があることもわかっています。

 精油は偽薬でもなければオカルトチックな怪しげな薬などではないのです。ここから先、少し難しい話になりますが、それを科学的な観点からお話ししていきたいと思います。(永井克也・富研一・ベンゼル智子=著『香りの効果を自律神経で解明!医者がすすめる科学的アロマセラピー』より)

 

柑橘類に多いのはd-リモネンだが、リモネン自体は他の精油にも入っている。セロリは多く含有している。

d-リモネンの作用には血圧降下作用もあると理解していたのだが、ここでの記述とは少し相容れないように思われる。匂いを嗅ぐだけということと飲む・食べるということで異なってくる点があるのかもしれない。

柑橘類の中でも、甘夏みかんや八朔はグレープフルーツに近いのではないかと思う。

降圧剤のカルシウム拮抗薬との併用には気をつけた方が良いかも知れない。これは、グレープフルーツが血圧を下げるというのではなく、薬の効き目を長引かせる成分を含有しているため、血圧が下がりすぎるという点が問題となると思われる。

 

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