風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

2020-01-01から1年間の記事一覧

冬の紫陽花

今年最後の日曜は、紫陽花を飾った。 バザーで買った小鳥の絵皿に。 でも、これは失敗だった。 立ち枯れて固くなった紫陽花が、水切りをして活けると、 水を吸って翌朝にはしんなりと葉が萎れ始めていた。

柚子とステロイド薬(アトピーとの闘い最終章)

毎年冬になると自家製で無農薬の柚子を届けてくださる方がいる。前の所でもいたし、こちらに引っ越してからもそういう方がおられる。 以下は、柚子に関する過去記事からの抜粋。 沢村正義=著『ユズの香りー柚子は日本が世界に誇れる柑橘ー』(フレグランス…

クリスマスの山茶花

こちらは、 アドヴェントの八つ手の花。

マグネシウムの多い海塩を復活させる(追記×2あり)

リンとマグネシウムは、エネルギー源ATP(アデノシン三リン酸)の主成分です。(伊藤豊=著『医者が教える最強の栄養学』p198) マグネシウム(magnesium: Mg)は、生体の機能維持に不可欠な生体内で4番目に多いミネラルです。約70%が骨や歯にリン酸マグネ…

八つ手の花って、ね・・

クリスマスにぴったりだと思うのだけど、 クリスマスよりも先に咲き終わってしまう。 八つ手の花は、とうとうポロポロこぼれ落ちてしまって、 小菊と山茶花に変わってしまった。

ステロイド薬を使用するようになってから組織液が吹き出るようになった!?(アトピーとの闘い最終章)

「ステロイド薬を使うようになってから組織液が吹き出るようになった、何か関係しているのかな」、と娘が言うので、「そうだね、副腎皮質ホルモンっていうのは作用が3つあって、抗炎症に関係するだけでなく、電解質に関係する働きもしているから・・」と言っ…

尿酸とビタミンC(アスコルビン酸)についての覚書

ビタミンCには、物質の酸素を奪う「還元」という性質があります。この作用で、細胞や遺伝子そのものを傷つける活性酸素を還元し、悪さをしないようにします。 同じく抗酸化作用をもつビタミンEが酸化されてしまったとき、そこから酸素を取って、再びビタミン…

ビタミンKとグルタミン酸とビタミンB6

ビタミンKは、アミノ酸の1つであるグルタミン酸からγ-カルボキシグルタミン酸を生成する際に必須である。γ-カルボキシグルタミン酸を含有するたんぱく質としては、プロトンビンとオステオカルシンが知られている。プロトロンビンには止血作用があり、出血の…

やはりB6?!

前に書いた内容を忘れて同じようなことを考えていることがある。 meromeropy77.hatenablog.com しばらく前から、椅子から立ちあがろうとするとき、右太ももの内側が痛むということがあって、大腿筋に問題がありそうだと考えていた。こういう症状は初めてなの…

ステロイドホルモンとステロイド薬について(リンクによるメモと考察)(アトピーとの闘い最終章)

ステロイドの開発 ステロイド骨格の3位のケトン基が水酸基になるとグルココルチコイド作用の増強の程度が落ちる。このケトン基を守るために、1955年に1-2位を二重結合にしたプレドニゾロンが合成された 上のサイトは医療関係者が登録して見るサイトになって…

クエン酸について、しつこく・・

知人に構造式の見方を教えて頂いたので、クエン酸の構造式を省略なしで紙に書いてみた。 この構造式間違ってた!真ん中の「C」が一つ余計だった。そのうち直しまぁ〜す。 クエン酸の化学式は「C6H8O7」なのでHが最も多く見えるのだが、上の示性式や構造式を…

ヒルドイド系外用クリームとクエン酸の類似点と、ビタミンK(アトピーとの闘い最終章)

クエン酸 クエン酸の塩はカルシウムイオンとキレート結合するので、かつては検査用血液サンプルの抗凝固薬などとしても利用された。現在でも成分献血時にクエン酸ナトリウムとともに抗凝固薬として使用される。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%…

クエン酸の入った保湿剤は使わない方が良い。たとえ敏感肌用と表示されていても(アトピーとの闘い最終章)

10月半ば頃だったかに、娘が買って使った敏感肌用の保湿剤にクエン酸が入っていた。 クエン酸 カルボキシ基を3個有する弱酸。 日本薬局方収載品であり、ドラッグストアでも第三類医薬品として市販されている。クエン酸の塩はカルシウムイオンとキレート結合…

クエン酸食材を摂り過ぎると血中のH+が不足し体はアルカリに傾く、その結果・・(アトピーとの闘い最終章)加筆修正あり

酸 一般に、プロトン (H+) を与える、または電子対を伴いながら定義が考え直されてきたことで、何種類かの酸の定義が存在する。酸としてはたらく性質を酸性(さんせい)という。一般に酸の強さは酸性度定数 Ka またはその負の常用対数 pKa によって定量的に…

パントテン酸が接触性皮膚炎を改善する(アトピーとの闘い最終章)

パントテン酸(https://ipidiw.co.jp/nutrition/pantothenic-acid.html)働き・効果・副腎の機能を助け、副腎皮質ホルモンの合成を促す・接触皮膚炎、急・慢性湿疹、弛緩性便秘の改善・ストレプトマイシン、カナマイシンによる副作用の予防・治療 パントテン…

制御性T細胞(ヘルパーT細胞の一種)とTh1とTh2について(リンクによるメモ)

ヘルパーT細胞が持つ2つの顔 (略) 一方の「Th2」細胞は、ダニやカビ、花粉などのアレルゲンに反応します。 B細胞を活性化させて、抗原を退治するため抗体をつくります。その際、指令物質として、「Th2細胞」からは「IL-4(インターロイキン4)」が分泌さ…

ステロイド薬中止によるカポジ水痘様発疹症とティートゥリー精油(アトピーとの闘い最終章)

アトピー性皮膚炎(AD)患者が急にステロイド外用薬を中止すると、いったい何が起こるのだろうか? これを、実際の症例を用いて検討することは倫理上不可能である。しかし、患者自身による偶発的なステロイド薬中止がもたらす病態は、通院が不規則になったス…

皮無し鶏モモ肉(パントテン酸食材)とセレン(アトピーとの闘い最終章)

これまで鶏モモ肉は痒みを抑えるためのパントテン酸食材として使ってきた。 鶏モモ肉に多く含有されるビタミン・ミネラルは、皮無し、皮付き共にビタミンKとセレン。 が、成分表を見ると、パントテン酸量は生では皮無しの方が高い。 若鶏で比較すると皮無し…

挽き割り納豆という新兵器!(アトピーとの闘い最終章)

ブログの流れとしてはここで「メチオニン」について纏めたいところなのだが、これが手強くてなかなかまとまりそうにないので、「挽き割り納豆」についてまとめておく。 納豆については、体に「良い」と「悪い」を行ったり来たりしていて、「もう納豆は一生食…

メチオニン、コリンに関連して(リンクによるメモ)

S-アデノシルメチオニン(S‐adenosylmethionine、SAM、SAM-e)とは、アデノシンとメチオニンとから生体内で合成される生体内物質である。補欠分子族の一種でメチル基供与体として作用する。活性メチオニン(active methionine)とも呼ばれる。略号はSAMまた…

ビタミンEとAは私の天敵!そしてメチオニンも・・

ビタミンE(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamine.html)過剰摂取・副作用・頭痛・胃の不快感・皮膚の痒み、ほてり、むくみ・血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる・骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れが高まる ビタミンK(https://ip…

焼きバナナを試してみた(快眠に)

痒みを抑えるためにパントテン酸食材を摂ってきたせいか眠れないというので、トリプトファンを摂るために「焼きバナナ」を試してみた。 シュガースポットも出ずなかなか美味しそうにならないので焼いてみたのだが、甘い! 熱を冷ますおすすめの食材はバナナ…

「たんぱく質を含まない高炭水化物の摂取でトリプトファンは脳に運ばれる」

トリプトファン摂取・吸収 ・植物性タンパク質が脳内でセロトニンになる確率が高い ・インスリンはトリプトファンを脳に移動しやすくする ・食事以外での摂取はリスクが高いため、特に注意が必要 ・腎臓疾患、肝臓疾患、白血球関連疾患の場合は摂取を避ける…

リジンはコラーゲンの材料となるアミノ酸(アトピーとの闘い最終章)

「コラーゲン合成(アトピーとの闘い最終章)」で「皮膚を作るためにはアミノ酸のリジンが不可欠ではないかと考えてリジンの多い物を摂るようにしていたのだが、果たしてそれで良かったのか?と改めて思って、検索をかけると美容系のサイトにはリジンがほと…

ヘパリン類似物質配合ヒルドイド系外用クリーム(アトピーとの闘い最終章)

7月の初めにステロイド薬を塗って痒みが出たので、プロトピック(タクロリムス軟膏)を塗ったり止めたりしながら過ごしていたのだが、9月の半ば頃に娘は、薬局で市販されるようになったヒルドイド系外用クリームを買って使ってみたようだった。二日使って…

咲き残った小さな花達を・・。

イソギクとサネカズラを。 なんだか、クリスマスみたいだな。 階段の踊り場には、 野菊を茶壺に入れて・・。

鉄にしても銅にしても・・(アトピーとの闘い最終章)

シャペロン(chaperone)の語源は,社交界にデビューする婦女子が華やかな貴婦人に成長するための介添え役であり,これが転じて,生物学では熱ショックタンパク質(HSP)に代表される蛋白質のフォールディング過程を制御するタンパク質因子を示す語として使…

ヘム代謝系関連酵素の構造生物学的研究(リンクによるメモ)

ヘム代謝系関連酵素の構造生物学的研究 杉島 正一(久留米大学医学部) 発行日:2016年4月25日 1,はじめに ヘムは中心金属として鉄を持つポルフィリン錯体で,酸化還元によって鉄が二価と三価を行き来する性質や二価鉄に酸素分子が結合する性質を利用する…

コラーゲン合成(アトピーとの闘い最終章)

皮膚を作るためにはアミノ酸のリジンが不可欠ではないかと考えてリジンの多い物を摂るようにしていたのだが、果たしてそれで良かったのか?と改めて思って、検索をかけると美容系のサイトにはリジンがほとんど出てこない。 そこでコラーゲンを合成するために…

改めてナイアシンについて酒さとの関連で(アトピーとの闘い最終章)

酒さや酒さ様皮膚炎について調べていて(「酒さ」の原因は未だに分かっていないと記されているのだが)、ナイアシン過剰が関係しているのではないかと思った。 ニコチン酸は血管拡張、血小板凝集抑制作用があり、ニコチン酸誘導体は高脂血症や末梢循環障害の…