花を活けるときには、いつも、
これで少しは杜鵑草の葉も、秋明菊の花も居心地良くなったかな?
しかし、完璧に活けられたためしがない。
この花は、初め杜鵑草だけを入れていた。
秋明菊というのは、蕾が可愛くて動きが面白くて好きなのだが、水揚げが悪いのが玉に瑕。長い一本の茎の先にたくさん蕾をつけるからだ。花を開かせるために水を吸い上げなくてはならないが、茎が長すぎて吸い上げられない。可愛い丸い蕾がすぐに項垂れる。項垂れる度に徐々に茎を短く切っていく。水切りをしてやると、またすぐに頭をもたげてくれるが・・。