風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

居心地は良いですか?

花を活けるときには、いつも、

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居心地が良いかどうか?を考える。

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左側の杜鵑草の茎を少しねじって、葉を、空いている場所に置いた。

これで少しは杜鵑草の葉も、秋明菊の花も居心地良くなったかな?

 

しかし、完璧に活けられたためしがない。

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いつも活けた後で、茎をもう少し短くすれば良かった等と思う。

この花は、初め杜鵑草だけを入れていた。

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真ん中がぽっかり空いていると思って、根締めに秋明菊を入れた。

 

 

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秋明菊というのは、蕾が可愛くて動きが面白くて好きなのだが、水揚げが悪いのが玉に瑕。長い一本の茎の先にたくさん蕾をつけるからだ。花を開かせるために水を吸い上げなくてはならないが、茎が長すぎて吸い上げられない。可愛い丸い蕾がすぐに項垂れる。項垂れる度に徐々に茎を短く切っていく。水切りをしてやると、またすぐに頭をもたげてくれるが・・。

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