頭がもわもわする時はビタミンKの多い抹茶アイスを食べると治る気がするのだが、足の踵が痛む時はビタミンKだけを摂っていても駄目な気がする。KとDとカルシウムのバランスが必要なのではないか?と。
それにもう一つは、建物の構造が影響している、と思う。
札幌時代の牧師館は、コンクリート造りの会堂の二階の一角にあって、コンクリートの階段を上り下りしていた。
食べ物の影響はもちろんあると思うのだが、木造の前の牧師館では踵が痛むということはなかったのだった。
それが又、コンクリート造りのこの建物に越してきて、踵が痛むようになった。
しかも、前とは逆の左足の踵が・・。
札幌時代と今とでは階段の流れが逆なのだ。交互に足を下ろすと衝撃が激しい気がして一方の足を先に下ろすようにして降りる。すると、そっと下ろしているようでも左足にばかり負担がかかっているということではないか、と。そして今は寝室からリビングに降りるのにその階段を使っているから、一日に何度も階段を上り下りすることになる。
花の向こうに、
つまりそういうことなのだ。
食事も大事だけど、建物というのもほんとうに大事。
神殿の建築は、石切り場でよく準備された石を用いて行われたので、建築中の神殿では、槌、つるはし、その他、鉄の道具の音は全く聞こえなかった。二階の脇廊に通じる入り口は、神殿の右側にあり、らせん階段で二階へ、更に二階から三階へと上がるように造られていた。ソロモンは神殿の建築を完了するにあたり、レバノン杉の梁と板で神殿の天井を造った。なお、神殿全体に付けられた脇間は、各階の高さが五アンマであり、レバノン杉の材木で神殿に固定された。(略)
全面がレバノン杉で出来ていて、石は全く見えなかった。(列王記上6:7~10、18 新共同訳)
ソロモンは神殿を白蟻や湿気に強いレバノン杉を用いて造ったが、この記述を見ると、外回りには石を用いていたものと思われる。つまりコンクリートの内側に木を使った現代の家の構造と似ているのではないか、と。
この構造は、乾燥地帯なら良いかもしれないが、日本のような湿度の高い地域では内側の木材からの放湿がコンクリートで妨げられて湿気が間にこもるように思う。
色々と考えさせられることである。