そう言えば、朝顔は秋の季語だった。
器の蒐集は私の領分なのに、その私に無断で夫が購入したデザイナーズグラスに花を活けようと思った。
根締めに赤い花を入れると素敵じゃないかしら?グロリオーサとかアリストロメリアの原種とか。でも、無い!
そこで、咲き終わった酔芙蓉の紅色?いいえ、咲いたばかりの白でもいいかも?
夫:こんな風に使って貰えて良かった。水飲むには大きすぎたんだよね。
私:(心の中で)物の良さの分からない奴だ。
下は、草刈りを始めた近所の駐車場から、刈られる前に貰ってきた野葡萄。
新しい家は、私が思い描いたものを建築士の先生に実現して頂いた。ただ、一つだけ自分ではどうすることも出来なかったのが、西側のキッチンに東からの朝の光を入れたいということだった。その部分を解決して頂いた。こんな風に・・。
母の遺した土地の管理が重荷になっていた。「どうしてこんな土地を遺してくれたのか」と不満に思いながら手放すことは出来なかった。売ってしまえば楽になっただろうが、そんな思いを抱えたまま売るに忍びなくて、家を建て替えた。それ故、夫に負担を強いることとなった。
新しい家に、古い家で使っていた硝子戸を入れてもらった。
建てて3年が過ぎようとしているが、まだ住んでいない。そしてここに住まないまま、来年の春にはこの地から引っ越すことになりそうである。どこまでも可哀想な家だ。
夏の終わりに友人が箱で送ってくれた梨を傷ませないように、何回かに分けてピューレ状にした。
最初は白ワインとレモン果汁と砂糖でコンポートにし、次はすりおろして砂糖とレモン果汁で煮て、次には砂糖を入れなくても甘いと思ってすりおろしてレモン果汁だけで煮た。最後にレモン果汁とすりおろしたショウガを加えてみた。
私としては、レモン果汁だけで煮たのが、一番好きだった。
どれも冷やして・・。
メリット
なしは九〇パーセント近く水分で、甘いことも手伝って水菓子ともいわれる。(略)ジューサーにかけ、はちみつを加え、とろ火で煮つめ、その煮汁を一日に数回飲むと咳や痰をとり去るのによい。
また、なしは昔から熱性疾患患者の口渇を癒すのによく用いられる。たとえば、扁桃炎やのどの炎症などには、なしのジュースを飲ませるとよい。
なしには、少量であるが、ほかの果物と同様、ビタミンもミネラルも含有している。とくに、アスパラギン酸が含まれているため、疲労回復によいといわれている。
消化酵素を含み、肉類のタンパク質の分解を促進する力があるため、肝臓を保護する。
デメリット
なしは冷やす性質がある。これは熱性疾患の治療にはよいのだが、食べすぎると、体を冷やすため、虚弱な者や妊婦にはよくない。胃腸も壊すことが多い。これには、なし特有の消化の悪い石細胞が存在するためでもある。しかも、なしの収穫のはしりと夏バテの時期が重なるので、低血圧の者や胃腸の弱い者は、過食を避けたほうがよいだろう。(川嶋昭司=著『食べ物のメリット・デメリットがまるごとわかる本』(三笠書房)より)
糖アルコールの一種で清涼感のある甘さを持つソルビトールには整腸作用があります。
果糖などの糖質とアスパラギン酸はどちらも疲労回復効果があり、食欲が落ちてくる夏場に、水分とエネルギーを補ってくれる。
(石細胞とは)シャリシャリ感のもとになるリグニンとペントザンは、難消化性の食物繊維。腸のぜん動運動をうながし、便通を改善する効果がある。(白鳥早奈英・板木利隆=監修『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』「梨」(高橋書店)より)