以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。
通常、カリウムはナトリウムより原子量が大きいため、血中に留まりやすいだろう。
しかし私たちの体はナトリウム・カリウムポンプを設けて、細胞内にカリウムを多く、血液中にはナトリウムを多めに保つように仕組まれている。
しかしまた、このポンプが機能するためにはエネルギーが必要となる。そしてナトリウム・カリウムポンプはタンパク質で出来ているため、タンパク質合成に働く亜鉛やタンパク質自体が不足していると働きが低下し、電解質バランスが崩れると思われる。
電解質バランスが崩れることで体内の水分バランスも崩れる。こういったことからも夏は熱中症に陥りやすいと考えられる。
カリウムを塩化カリウム等の無機のカリウムで摂ると電解質バランスは崩れやすくなると思うが、野菜等の有機酸のカリウムからでも、摂りすぎれば細胞内に入りきれず、水分バランスを崩すことになるような気がする。
それで、野菜を食べるのもほどほどにしないとなぁ〜、と思うのだ。
カリウムは野菜や果物に多いと考えがちだが、一部の例外を除いて、肉や魚等も通常ナトリウムよりカリウムの方が多い。加工すると塩化ナトリウムの値はぐんと上がるが。
臨床栄養士さんのサイトで、
ナス科の植物の多くは、痛みや炎症、筋肉のけいれん、浮腫み、唾液過剰、瞳孔収縮に関わるアセチルコリンの分解をする酵素(アセチルコリンエステラーゼ)の働き阻害する成分が含まれています。つまり、ナス科食材を食べることで、アセチルコリンの分解ができにくくなり、アセチルコリンの蓄積量が増えることによって、関節痛などの症状がでるわけです。地下鉄サリン事件で有名になった神経ガスサリンもアセチルコリンエステラーぜ阻害作用をもったガスで、神経麻痺、瞳孔収縮の症状が出るものです。
と記されていた。
うちはトマトやナスが好きで夏ともなればナス科の野菜を食べることが多くなる。それで、関節痛が起こったようには思わないのだが、気を付けて食べなくてはと思った。