牛肉の中でナイアシンとVB6の組み合わせのものは他にない。夕食で摂るにはこの組み合わせは良いのではないかと思われる。
大方が、VB12を多く含有するのだが、B12を夕食で摂るのは良いように思われない。組み合わせる物にもよるのだが、B12にVCを合わせることで交感神経を刺激し活動モードにさせる気がする。
ということで、昨夜は、このタスマニアビーフのサーロインステーキにご飯とお味噌汁というシンプルな献立に。
亜鉛の多い牛肉には銅の多い豆腐を合わせるだけが良いと考えて(色々合わせると何がどう影響を与えたのかが分からなくなる)、市販のなめこのお味噌汁(アマノフーズのこれに私は嵌まっている)に充填豆腐(銅、マグネシウム)と小葱(VK、葉酸)を加えただけのシンプルな物にしたのだが、果たして・・?
私は耳も痒くなく良く眠れたのだが、朝起きると頭痛がした。娘は明け方痒くて組織液が出ていたという。
この献立全体を見て、マグネシウムに偏っていることに気がついた。カルシウムを足しすぎると亜鉛と共にマトリックスメタロプロテアーゼを活性させると思い、このところカルシウムを警戒していた。本来ならステーキには鉄とカルシウムの多い岩塩をふりたいところだが・・。お味噌汁ではなく菜の花のすまし汁とかにしてカルシウム量を上げれば良かったか?
輸入牛のサーロインを「カロリー/栄養成分/計算 | カロリーSlism」で詳しく見てみると、ビタミンKが多いと思っていたが、VEの方が若干多かった。私の頭痛の原因はこの辺にもありそうだ。豆腐は充填豆腐でなく絹豆腐(VK、銅)にすれば良かったか?
そしてB12は最も多いとは出てこないのだが、ナイアシン、B6についで高含有されている。これに対してやはり葉酸の多い葉物野菜をもう少しプラスするべきだった。
色素沈着や炎症を引き起こす鉄の含有は、亜鉛>鉄>銅なので、まぁ良いか?
しかしやはりカルシウムが足りない!
マグネシウムはカリウムを細胞内に取り込む働きをしている。カリウムは普通細胞内に多くあってナトリウム、カルシウムとバランスを取っているが、細胞内に増えすぎれば細胞外へと出てくるだろう。ナトリウムとカルシウムは血漿と組織間液に多く存在するが、カリウムが細胞外に出てくることで電解質バランスが崩れる。
マグネシウム過多で電解質バランスが崩れたと思う。私の頭痛と娘の組織液が出る症状はマグネシウム過多とカルシウム欠乏によって引き起こされたと考えられる。
マグネシウムは、カルシウムが細胞内に入って筋肉を収縮させるのを抑制し、筋肉を弛緩させるのでリラックスさせるだろうから夜に摂るのは良いと思われる。しかし、多ければ良いってもんじゃない!
そうそう、成分表を見ると、メチオニン量もヒスチジン量も他の部位や肉魚に比べて低めなのが良い。やはりサーロインステーキを食べる時は他の肉魚は合わせない方が良さそうだ。