以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。
タウリンの働きについて、臨床栄養士さんのサイトに以下のように記されていた。
・細胞膜内外を移動するカリウム、ナトリウム、カルシウム、及び、マグネシウムの働きを助け神経伝達機能を向上させる(亜鉛はタウリンの持つこの機能を促進させる)
https://nutmed.exblog.jp/22781917/
夫のようにうっ血性の心不全の場合はタウリンは欠かせない栄養素であるように思われる。加えて、夫のように薬の影響で亜鉛が欠乏している場合は亜鉛含有の多い食品を摂る必要がある。
亜鉛の多い牛肉とタウリン食材を組み合わせた食事を摂った時は何となく良いように思っていたのだが、その理由がこういうところ(↑)にもあったのだと思った。
だが、亜鉛が多く銅の少ない肉類を摂ると、亜鉛によって銅の吸収が阻害されて銅不足に陥る。それで、亜鉛含有の高い牛肉を食べる場合は、銅の含有が高めの蛸料理を組み合わせるようにしていた。
タウリン食材といっても色々ある。イカなどもタウリンが多いと言われているが、亜鉛と銅の比率は良くても、ナイアシン含有が高くなる。ナイアシンが多くなるとインスリンがつくられやすくなる。インスリンが放出され過ぎると、血中ナトリウム濃度を上げ、水分を引き込み、うっ血性心不全を引き起こすので、ナイアシン含有の多いものは要注意だ。
マグロなどにもタウリンは多いとされているが、ナイアシンがド高く、加えて水銀が多いのであまり多食しない方が良い。
ホタテ、エビ、アサリ、焼きのり等もタウリンが多いようだが、それぞれで含有成分が違うので、それぞれで組み合わせを考えるようにする。
タウリン てんかんによる発作を抑える。筋肉や腱に発生したダメージの回復を速める。皮膚の柔軟性を高める。アルコールの禁断症状による震えを止める。カリウムを体内で節約し、それを使って心筋のリズムを整える。(生田哲=著『心の病は食事で治す』p126より抜粋引用)
ところで、写真のタコはミョウバンを使わずに茹でている。数年前に小さなマーケットで、ミョウバンを使わずに茹でた地物の蛸を見つけて、今ではここのタコばかり買っている。スーパーだと、ミョウバンを使って茹でた色鮮やかなモロッコ産のタコしか置いてない。
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