風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

ビタミンK神話は脆くも崩れ去った!(アトピーとの闘い最終章)

夕飯に、塩鯖(大西洋鯖)と高野豆腐の煮物という完璧と思える献立を考えて準備していたところに、帰ってくるなり、「息苦しい、水疱が出来て痒い」と言う。

meromeropy77.hatenablog.com

「逆に・・」というのは、この前の「お店にはビタミンEを強化した卵で溢れかえっている!」で書いた「ビタミンKの働きを阻害するビタミンEの過剰で血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる(頭蓋内出血を起こす事がある)」というのとは「逆に」ということである。

 

ビタミンKの作用
欠乏は出血、過剰は呼吸困難、皮膚水疱等。(https://kanri.nkdesk.com/hifuka/eiyou9.php

 

ビタミンKは血液の凝固や骨の形成に関わる。

骨の形成には骨コラーゲンの合成が先ず必要となる。また、血液の凝固にもコラーゲンは関連している。

ビタミンKを摂り過ぎた場合、このコラーゲンの合成に銅が取られて、血液を運ぶ働きが出来なくなるということではないだろうか?

血液が運ばれなくなるために息苦しさを感じたり、最悪呼吸困難に陥るのだと。

 

これはビタミンKの摂りすぎか?と考え、鯖を焼くのにVKの多いごま油を最後に入れようと思っていたのを思いとどまって、VK食材の高野豆腐も止めにした。

 

高野豆腐と一緒に煮た椎茸と人参だけを先ず食べさせた。「椎茸が美味しい」と言う。痒みが和らいだようだ。椎茸のパントテン酸とVB2が効いたか?

 

そして鯖。この前は、塩鯖を食べた後、良くなかった。

しかし、今回は鯖のビタミンEが過剰になったVKを阻害してくれたようで、息苦しさが治まったようだった。

 

干し椎茸と鶏がらスープでパントテン酸とビオチンを。キウイ(黄肉種)でVCとVEを摂取。どちらも少量で副腎皮質ホルモンを少し合成しただろうか?

加減が大事である。多く摂れば良いってもんじゃない。

 

 

その日の朝は、食パン、レタス、鮭フレークとカッテージチーズと小葱の和え物、紅茶(コーヒーシュガー、グラニュー糖)、河内晩柑1/2こ、だった。

このうち、レタス、カッテージチーズ、小葱、紅茶にVKが多い。

この写真だとkawamuraeizaburouさんの可愛い猫ちゃんの絵がレタスに隠れて見えない。大きな魚を持ちながら、お皿に落ちた鮭フレークを横目で見ているのが・・。

鮭フレークを猫の目線の先に移動させたのは、私。

 

その前の夜が、マッシュポテトと鶏胸肉皮なしとピーマン、マッシュルーム炒めのチーズ(2種)乗せ。ご飯。ほうじ茶。リンゴ1/2こ。夕飯前に黒糖饅頭。

このうち、鶏胸肉のVKが強い。さらに2種類のチーズのうちモッツァレラがVKが多かった。

 

鶏モモ肉で少し良くなってきたのに気を良くしてVKを摂りすぎたのが、良くなかった。

さらにその日のお昼は食堂でカレーを食べると言っていて、予定通り食べた。

カレー粉もカレールゥもVKが多い。しかもいつもはお肉が欠片くらいしか入っていないというのに、その日は入っていた、と言う。牛肉は和牛か輸入牛かにもよるが大方VKの方がVEより多い。

 

やはり偏っていた、と思う。