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以下の内容は私の思考過程のものであり間違いが含まれているかも知れません。
整理する事は解決する事とは違う。整理された世界とは現実の世界にうまく対応する様に作り上げられたもう一つの世界に過ぎぬ。
— 小林秀雄bot (@hideo_critic) 2019年1月3日
【Xへの手紙】
アルカリホスファターゼ(ALP)も酸性ホスファターゼ(ACP)もリン酸化合物を加水分解するとしても、破骨細胞で働くのが酸性ホスファターゼである限り骨の代謝・新生を考えればどちらも働けなくてはならないだろう。
幼時は、新生の方が盛んです。成熟時は、新生と吸収が同程度なので、骨の大きさは変わりません。健康成人のこの新旧交代の代謝回転は、約95日で、吸収20日、形成75日といわれますが、高齢になると、この期間は延びる傾向にあり、吸収の方が強くなります。(堺章『目でみるからだのメカニズム』(医学書院)より)
高齢になるにつれて吸収の方が強くなるというのは、加齢によって体が酸化していくためだと考えられる。
しかし、成人を過ぎてもアルカリホスファターゼの方が働きすぎている場合は骨の形成にばかり傾くのではないだろうか?やはり娘と私では、体質、年齢を考えても逆のように思われる。
さて、甘藷からとった酸性ホスファターゼの分析論文(https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/31055/02983_%E8%A6%81%E6%97%A8.pdf)の中に、アミノ酸の組成が記されていた。それを見ると、アスパラギン酸が最も多く含有されているようであった。
ウィキペディアや他のサイトで、アスパラギン酸は酸性アミノ酸だと記されている。
このことから、酸性ホスファターゼの主要アミノ酸はアスパラギン酸ではないかと思われる。
酸性ホスファターゼは、金属ではマンガンを、アミノ酸ではアスパラギン酸を高濃度に含有する酵素だと言えるように思う。