マンガンはアルギニン分解酵素、乳酸脱炭酸酵素などの酵素の構成成分であり、また多くの酵素の反応に関与している栄養素です。
マンガンは他にもマグネシウムが関与する様々な酵素の反応にも作用します。
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マンガン マンガンは血糖値のコントロールにかかわる酵素、エネルギー代謝にかかわる酵素など、多くの酵素の補因子として活躍している。だから、これが不足すると、高血糖や糖尿病になりやすい。また、マンガンは記憶にかかわる伝達物質アセチルコリンの生産にも欠かせない。
(略)
抗精神薬はマンガンに結合するため、この薬の服用によってマンガンの欠乏が生じやすい。アメリカでは、抗精神薬を服用している統合失調症患者の四人に一人に遅発性ジスキネジーが発生している。
この副作用を避ける、あるいは、副作用から回復するのに、毎日マンガンを摂取すれば助けになる。しかし、マンガンレベルが異常に高くなると、暴力を発生させることがあるから、要注意。(生田哲=著『心の病は食事で治す』p131~132)
ビタミンB群とCを適切に利用するのに欠かせないのが、マンガンだ。(『心の病は食事で治す』p217)
また、マンガンは皮膚のセラミド合成に必要な栄養素だと思われる。ただ、セラミドはアポトーシスに関わっているようなので、摂り過ぎない方が良いと思われる。それで、少量!
成分表を見ると、マンガンはスパイスのクローブに多く含有されている。
「カロリー/栄養成分/計算 | カロリーSlism」では、マンガンが突出して多く、次がカルシウムと表示される。ビタミンではVB2が突出。(https://calorie.slism.jp/117062/)
ココナッツミルクに多いのは銅とマンガンのようである。ココナッツクリームになるとどうなのか?分からないが、美味しいのでこの組み合わせの料理を考えている。
他には、缶詰のパイナップル、天津甘栗、レンコンなどにも多く含有されている。