シナモン
この精油は消毒剤としてきわめて強力で、呼吸器にたいして強壮効果があり、かるく体温を上げる加温作用を通じてかぜを好転させ、流感にもこれが使われます。一般に体温を正常に復させます。(略)各種のウイルス感染症と伝染性疾患にたいして体を抵抗させるという名声があります。
しばらく前、首筋がゾワゾワして、くしゃみを連発し、鼻風邪を引きそうだった。
改源を飲むほどでないので、食パンにシナモンを振りかけて食べ、マスクに1滴シナモン精油を垂らして二日ほどマスクをしていたら治った。(マスクに精油を垂らして使用するときは精油が直接肌に触れないように間にティッシュを挟むなどすること。)
シナモンパウダーには1200mgのカルシウムと、41mgのマンガンが含有されている。
おそらくマンガンがミトコンドリアで熱を発生させ体温を上げるのだと思われる。
浜六郎=著『高血圧は薬で下げるな!』より
なかでももっとも問題なのが、免疫細胞の不活性化です。免疫細胞は、体に侵入したウイルスなどをいち早く見つけて退治してくれます。ウイルスだけでなく、体内に常に出現しているがん細胞や、がんに発展する異常細胞を見つけ出して退治する働きも持っています。
ところが、カルシウム拮抗剤を服用すると、免疫細胞の活力が低下するため、通常なら退治していたがん細胞の芽や、すでにできあがったがん細胞を見逃してしまうという懸念があるのです。(抜粋)
シナモンのカルシウムとマンガンが風邪の引き始めに効くのだろう。
穀類や豆類に含まれるフィチン酸はカルシウムの吸収を阻害するが、オリゴ糖は吸収を促進する(『しっかり学べる!栄養学』)ようだ。
シナモンの精油としての働きについては過去記事(↓)をご覧下さい。