感染症の初期には亜鉛、銅、マンガン等の栄養素が重要だと思われる。この3つのミネラルとヒスチジン、アスパラギン酸によってスーパーオキシドディスムターゼを合成し、体温を上げ、ウイルスと戦う。
しかし、発熱が続きすぎると活性酸素によって生体自体が攻撃を受けるため、過酸化水素を消去して熱を下げなくてはならない。その時点で必要になるのが、セレン、パントテン酸、ビタミンB2等の栄養素だろう。
卵雑炊に多い栄養素はモリブデンにセレンで、ビタミンE<ビタミンK。(https://calorie.slism.jp/201539/)
卵粥も同様(https://calorie.slism.jp/200998/)。そしてこれらには、パントテン酸、ビタミンB2も多めに含有されている。
Glaドメインはカルシウムイオンに対する高親和性結合を担う。カルシウムへの結合はタンパク質の機能に常に必須であり、多くの場合で立体配座の維持にも必須である[3]。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%93-%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%85%B8)
実際に血小板の膜リン脂質へ結合できるのはGlaドメインを持つ凝固因子、すなわちビタミンK依存性凝固因子であり、これらの凝固因子は同時にCa2+を結合できる部位を持つ。(https://kanri.nkdesk.com/drags/kesen.php)
免疫反応ではカルシウムイオンの働きも重要だと思うが、ビタミンKはカルシウムイオンを血液凝固作用などに取り込むため、感染の初期でビタミンKを摂り過ぎると、感染症と戦えなくなるのではないだろうか?
ビタミンKはウイルス感染の中盤から摂取するのが良いように思われる。
γ-カルボキシグルタミン酸残基は血液凝固において重要な役割を果たす。凝固系においてセリンプロテアーゼとして機能する第IX因子では、Glaドメインの高親和性カルシウム結合部位は第IXa因子(活性化第IX因子)の血小板への結合と第X因子の活性化を部分的に媒介する[4]。血管壁の機械的損傷に際し、細胞に結合した組織因子が露出し、細胞や蓄積した血小板の膜表面に局在した一連の酵素反応が開始される。この際にGla残基は、循環している血液凝固酵素や酵素前駆体がこの露出した細胞膜表面へ結合し活性化される過程を部分的に支配する。具体的には、Gla残基はカルシウムへの結合と疎水性膜結合領域の細胞膜への露出の際に必要である。Gla残基が存在しない場合、血液凝固や抗凝固活性までもが損なわれ、出血性素因や血栓症へつながる可能性がある[5]。さらに、クエン酸などの有機キレート分子でこれらのタンパク質からカルシウムイオンを除去すると、これらのタンパク質の機能不全が生じ、血液凝固が防がれる。そのため、クエン酸の添加は献血時から輸血までの間、血液を液体状態で保管する最も一般的な手法である。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%93-%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%85%B8)
(赤字表記は、メロメロピーによるメモ)
コロナウイルス感染者が奇怪な血液凝固合併症で死んでいる。
— やまもとReduce exposure! (@Yamamoto0509) 2020年4月23日
コロナウイル感染者での死因は肺の急性障害(ARDS)が主因と考えられてきたが、凝固異常と血栓症(肺などへの広範囲な微細な血栓塞栓症が特徴)もそれに劣らぬ危険なものであるだろうと世界的に指摘されつつある。https://t.co/SsEedEbYzh
落とし卵(ポーチドエッグ)になると、なぜか、セレンがなくなって、ビタミンB12とB2が最も多い栄養素となる(https://calorie.slism.jp/112006/)のだが・・。