風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

クロム(Cr)もセレン(Se)と同じく・・?(追記あり)

クロムは、インスリン作用を増強するクロモデュリンというオリゴペプチドに結合している。クロモデュリンはクロムが結合していないと活性化能力がないため、クロムが欠乏するとインスリン作用が低下し、グルコースの処理能力が低下すると考えられている。
欠乏症としては、体重減少、糖代謝異常、脂質代謝異常などがある。過剰症としては、クロムサプリメントによる慢性間質性腎炎、横紋筋融解症、肝障害などが報告されているが、同時に摂取しているほかのサプリメントや薬などの影響もあり、真のクロム過剰症であるかは明確となっていない。(p193)

(ペプチド:2個以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた化合物。アミノ酸の数が…数個程度ならオリゴペプチド、10個以上はポリペプチドという。)(p80)

クロム(Cr)体内分布(筋肉、皮膚、など)(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』p185)

赤字表記は、メロメロピーのメモのため)

 

 たんぱく質が「糖たんぱく」というかたちをつくってしまうと、血糖値のコントロールがうまくいかなくなるなどの弊害が生まれてしまう。フリーラジカルも糖たんぱくによってつくられてしまうことがすでにわかっている。
 たんぱく質に包まれて血液中を運ばれるコレステロールにも、当然影響は及ぶ。糖たんぱくの影響を受けて酸化してしまったコレステロールが、末梢組織に届けられてしまうというわけだ。コレステロールが悪者だという定説、LDLコレステロールが悪玉と呼ばれるゆえんはここにある。p103(溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』)

 

クロムは脂質の代謝をよくし、血液中の中性脂肪コレステロールの値を正常範囲に下げます。動脈硬化や高血圧などを予防するうえで、意味のあるものです。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)

 

膝の後ろが痛くなるということがあって、膝裏を写真に撮って貰って見ると、静脈が膨れて部分的に赤く血が固まって見えることがある。そんな時は自分で勝手に静脈炎だと診断して、銅が必要だと考えて、チョコレートを食べたりしていた。

最近、カロリーで検索してみるとミルクチョコレートに多いのはクロムと銅だと分かった。セレンもほどほどに含有している。VD>VK>VE。

 

ココアに銅が多いと考えていて(実際、ココアには銅とマグネシウムが高含有なのだが)、ココアを作るのが面倒なのでチョコレートを食べていたのだった。ところが、ココアにはセレンもクロムも含まれていないようなのだ。

そしてココアにはVDは含まれていない。

VEとVKはそれぞれの必要量に対して同じような割合で含有されている。

ミルクココアとなると、VKも含有されなくなる。

 

私の膝裏が静脈炎なのかどうか、静脈炎に銅が効くのか、クロムが効くのか、セレンが効くのか今のところまだはっきりとはしないのだが、膝裏の具合が悪くなった時にチョコレートを食べると、私の場合、良くなるのだけは確かなのだ。砂糖が入っていて甘いにもかかわらず・・?

 

ビタミンB12の吸収には胃から分泌される内因子(糖たんぱく質)が必要であるため、胃がんなどで胃を切除した患者の場合は、内因子不足によるビタミンB12吸収障害が起こり、術後3~5年で悪性貧血を発症することがある。(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』)

 

タンパク質が糖とくっついて糖たんぱく質になるとフリーラジカル活性酸素)を発生して体に悪さをするようだが、B12の吸収のためには糖たんぱく質が必要のようだ。

ほどほどということが大事なのだと思うが、そのほどほどが難しい。

クロムが欠乏してタンパク質が糖と結びつき過ぎるとインスリンが働かなくなって良くない、ということかな?

 

クロムを多く含有するのは、バジル、あおのり、パセリ、パプリカ等と出てくる。

クロムを多く含む食品 | Whole Food Catalog

 

一時期、夫はジャエノベーゼ・スパゲッティを食べたがったことがあった。

「カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算 の方で検索すると、バジルにはクロムの表示はなく、粉末になると表示される。けれど、他の栄養素の方がもっとずっと多く含有されている・・?

 

ウスターソースだと流れすぎて嫌だと言うので、うちでは、中濃ソースを使っているのだが、中濃ソースではナトリウムと銅が多い。ウスターソースだとナトリウムとクロムと表示されるので、料理の隠し味にウスターソースを取り入れようと思う。

とんかつソース(濃厚ソース)もナトリウム、銅が多い。