低ヒスタミンは銅の過剰によって発生する。(生田哲=著『心の病は食事で治す』p48)
これは、真だろう。銅が多ければ、銅タンパク質としてヒスチジンを多く使う。すると必然的にヒスチジンから変換されるヒスタミン値は低くなると言える。
銅を含有する物を摂ると痒みが和らぐと思い、リンゴ(銅、カリウム)を食べていたが、リンゴにはセレンは含有されていないがビオチンは少量含有されている。
ビオチンは動物性の食品の中には何故かセレンの多い物に高含有されているようなのだが、「熱に不安定で、水…溶けやすい」(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』p169)と記されているように、植物性の物で茹でたものでは表記されていなかったりする。
少量でも0と表記されているのと数量が記載されているのとでは違ってくるから、少量ずつ含有しているものを集めて食べるようにしようと思う。
娘の好きな果物に含有されていることが分かった。昔は福島から年中果物が届いていたものだが、最近はあまり摂っていなかった。
ビオチンを「生合成できるのは一部の微生物やカビ、植物だけである」(ウィキペディア)と記されているように、キノコ類には比較的多く含まれているようだ(物によって違っているが)。
エノキダケの茹でた物では10.9㎍。しかし油炒めだと表示されていない。
じゃが芋、玉葱、キャベツでは茹でてもなくならないので、お味噌汁などに取り入れられそうだ。こういうお味噌汁は昔は毎日のように作っていたのだったが・・。
フライドポテトではビオチンを含有しないようだが、ポテトチップスだと含有している。ただし、成形ポテトチップスになると表記されない。
ポテトチップスは、私は昔から好きだった。時々、無性に食べたくなって買ってくる。
なんだか、果物やお菓子みたいな物に多くて、アトピーを治すために本当にこんなので良いのかと思われそうだが、VB6やナイアシン、亜鉛の多い肉や魚と一緒に摂ると痒みが和らぐようだ。ビタミンCもこれらと一緒に摂ると良い。
やはり組み合わせが大事なのだと思える。
ステロイドを止めた後のリバウンドで2013年に酷い痒みに襲われた時、パントテン酸食材として摂っていた鶏モモ肉を食べた後、痒みが出なかったということがあって、それ以来、「パントテン酸、パントテン酸」と思ってきたのだが、皮つき鶏モモ肉の焼いた物に含まれるパントテン酸、ビタミンK、ビオチン、ナイアシン、B6、亜鉛などの相乗効果で痒みが治まったということだったのかもしれない。
そしてあの頃は、カルシウムの多い岩塩を肉料理には使っていたから血液凝固作用によって組織液も治まったのかもしれない。
やはり一つ一つは少量でも、組み合わせることが大事なのだと思える。