風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

コラーゲン合成(アトピーとの闘い最終章)

皮膚を作るためにはアミノ酸のリジンが不可欠ではないかと考えてリジンの多い物を摂るようにしていたのだが、果たしてそれで良かったのか?と改めて思って、検索をかけると美容系のサイトにはリジンがほとんど出てこない。

そこでコラーゲンを合成するためにはリシルオキシダーゼが不可欠だと思って調べると論文系のサイトにはやはり出てくる。

 

しかし私はこの酵素について「リシルオキシダーゼ」としか知らなかったのだが、「タンパク質-リシン-6-オキシダーゼ」としてウィキペディアには掲載されていた。

 

タンパク質-リシン-6-オキシダーゼ(protein-lysine 6-oxidase)は、次の化学反応を触媒する酸化還元酵素である。

ペプチジル-L-リシルペプチド + O2 + H2O ⇌ ペプチジルアリシルペプチド + NH3 + H2O2

反応式の通り、この酵素の基質はペプチジル-L-リシルペプチドとO2とH2O、生成物はペプチジルアリシルペプチドとNH3とH2O2である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA-%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%B3-6-%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BC

 

リシルオキシダーゼ

タンパク質-リシン-6-オキシダーゼともいう.ペプチド鎖のリシン残基のアミノ基のデアミナーゼ.分子状の酸素を基質の一つとする.側鎖はアルデヒドとなり,コラーゲンなどの架橋に寄与する.

https://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BC-773865

これを見るとやはりコラーゲン合成のためにアミノ酸のリシンが必要であることが分かる。

 

コラーゲン線維の形成と成熟
Chouらは,鋼欠乏状態にした動物のコラーゲンも,BAPNの場合と同様な変化をおこすことを見出し,銅イオンがコラーゲン成熟に関与する反応に必須の因子であることを示している.

https://square.umin.ac.jp/jsmbm/dvd/pdf/C010_047.pdf

また、この論文からはコラーゲン合成に銅が必須であることが知らされる。

 

では、コラーゲン合成に必要なビタミンは何かというと、

vitamin C, アスコルビン酸(AsA)

コラーゲン合成では,プロリンリシンが水酸化され,ヒドロキシプロリン,ヒドロキシリシンとなる翻訳後修飾の必須因子であり,欠乏症である壊血病はこの反応の障害に基づく.

https://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3C

ONE PIECEに出てくる壊血病だよ〜、ビタミンC欠乏で。

コラーゲン合成不全ってことだよ〜、組織液が吹き出すのも!

 

ビタミンとミネラルは酵素補酵素の関係にあって共に働くと思われるが、まとまって記されているということがほとんどないように思える。ビタミンというとビタミンだけ、ミネラルというとミネラルだけの記載に終わってしまっている。そしてそこにはアミノ酸が必ず関わっているはずなのだが、その全てを知るためには相当の情報収集と推理力が必要となる。

 

今回コラーゲン合成に関連して面白い文献を見つけた。

創傷治癒におけるリシルオキシダーゼ活性

以上,このような炎症性肉芽組織や創傷組織におけるリシルオキシダーゼの消長をながめると,口蓋裂の口蓋形成手術にあたり,骨膜を残存させる試みはきわめて合目的であり,また肉芽組織の過剰反応を抑制する試みとして,β-APNを用いたり,D-ペニシラミンを用いたり,高濃度の亜鉛を与えたりする方法も適用時期を考えれぽ臨床効果が大きいのではないかと推定される.これらの試みは,まだ実用の段階には至っていないが,今後さらに検討され,骨膜を扱う手術の改良,架橋阻害剤を利用した術後瘢痕やケロイドの治療の開発に,大きな期待を抱かせるものと考える.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjoms1967/27/9/27_9_1329/_pdf

亜鉛」なのだ、やはり!

亜鉛」が陰の立役者だと言える。

しかし、「適用時期」を考えるのが非常に難しい、と言える。

 

追記

亜鉛が様々な酵素を合成するために必要な栄養素だから、酵素が造られなければ、過形成やコラーゲン合成能が亢進されすぎると考えられる。

 

 

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改めてナイアシンについて酒さとの関連で(アトピーとの闘い最終章)

酒さや酒さ様皮膚炎について調べていて(「酒さ」の原因は未だに分かっていないと記されているのだが)、ナイアシン過剰が関係しているのではないかと思った。

ニコチン酸は血管拡張、血小板凝集抑制作用があり、ニコチン酸誘導体は高脂血症や末梢循環障害の治療薬としても使用されている。https://kanri.nkdesk.com/hifuka/eiyou18.php

 

ナイアシン
働き・効果
肌の新陳代謝の活性化
皮膚疾患の改善
肌ツヤ、顔色を良くする
シミ、ソバカス、毛穴の黒ずみの改善
血管を拡張させ、血行を良くする

摂取・吸収
大量のナイアシン摂取は亜鉛の吸収を抑制する

過剰摂取・副作用
顔が赤くなる、じんましん、皮膚のかゆみ、乾燥、上半身のほてりhttps://ipidiw.co.jp/nutrition/niacin.html

 

働きと効果の所だけを見ていると肌に良いような事ばかりが書かれているのだが、「肌の新陳代謝の活性化」というのにはちょっと注意が必要だと思った。

そして、「血管を拡張させ、血行を良くする」である。

「大量のナイアシン摂取は亜鉛の吸収を抑制する」、ここも引っかかる。

酒さと酒さ様皮膚炎とステロイド等外用薬についてでは、亜鉛の過剰摂取によってT細胞やマトリックスメタロプロテアーゼが活性化されて皮膚を傷害すると書いたのだが、その前の段階では、皮膚細胞を造る亜鉛が必要だと考えていたのだった。そして、考え通り亜鉛食材を摂取して良い状態が導き出されたのだった。

しかし次の瞬間に必要な栄養素は違ってくるのである。その都度、その都度、今必要な栄養素を見極めなければならない。

 

酒さの原因
末梢血管の拡張が起こりやすくなっているのが原因の一つという説。https://mitakahifu.com/disease_pt/rosacea/

 

酒さ様皮膚炎
多くの場合、ステロイド免疫抑制剤などの長期使用によって、毛細血管が拡張した状態を指します。https://fdoc.jp/byouki-scope/disease/rosacealikedermatitis/

 

ステロイド薬の外用初期には毛細血管は収縮するが、長期連用すると毛細血管収縮作用は鈍化し、やがてはステロイド薬がないと毛細血管が拡張したままになってしまう。毛細血管の可逆的拡張による血流量の増大に基づくものが潮紅であり、不可逆的変化が毛細血管拡張である。(塩原哲夫=編『ステロイド外用薬パーフェクトブック』p156~157)

 

私がずっと考え続けているのは、アレルギーそのものではない。問題なのは、アレルギー体質なのだ。体質を改善しなければならないと考えている。

 

 

 

 

 

 

酒さと酒さ様皮膚炎とステロイド等外用薬について(アトピーとの闘い最終章)(追記あり)

酒さの臨床症状
まず顔の繰り返すほてりが見られます。ほほや鼻、あご、額、眉間に症状が出やすいです。首などにもほてりがでることもあります。

第1病期
紫外線や飲酒、寒暖の差などの刺激で、顔のほてり、赤みが数時間〜数日間持続します。ヒリヒリとした刺激間が出ることも多々あります。

第2病期
ニキビに似た発疹が突然現れ、数週間持続します。

第3病期
鼻が赤く腫れ、ニキビのようなしこりが見られてるようになります。

 

酒さの原因
未だにはっきりしたことは分かっていないのです。

皮膚の表面の毛包虫感染や胃のピロリ菌感染に伴うが原因の一つという説。

末梢血管の拡張が起こりやすくなっているのが原因の一つという説。

慢性的な化粧品かぶれが原因となるという説。

酒さ様皮膚炎の場合は、ステロイド外用が原因となります。

また抗菌ペプチドと呼ばれる、皮膚の表面にある細菌を抑えるためのタンパク質に何らかの問題があるという説などが考えられております。マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)というタンパク質の増加も観察されています。

その他、毛穴に生息する毛包虫といった寄生虫が関与しているという説。

血管の収縮を司る神経に何らかの問題があるという説、などがあります。

https://mitakahifu.com/disease_pt/rosacea/

 

メタロプロテアーゼ

マトリックスメタロ(金属)プロテアーゼのスーパーファミリーとしてメトジンシンプロテアーゼ(Metzincin protease family)ファミリーと呼ばれている。細胞外マトリックスタンパク質(例えば、タイプⅠ、Ⅳ コラーゲン、ラミニン、フィブロネクチン等)を切断する。活性部位のメチオニン残基(Met)および亜鉛イオン(zinc ion)がペプチドの切断に重要である

マトリックスメタロプロテアーゼ (MMP)はヒトで24種類、マウスで23種類の遺伝子がコードされており、分泌型と膜結合型のメンバーを含み、それらがドメイン構造に従って、コラゲナーゼ、ストロメライシン、ゼラチナーゼと膜型 MMP(MT-MMP)の4つの主なサブグループに分けられている。https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A4%96%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BC

 

酒さ様皮膚炎

酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)とは、原因不明の病気である「酒さ」と似た症状が生じることから、この名前がつけられた皮膚炎です。多くの場合、ステロイド免疫抑制剤などの長期使用によって、毛細血管が拡張した状態を指します。

酒さは「ホルモンの異常が影響しているのではないか」と考えられています。一方、酒さ様皮膚炎は、ほかの皮膚炎の治療のために使用したステロイド剤の影響を受けて生じます。

治療したい皮膚炎の症状が継続している間は発症しませんが、症状が軽快したにもかかわらず、強いステロイド剤を塗布し続けていると、発症することがあります。

ステロイド剤を使用した部分の皮膚が薄くなり、細い血管が浮き出る「毛細血管拡張」が生じます。そして、赤み、ほてり、熱感へと症状が悪化します。さらに進行すると、ニキビのような血疹(けっしん)や膿疱(のうほう)があらわれます。

また、ほとんどの場合、かゆみもあり、皮膚の突っ張り感や、ヒリヒリとした痛みを感じる患者さんもいます。

多くは、アトピー性皮膚炎や湿疹といった皮膚炎の治療のために、ステロイド外用薬を多くの量、長期間にわたって使用したことにより生じます。

効き目の強いステロイド剤の場合、長期間でなく、1カ月程度の使用であっても、発症することがあります。

また、ステロイド剤ではない外用薬や、日頃使用している洗顔料、化粧品などが原因となることもあります。https://fdoc.jp/byouki-scope/disease/rosacealikedermatitis/

 

 酒さ様皮膚炎はびまん性の顔面紅斑および紅斑上に散在する孤立性の丘疹であり、通常これらの紅斑や丘疹そのものは瘙痒がほとんどない。一方、アトピー性皮膚炎にみられる湿疹性病変は瘙痒伴う湿潤性の紅斑および集簇性の丘疹である。また、酒さ様皮膚炎ではステロイド外用薬の副作用である毛細血管拡張や皮膚萎縮を伴うことが多いが、アトピー性皮膚炎の症状として毛細血管拡張を伴うことは通常なく、(略)。ただし、実際には同一症例の顔面に両者が混在することも多い。

 

(中略)

 

また、経皮吸収のよい顔面や頸部などはステロイド外用薬による局所的な副作用が出やすい部位なので、タクロリムス軟膏への変更も積極的に考慮する必要がある。実際、タクロリムス軟膏が登場して以来、酒さ様皮膚炎の頻度は明らかに減ったと思われるし、酒さ様皮膚炎の治療も楽になったと思われる。ただし、タクロリムス軟膏外用による酒さ様皮膚炎の報告も少数ながらあり、その頻度は不明であるが、酒さ様の反応を起こしやすい素因(酒さ素因)がある患者では注意が必要である。(塩原哲夫=編『ステロイド外用薬パーフェクトブック』p158~159)

 

タクロリムス軟膏(プロトピック)を使用して、止めた後に酒さ様反応が生じるということは、酒さ素因があるということだと考えられる。酒さ素因として、マトリックスメタロプロテアーゼの増加が考えられる。

また、マトリックスメタロプロテアーゼの発現がサイトカインの活性に相互作用しているようである。

MMPの発現は、多くの成長因子、サイトカイン、ケモカインによって転写レベルで制御されており、また一方転写後あるいはエピジェネティクス修飾によっても調節を受けている。MMPは神経生理学に関連する細胞外マトリックスタンパク質の分解や、成長因子およびその受容体、あるいはサイトカインの活性化、細胞外マトリックス受容体の分解も行う。https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A4%96%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BC

ここで酒さ素因として、マトリックスメタロプロテアーゼを合成する亜鉛メチオニン、T細胞を活性化する亜鉛とアルギニンなどの過剰摂取が関連してくると思われる。

 

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この過去記事にリンクしたウィキペディアの記載によると、「MMPは酵素前駆体として産生され、アミノ基側末端のプロペプチド部位が除去されることにより酵素活性を示す。プロペプチド部位にはシステインスイッチと呼ばれるアミノ酸配列(PRCGVP)が存在し、よく保存されたシステイン残基が含まれる(MMP-23は例外)。このシステイン残基のチオール基(-SH)が酵素活性部位の亜鉛と静電気的な相互作用をすることにより基質との結合及び切断を防ぎ、前駆体としての構造を保っている。
酵素活性ドメインにはよく保存された3つのヒスチジン残基があり、酵素活性の発現において重要である亜鉛との結合に関与している。」と記されている。

 

メチオニンよりシステインがクローズアップされてくる。実際、メチオニンの多い物よりシスチンの多い物を亜鉛食材と一緒に摂った後の方が酷くなる気がする。

もう一つは、ヒスチジン残基が関与していると記されている。夕食に、ヒスチジンの多いサンマと牛肉を取り合わせた後、具合が悪かったことがあった。どちらもVB12が多いのでそれが悪かったかと考えていた(それも悪かったとは思う)が、マトリックスメタロプロテアーゼが活性化されて皮膚を傷害したと言えるかもしれない。

もう一つ気になっているのは、「残基」とは何か?ということだ。基本的なところが分かっていないので、随分と遠回りになる。

 

アミノ酸残基
 タンパク質や,ペプチドに含まれるアミノ酸-NH-C(R)(H)-CO-をアミノ酸残基という.N末端とC末端アミノ酸は厳密にはこれに含まれないが,通常区別することなくいう場合が多い.N末端アミノ酸の場合は特にN末端残基,C末端アミノ酸の場合は特にC末端残基とよぶ.

http://dictionary.nifty.com/word/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8%E6%AE%8B%E5%9F%BA-670163

 

 

以下の動画は、モデルの藤井サチさんの動画です。

ステロイドの長期使用で酒さ様皮膚炎になられ、それを治療した経験が語られています。

youtu.be

 

 

 

 

 

 

量子物理学と生物学

 矛盾にぶつからない思考が合理的なのではない。矛盾にぶつかることを恐れない思考が合理的なのである。つまり矛盾に直面しない思考とは、中途半端な思考であり、いわば矛盾することを恐れて、問題を回避した思考なのだ。しかし人はしばしば、矛盾に直面しない思考が合理的思考であり、矛盾をはらむ思考は非合理的思考である、と思いこんでいる。(山崎行太郎=著『小林秀雄ベルグソン』p8)

 

この言葉は、この数年、二人の病人を抱えて栄養学の深い森を彷徨ってきた私を支えてくれた言葉だ。

 

量子物理学については良く分からないが、高校受験のために指定の参考書を買うようにと学校から言われて買った中に「物質の三態」についての説明があって、それが唯一面白いと思ったことを今でも覚えている。

私は完璧な文系人間で理系のものには興味がなかったのだが、あの参考書達では他の教科についての記憶が全くないほど、「物質の三態」だけが記憶に残っているのだった。そして、このことの発見が電子レンジを生み出したのではないかと大人になってからも思ったりした。

 

 むろん小林が物理学に関心を示したのは、ベルクソンを通してだけではない。小林は、彼独自の仕方で、物理学に接近していった。『小林秀雄ベルクソン』p17

(略)

量子論は、ギリシャ以来の原子論的思考そのものに変換をせまった。小林秀雄量子論にこだわる理由もそこにある。量子論は、物質の究極の要素を探究する過程で、従来の認識論の基礎原理の革命をおこなった。(p39)

 

小林秀雄ベルグソンを読んでいると、人間の体も日々動いていると改めて思わされる。

骨なんかも骨芽細胞と破骨細胞で日々作られては壊されている。毎日体重計に乗っていれば、運動した日など骨量が増えていたりして、変化に気づく。

しかし人はしばしば、骨が常に壊されて新しく造り変えられているなんて思いもせず、骨折などをしない限り、いつも同じような状態で体の中に存在すると思い込んでいる。

 

河端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』には、

 たんぱく質代謝回転の速度は、臓器によってかなり異なる。たんぱく質の寿命は、通常半減期として表される。これは、全体のたんぱく質量の半分が新しいたんぱく質に置き換わるのに必要な時間のことで、組織や臓器ごとに異なる。

 肝臓におけるたんぱく質半減期は約12日と短く、一方、筋肉では約180日、骨では約240日である。体全体の半減期は平均で約80日とされている。(p85)

と記されている。

 

皮膚も28日周期で古い表皮は剥がれ落ちていく。このことは今の私には慰めである。

 

 

 

 

 

 

 

サネカズラとノギクとイソギク

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サネカズラと

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ノギク。

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外壁の塗り替え工事で周りの草花が色々踏み荒らされている中、辛うじて残っていた磯菊を日曜の朝、飾ったのだが、余裕がなかったので、このままにして、

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午後から、

階段の踊り場の花と合わせた。

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サネカズラとノギクとイソギク

 

 

 

 

 

 

 

 

「セレンはビタミンEと共に働いて・・」と記されているのだが・・(考察のためのメモ)

セレンはビタミンEと共に働いて過酸化脂質を分解するというように書かれているものを目にするのだが、セレンの多いブリやタイの魚にはVEも多いようなのだが、食物の中ではセレンが多い物にはVEよりVKの方が多く含まれているように思える。

 

セレンの多い鶏モモ肉やササミではVKの方がVEより圧倒的に多い。

豚肉でもセレンの多いロース肉ではわずかだがVKの方がVEより上回っている。(:「上回っている」というのは所要量に対してなので実際の量ではない)

卵にもセレンが高含有されているが、やはりVEよりVKの方が多い。

 

この辺から、この組み合わせで働く何かが考えられるように思う。

 

セレンの働きの中に、血栓を防ぐ」「血液凝固の抑制」「赤血球凝集能や溶血球形成能」ということが記されているhttps://ipidiw.co.jp/nutrition/selenium.html

ビタミンKは血液凝固に働くが、これまで調べてきたものを見ると、逆に働く場合もあるように思える。その作用がセレンの作用と相まった場合はどうなるだろうか?ということを考えている。

 

 

 

 

 

 

白い秋明菊と杜鵑草

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日曜の朝に、

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良く開いてくれて、

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こんなに美しい

教会員の方達が持ってきて下さったシュウメイギクホトトギス

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下は、美男葛の実と野菊。

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美男葛って、サネカズラのことらしい。

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百人一首に出てくる。

器はちょっと高めのケーキ屋のプリンの空き瓶。味的には美味しかったが、コンビニの安いプリンでも良かった。瓶が欲しくて買ってきた。