こんな記事を書いたのだが、パセリにはシスチンよりメチオニンの方が多く含有されていて、この献立全体としてメチオニン過多となっている。
メチオニン(https://wholefoodcatalog.com/nutrient/methionine/)を多く含有するのはカゼインと記されているので、乳製品にはメチオニンが多いと思われる。また、肉や魚にはメチオニンが多い。
メチオニンはシスチン(システイン)との関連でとらえる必要があると私は考えている。(成分表には「シスチン」と表記されている)。
システインについて記されたサイト(http://ipidiw.co.jp/nutrition/cysteine.html)には、「メチオニンを摂取することで体内で合成できる」と書かれているのだが、メチオニンからシステインを合成するためには合成に関わる他の栄養素が必要となってくる。
中でも、メチオニンからシステインへの合成過程で生成されるホモシステインが血中で増えれば動脈硬化のリスクを高める。
だから、メチオニンについて記されたサイト(http://ipidiw.co.jp/nutrition/methionine.html)には、過剰摂取で「血液中のホモシステイン濃度が上昇し、動脈硬化のリスクが高まる」と記されているのである。
しかしメチオニンには「血液中のヒスタミンの濃度を下げ、アレルギーを予防する」働きがあるとされているため、皮膚を造るリジンと共にメチオニンの多い肉や魚を摂る必要があると言える。
しかし又、シスチンよりメチオニンが増え過ぎることで皮膚の状態は悪くなる。
システイン(http://ipidiw.co.jp/nutrition/cysteine.html)
働き・効果
角質を柔らかくし、ニキビができにくくなり、毛穴をケアする
このところの娘の皮膚は、少しMET>CYSに傾いているように思われる。
シスチン(https://wholefoodcatalog.com/nutrient/cystine/)を多く含有するのは小麦たんぱくや大豆たんぱくだが、小麦胚芽や凍り豆腐の水煮ではMET>CYSとなる。また、米もメチオニンの方が多い。
MET<CYSの野菜を調べて多めに摂るようにしなければ、と思う。
キャベツはMET<CYS。しかしレッドキャベツはMET>CYSである。
それからシスチン食材としても取り入れたいと考えた。
ビタミンEの多い豚肉や輸入牛の付け合わせにも良いと思う。
このところの娘は、ミニトマトが美味しいと言って、やたら食べている。
トマトもミニトマトもMET<CYSで、LYS>ARGである。今の娘に最適かも知れない。