風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

IgEと好酸球と好塩基球と肥満細胞についてのメモ(アトピーとの闘い最終章)

IgE
    免疫グロブリンE(IgE)はヒト免疫グロブリンの0.001%以下と極微量しか存在しない単量体の抗体である。IgEが抗原と反応するとヒスタミンの分泌が起きる[5]。寄生虫に対する免疫反応に関与していると考えられるが、寄生虫の稀な先進国においては、特に気管支喘息やアレルギーに大きく関与している。「肥満細胞」とも言われるマスト細胞の表面にあるFCεR受容体にIgEが常駐しているが、ここのIgEにさらに抗原が結合する反応によってマスト細胞が活性化され、ヒスタミンなどの分泌物をマスト細胞から放出する[5]。好塩基球にもIgEが存在している。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E4%BD%93

 

好酸球 約3%を占め、寄生虫病やアレルギー疾患のときに増加し、抗原と抗体が結合してできる免疫複合体の処理に活躍。

 

好塩基球 顆粒に含まれるヒスタミンやヘパリンが、炎症部位の血管を拡張させたり、血液の凝固を防いだりして、好中球の働きを助けます。約0.5%。
(堺章『目でみるからだのメカニズム』)

 

寄生虫に対する免疫反応に関与していると考えられる」と記されているところから、好酸球と関連しているのかと思ったが、「好塩基球にもIgEが存在している」とも書かれている。「好塩基球にも」だから、好酸球中にも存在しているのかと思うが・・?

 

Ⅰ型アレルギーは、組織中の肥満細胞または血液中の好塩基球に固着したIgE抗体と外来の抗原が反応することにより遊離される化学伝達物質によっておこる。アトピーは、IgE抗体を産生しやすい現象をいう。

Ⅰ型アレルギー(即時型アレルギー)
抗原との1次接触でつくられたIgE抗体が、再び同種の抗原に反応することでおこる。肥満細胞上の2個のIgE抗体が抗原によって橋渡しされると、肥満細胞は活性化され、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出する(脱顆粒)。これらの化学伝達物質が、末梢の血管や神経、平滑筋などを刺激することで発症するのが蕁麻疹、花粉症、気管支喘息、薬物によるアナフィラキシーショックなどである。

(山口和克=監修『病気の地図帳』)

 

白血球中の顆粒球の中の好塩基球中にヒスタミンは含まれているんだな。

血液中の好塩基球に固着したIgE抗体と外来の抗原が反応した場合、ヒスタミンが放出されるんだな。

もしくは、組織中の肥満細胞に固着したIgE抗体と外来の抗原が反応した場合も、肥満細胞が活性化され、ヒスタミンを放出する(脱顆粒)んだ。

そしてこれ(IgE)は、Ⅰ型アレルギー(即時型アレルギー)に関連している?

 

 

頭の中を整理するつもりでメモっているが、却ってぐちゃぐちゃになりそうな気もする。