風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

夫の脳内出血の最後の一押しをしたと思われる飲み物

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神である主は女に言われた。「何ということをしたのか。」

女は答えた。「蛇がだましたのです。…。」(創世記3:13)

 

2月22日午前2時、脳内出血を起こして夫は救急車で運ばれた。
この日は、降圧剤の追加分を頂きに行くために病院に予約を入れていたのだった。

21日(日曜)朝の血圧は比較的低めで、いつものように礼拝で説教をし、寝る直前まで元気にしていた。

 

しかし救急車を呼ぶ前は呼吸困難を起こしていて、枕元に少し吐瀉物があった。オレンジ色の飲み物のようだった。そこで、冷蔵庫にあったスムージーを飲んだのだと分かった。

このスムージーは2,3日前に買ってきて、夫に一口飲ませると、「これは、僕はあまり好きでない」と言ったので、「じゃあ、私が飲むね」と言って冷蔵庫に入れてあった物だった。コップについで、少しだけ飲んだのだろう。飲み残しが冷蔵庫に入ったままだった。それを見ると、一日所要量の2分の1量のビタミンA、E、Cが摂れるように書いてあった。

ビタミンE(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamine.html

過剰摂取・副作用
・血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる

 

ビタミンA(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamina.html

過剰摂取・副作用
・蓋内圧亢進症 

 

脂溶性のビタミン類はサプリメントなどではあまり摂らない方が良いだろう。

しかしこの所、市販の食べ物や飲み物に栄養素そのままを入れているもので溢れかえっている。うっかり気付かずに口にすると大変なことになる。

私はいつも色々な添加物に気をつけていたのに、このスムージーに限っては、きちんと見ていなかった。そして、2,3日前に夫に少し飲ませた時には、夫に異変は起こらなかった。けれど、この日は寝る前に飲んで、すぐに横になったために脳内出血につながったのだと思われる。

 

甲状腺機能低下症でチラーヂンを飲み始めていたために、夫の体質は元々の甲状腺機能亢進に傾き始めていたということも関係している。

脳内出血を起こす遺伝的な研究がされているということで、今回主治医の先生からお聞きしたのは、甲状腺機能亢進傾向の人で脳内出血を起こしやすいという研究データがすでに出ているということだった。

 

薬を飲みながら栄養素のバランスを取るというのは本当に難しいと思う。薬やサプリメントの影響は大きいが、食べた物や飲んだ物は関係ないとは言えない。「少し食べただけだから大したことはない」とは、決して言えないと思う。

 

一人でも、同じようなことにならないように、今後も栄養素について、食べ物について、薬について、書き続けて行きたいと思う。

 

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栄養素のバランスを取る(VKとVE、CaとMg)

ビタミンE(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamine.html

過剰摂取・副作用

・頭痛
・胃の不快感
・皮膚の痒み、ほてり、むくみ
血液が固まりにくくなり、出血の危険性が高まる
・骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れが高まる

 

ビタミンK(https://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamink.html

不足・欠乏(原因)

ビタミンEがビタミンKの働きを阻害する

不足・欠乏(症状)

頭蓋内出血を起こす事がある

 

VKとVEは相反する働きをしているように思える。

体にいい、と言われがちのVEなのだが、過剰摂取するとVKの働きを阻害して脳内出血等を起こす危険性が考えられる。

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抹茶にはVKと葉酸が多い。


  

マグネシウムは、同じ二価イオンのカルシウムと互いに作用し合って、血圧の維持に働いている。筋肉細胞中にカルシウムが入り込むと筋肉は収縮し、マグネシウムは逆に筋肉を弛緩させる作用がある。マグネシウムは、血管の平滑筋においてカルシウムの流入を選択的に抑制し、血管壁の収縮を妨げることで血圧を下げるため、高血圧の予防効果が期待されている。

(略)

マグネシウム摂取量は、カルシウム摂取量の約半分が理想的とされており、カルシウム/マグネシウム比が高いと虚血性心疾患の危険性が高まる。(川端輝江=編著『しっかり学べる!栄養学』)

 

カルシウムを摂りすぎると血管壁を収縮させ上の収縮期血圧を上げるだろう。このカルシウムに対して、マグネシウム「血管の平滑筋においてカルシウムの流入を選択的に抑制し、血管壁の収縮を妨げることで血圧を下げる」と記されている。

 

しかし、マグネシウムを摂りすぎると筋肉の収縮が妨げられる。心筋が弛緩傾向に傾くと次第に下の拡張期血圧が高くなりうっ血性の心不全に陥ると考えられる。

しかも、マグネシウムカリウムの細胞内への取り込みを促進」(『しっかり学べる!栄養学』)するから、ナトリウムが細胞外(血中)に出て水分が引き出され血液量が増える。このことからも下の血圧が上がることになる。

 

また、マグネシウムの摂り過ぎでカリウムが細胞内に取り込まれることによって、尿量は少ないにも拘わらず頻尿となり、腎臓に負担がかかり、腎機能が低下すると考えられる。

 

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「あなたの手は・・」(「休業中のアロマセラピスト良香さんの日常」4回目)

「休業中のアロマセラピスト良香さんの日常」4回目は、

「あなたの手は・・」(保湿クリームを簡単に手作り)

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アバターマカダミアナッツ油については以下でご覧下さい。

     ↓
https://meromeropy77.hatenablog.com/entry/2021/02/12/104533

 

 

 

5回目は、「この庭は・・」。

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レントのレンテンローズ

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先週の水曜日は「灰の水曜日」ということで、庭を見ると、何もない中にレンテンローズが咲き始めていた。日曜は祝福を受ける日なので、受難節には含めないということだが、花が他に何も咲いていないので、階段の踊り場は娘に任せてレンテンローズを入れてもらうことにした。

 

しばらくすると、「ジャングルみたいになった」というので、仕上げを二人ですることに。

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左がオリジナル、右が合作。

ほとんど変わらないように見えるんじゃないかと思う。娘に言わせると、だら〜んとしていたのが、きゅっと詰まった感じ、だそう。オアシスが目立たないように、葉で隠したせいだ。八つ手の実と、黒いヤブランの実が一本ずつ増えている。

青い実はリュウノヒゲの実だが、黒い実はヤブランの実だそう。花も似ているようなんだけど、違うんだ。

 

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夕方と、翌朝。

 

 

玄関にはこれ。

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水曜日に教会員の方がお供えのように置いてくださった栴檀の実をそのままにして、椿の蕾を一輪。

 

 

 

 

 

 

 

太腿の静脈血栓予防にとココアを飲んでいたら頭がもわもわしてきた!

太腿の痛みが再発する前にちょっとココアを飲もうと思って、ココアにシナモンを足して飲んだら、膝が痛むような気がした。

これは後で気づいたことなのだが、シナモンに多く含有されているカルシウムは「シュウ酸カルシウム」(佐々木薫=著『ハーブティー事典』)として含有されているようなので、膝などに蓄積すると痛みを引き起こすのだと考えられる。

 

シナモンを入れたのは、今日は寒いと思った一日だけだったのだが、その後カルシウムの多い黒糖を入れて二日ほど飲んだ。すると、反対側の太腿が痛み始めた。見ると血管が赤黒くなっている。それで、やっぱり二価の陽イオンであるカルシウムとかマンガンが多くなると銅が吸収されなくなるのだろうか?それに糖分も良くないと思って、何も入れずにココアだけをお湯に溶かして少量飲んでいた。すると太腿の痛みは消えたのだが、いつからか頭がもわもわしている。そして歯茎からの出血が増えている。

 

そういう失敗を2回程繰り返して、やはりココアを飲むとビタミンKがやられるというところに思い至ったのだった。

 

カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算で見ると、ココアのビタミンKとビタミンEはそれほど多くはなく1:1のように見える。ミルクココアになると、ビタミンKの表示はなくなる。

食品成分表でこれを見ると、VKは2㎍、VEは4種類を総合して4,7mgである。おそらく一日の必要量がVEの方が多いので、VKが2㎍と少量でも、「カロリーSlism」では1:1と表示されたと思われる。

 

ここでココアのビタミンAのところを見ると、β-カロテン当量30㎍、レチノール活性当量3㎍となっている。

 

ビタミンKについて記されたサイトでは、ビタミンK欠乏で、「頭蓋内出血を起こす事がある」「ビタミンEがビタミンKの働きを阻害する」(http://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamink.htmlとなっていて、ビタミンEの摂り過ぎで頭がもわもわすると結論づけることができるのだが、これとは別に、ビタミンAの過剰摂取でも「蓋内圧亢進症」「頭痛」と記されているので、VEとVAの過剰で頭がもわもわしたと考えられる。

 

やはり栄養素はバランスを考えて摂ることが重要なのだ。

 

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