太腿の痛みが再発する前にちょっとココアを飲もうと思って、ココアにシナモンを足して飲んだら、膝が痛むような気がした。
これは後で気づいたことなのだが、シナモンに多く含有されているカルシウムは「シュウ酸カルシウム」(佐々木薫=著『ハーブティー事典』)として含有されているようなので、膝などに蓄積すると痛みを引き起こすのだと考えられる。
シナモンを入れたのは、今日は寒いと思った一日だけだったのだが、その後カルシウムの多い黒糖を入れて二日ほど飲んだ。すると、反対側の太腿が痛み始めた。見ると血管が赤黒くなっている。それで、やっぱり二価の陽イオンであるカルシウムとかマンガンが多くなると銅が吸収されなくなるのだろうか?それに糖分も良くないと思って、何も入れずにココアだけをお湯に溶かして少量飲んでいた。すると太腿の痛みは消えたのだが、いつからか頭がもわもわしている。そして歯茎からの出血が増えている。
そういう失敗を2回程繰り返して、やはりココアを飲むとビタミンKがやられるというところに思い至ったのだった。
「カロリーSlism - 栄養成分/カロリー計算」で見ると、ココアのビタミンKとビタミンEはそれほど多くはなく1:1のように見える。ミルクココアになると、ビタミンKの表示はなくなる。
食品成分表でこれを見ると、VKは2㎍、VEは4種類を総合して4,7mgである。おそらく一日の必要量がVEの方が多いので、VKが2㎍と少量でも、「カロリーSlism」では1:1と表示されたと思われる。
ここでココアのビタミンAのところを見ると、β-カロテン当量30㎍、レチノール活性当量3㎍となっている。
ビタミンKについて記されたサイトでは、ビタミンK欠乏で、「頭蓋内出血を起こす事がある」、「ビタミンEがビタミンKの働きを阻害する」(http://ipidiw.co.jp/nutrition/vitamink.html)となっていて、ビタミンEの摂り過ぎで頭がもわもわすると結論づけることができるのだが、これとは別に、ビタミンAの過剰摂取でも「蓋内圧亢進症」、「頭痛」と記されているので、VEとVAの過剰で頭がもわもわしたと考えられる。
やはり栄養素はバランスを考えて摂ることが重要なのだ。