現代の医療では、まず検査をして、その結果が陽性であれば「インフルエンザウイルスに感染している」という診断がくだされます。そして、誰しもが同じ薬を処方されるでしょう。
しかし、中医学が医療の主流だった頃は、検査機器はもちろん体温計すらない時代でした。では、中医師(漢方医)はどうやって治療をしていたのでしょう。
たとえばAさんはひどい悪寒を、Bさんはひどいのどの痛みとのぼせのような熱感を訴えています。中医師は、舌を見比べて、脈をとり、顔色を見ます。そして、Aさんには体を温める麻黄湯を、Bさんには、熱を冷ます銀翹散を処方しました。
このように、中医学では症状から状態を見極めて、その病気が体のどこでどうなっているのかを判断して対策を考えます。冷えているなら温めよう、熱があるなら冷まそう、体表に近いなら発散させよう、深いところにあるなら体を元気にしながら病に打ち勝たせようというように。(櫻井大典=著『まいにち漢方』(ナツメ社)より抜粋)
「銀翹散」って、連翹が入っているのかなぁ?まだ、庭に咲いてる、黄色い花が。
麻黄湯は、ひき始めで「悪寒」頭痛・発熱・咳・節々の痛みがあって、かつ「無汗の時」の薬方です。
— まつふじ (@Yoimajyo) 2020年4月15日
よく効く薬方ですが、私は飲んで頂いても1〜2回です。
『証』が変わったら、変方すべきかと。
1週間飲まれても、丈夫な方なら何ともないかもしれませんが、肺や心臓には結構負荷がかかっています。
呼吸器炎症は病位で考える。麻黄湯のタイミングは熱が出る前の悪寒があるとき。ここで熱湯100mlに溶かした麻黄湯をすすり飲む。麻黄湯は子供が好んで飲むように、シナモンが効いてとても美味しい。ここを過ぎてしまって鼻や喉がおかしくなれば葛根湯や小青竜湯のタイミング。
— みやもと (@eNpv9kus49b2m7e) 2020年4月15日
初期は葛根湯、麻黄湯。
— ぽち (@pswv_re) 2020年4月14日
悪化したら清肺排毒湯。 pic.twitter.com/FkSY8u11cu
誰だ!
— ただボヤく薬剤師 (@EbmUmWyZ6r8lyIJ) 2020年4月20日
COVID-19感染症の予防に麻黄湯が
効くとかいうデマを流しているのは💢
患者の証をみないで麻黄湯を使うなんて事はありえないし、ましてや循環器疾患がある可能性を考慮しないで麻黄湯を使う事はない。
こんなデマ情報を垂れ流している奴は漢方家はおろか医療従事者として失格だ❗️
そうか、ACE2受容体からウイルスが侵入することで交感神経を刺激し副腎皮質ホルモンの分泌を促す。亜鉛欠乏状態で、副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド)によってT細胞のアポトーシスが誘導される。男性ホルモンも副腎皮質ホルモンの一つだ。このホルモンによってサイトカインストームも誘発される https://t.co/it2xQTr5F6
— メロメロピー77 (@syodainekosuke) 2020年4月21日