豚肉のほとんどがビタミンB1を一番多く含有し次にナイアシンなのだが、豚ロース肉だけは、セレンが最も多く、次がB1と出てくる(https://calorie.slism.jp/111123/)。
また、ビタミンK、E、Dの多少が部位ごとで違っているのでなかなか頭に入らない。
豚ロース肉 セレン、ビタミンB1 (VK>VE>VD)
成分表の「脂身つき 生」で比べると、ナイアシンは豚ロース肉に最も多く含まれている。だから私は豚ロース肉というとナイアシン食材と考えてきたのだが、その部位だけで見ると、ロースにはセレンが最も多く含有されているということなのだ。
T細胞を活性化するアルギニンの含有が一番高いのは豚ゼラチンで7900mgと表示されている(https://wholefoodcatalog.com/nutrient/arginine/)。
豚ゼラチンのリジン量は3600mg(https://wholefoodcatalog.com/food/swine(gelatin)/nutrients/)である。
このところⅣ型アレルギーの接触性皮膚炎の発症を抑えるために、アルギニン食材を控えるようにしている。
豚ロース肉もアルギニン含有の高い食品として出てくるのだが、ゼラチンに比べてアミノ酸の多い部位では、リジンの方がアルギニンに比べて多く含有されている。
リジン2000mg、アルギニン1500mg(https://wholefoodcatalog.com/food/swine,_pork,_large_type_breed(loin,_lean,_raw)/nutrients/)である。
私はこのところ、セレンとビタミンKを多く含有する食品が娘のアトピーの炎症を抑えるのではないかと考えていた。
そこで、リジンよりアルギニンが少なく、セレンとVKを含有する食品を献立に取り入れて様子をみようと思っている。