風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

脳をリラックスさせるにはブドウ糖が不可欠です。(カルシウム食材としての白砂糖)(アトピーとの闘い最終章)

上白糖:銅、カルシウム。(https://calorie.slism.jp/103003/)ビタミンなし。

銅、カルシウムとなっているが、「カロリー」では銅は0mgとなっている。成分表では銅は0,01mg、カルシウム1mg、カリウム2mg、ナトリウム1mgである。「カロリー」の記載は、必要量に対してどれだけ満たしているかが記されたものだから、銅の含有が一番高くなっていると思われる。

 

三温糖:銅、鉄。(https://calorie.slism.jp/103004/

ビタミンはB2のみ。カルシウム>マグネシウムカリウム>ナトリウム。

この成分表は、上が上白糖、下が三温糖

上白糖のカルシウムと銅の割合は、Ca:Cu=100:1。

三温糖のカルシウムと銅の割合は、Ca:Cu=85:1。

カルシウムとナトリウム、カルシウムとカリウムの比は、上白糖も三温糖も1:1、1:2だが、三温糖の方が僅かにナトリウム、カリウムが多い。

他のミネラルに影響されないでカルシウムを最も働かそうとする場合は、上白糖を使うのが良いように思える。

 

これまで、うちでは上白糖は使ってこなかったのだが、最近買って使おうとしている。

上白糖はすっきりした甘さに仕上がるように思う。主にカルシウムを摂りたいときに使うと良いかも知れない。眠気を起こさないように思えるので、朝、昼向き。

 

肉、卵、牛乳などに含まれるトリプトファンは、脳でセロトニンという精神を安定させる物質をつくりますが、トリプトファンが脳内に入るためにはブドウ糖が必要となります。

そのため、肉を食べても糖質を合わせてとらなければ、脳はリラックスできません。食事で肉を、デザートで甘い菓子を食べるのは、脳をリラックスさせるのによい組み合わせです。(則岡孝子=監修『栄養成分の事典』p103)

 

 ラットによる実験で、トリプトファンは肝臓の脂肪に変化をひきおこすことがわかっています。肝硬変の患者は、脳内にトリプトファン、つまりセロトニンがふえ、そのために脳の機能が低下して昏睡状態におちいります。長期にわたってトリプトファンを飲み続けるのは危険だということです。この症状を改善するには、トリプトファンの作用を妨げるアミノ酸の投与がすすめられ、これでトリプトファンの脳への移行が防げることがわかっています。実際に肝硬変の治療食には、トリプトファンチロシン(芳香族アミノ酸)が少なく、バリン、ロイシン、イソロイシン(長岐鎖アミノ酸の多い食品が選ばれています。アミノ酸はどれかひとつだけが多いとすみやかに脳に移行しますが、高アミノ酸食、つまりいくつものアミノ酸が高値で含まれる食事をとった場合は、アミノ酸が脳へ移行するスピードがゆるやかになるのです。

(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)

 

『栄養成分バイブル』に記されている事柄は、『栄養成分の事典』に書かれた内容を補完していると思われる。

トリプトファンを脳内に入れたいか、入れたくないかで、摂るべき栄養素を変えていくということだ。

 

バリン、ロイシン、イソロイシンは牛乳の蛋白質であるカゼインに最も多く含有されている。

 

 トリプトファンセロトニンに変換されるには、血液ー脳関門を通過して脳内に入ることが絶対の条件である。しかし困ったことに、すべてのアミノ酸のなかでこの関門をもっとも通過しにくいのが、トリプトファンだ。
 この生理学的なハードルを越える秘策は、トリプトファンを空腹のときに果物ジュースといっしょにとることだ。こういうことだ。果物ジュースに含まれる糖類によって血糖値が上がり、インスリンが放出される。このインスリンは、トリプトファンが血液ー脳関門を通過するのを助けるのである。だから、胃が空のときに、トリプトファンを果物ジュースといっしょにとれば、待望のセロトニンを補給できる。(生田哲=著『心の病は食事で治す』p196)

 

溝口徹=著『「脳の栄養不足」が老化を早める!』には、トリプトファンからセロトニンを合成する経路の最初に必要な栄養素としてカルシウムが記されている。

 

 

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