風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

ビタミンB12とリン脂質とリン酸塩

 メコバラミンは活性型ビタミンB12のことで、末梢神経は核酸リン脂質で形成されており、その核酸リン脂質を増加させて神経を修復する作用があります。

 特に傷ついた神経細胞の軸索という神経の信号が伝わる部分の修復を促進する作用により、末梢神経の痛みやしびれや麻痺を改善する効果があります。(http://fujigaki.d2.r-cms.jp/topics_detail1/id=39

 

以上のように,B12 欠乏の時にみられる骨の障害はHcy の影響ではなく,腎臓において B12 欠乏時に近位尿細管の細胞膜に Napi2a が堆積することにより原尿からのリン酸塩の再吸収が亢進して血液中にリン酸塩が蓄積することによって発生するようである.このメカニズムが働くことが B12 欠乏時の骨の障害の原因であることは間違いないと考えられるものの,B12 欠乏時の Napi2a の変化は免疫組織学的方法で半定量的に調べられているだけである.B12 欠乏時の血液中のリン酸塩の増加および骨の障害がすべてこのメカニズムによるのかどうか,さらに研究を進めることが必要である.(https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/90/9/90_438/_pdf

 

つまりビタミンB12の欠乏は、リン酸塩を血中に留めてしまい、細胞内や組織に取り込んで使うことができなくなるということではないかと考えられる。

 

一つは近位尿細管の2a型および 2c 型ナトリウム-リン共輸送体 (NaPi2a,NaPi2c)の発現抑制でリン排泄を促進すること, も う 一 つ は 1α-hydroxylase の 発 現 抑 制, お よ び24-hydroxylase の発現促進を介して 1,25(OH)2D 産生を抑制することである8)。(https://jsn.or.jp/journal/document/60_2/106-112.pdf

また、ここから分かることは、リンはナトリウムとの共輸送体によって運ばれるから、ナトリウムを排泄する薬剤などの影響を受けるということだ。そしてナトリウムは水分を引き込むからナトリウムの動向によって血圧にも影響する。

 

VB12はリン酸塩を細胞内に取り込んで働かせるということだから、B12は血圧を下げる作用があるのではないだろうか?血流を良くすると記されたサイトはあるが・・。