眠れないというので、B6とグルタミン酸を摂ってギャバを造らせるようにしてはどうか?とか、夕食にはマグネシウムの多い物を摂ってセロトニンをメラトニンに変換させてはどうか?とか考えてやっていると、どんどん皮膚の状態が悪くなるような気がする。それでもう一度セラミドを造るためにはマンガンと何が必要だったっけ?と思って調べ直すと、ビタミンB6が必要なのだった。
この季節、娘だけでなく私も背中なんかがカサついて痒い。ちょっとこういうところに気をつけて食事内容を考えてみよう。前から脂肪酸についていずれ調べなくてはと思っていたのだが、これからそこへと向かいそうだ。
B6を摂っても、セラミドやコラーゲンを造らせる方に使わさなくては皮膚は改善されないということだ。
コラーゲンやエラスチン架橋形成にはリシルオキシダーゼが働いている。この酵素に関わるのは、アミノ酸のリシン、銅、そしてビタミンB6のようである。
一方セラミド合成には、パルミチン酸にアミノ酸のセリン、そしてマンガンとB6(ここはビタミンCかもしれないが、B6も関わっているかもしれない)である。
ビタミンB6は、スフィンゴ脂質を生合成する酵素の必須成分である[2]。特に、セラミドの合成は、ピリドキサールリン酸を必要とする。この反応において、セリンは脱炭酸され、パルミトイルCoAと結びついてスフィンガニンを生成する。これは脂肪酸アシルCoAと結びついてジヒドロセラミドを生成する。ジヒドロセラミドは、不飽和化されてセラミドを生成する。スフィンゴシン-1-リン酸を分解する酵素S1Pリアーゼもピリドキサールリン酸に依存するため、スフィンゴ脂質の分解もビタミンB6に依存している。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3B6