風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

主治医が代わって・・(ついでに「IgA腎症」についてもメモっておこう)

主治医が代わって最初の診察の日、この際だからと色々話していたら、「初めての医者にこれだけズケズケ物を言う人に会ったのは初めてです」と言われてしまった。

まぁ、「これまで、血圧で脅されて、血圧に振り回されてきたんです」と言ったからそう思われても仕方ないのだが、主治医は「僕は血圧に振り回されることはありません」と言ったので、「嬉しいです」と返した。

実際、血圧のことをあまり言わなさそうだなと思ったので、「これまで、血圧で脅されて、血圧に振り回されてきたんです」と言ったのだったが・・。

 

夫が、「若い頃から血圧が高めだった」と話した時、「子どもの頃に腎臓の病気をしたことはなかったですか?」と聞かれたので、その数日前に目にしていた「IgA腎症」について思い返していた。主治医にはなにも話さなかったが。

 腎糸球体のなかのメサンギウムという組織に、免疫グロブリンA(IgA)抗体、補体が沈着してメサンギウムが増殖し、それにより糸球体が障害される病気。無症候性血尿、タンパク尿で発症する。日本人に多く、患者に慢性扁桃炎をもっているものも多い。(山口和克=監修『病気の地図帳』講談社p108)

夫は、「ないと思います」と答えていたので、IgA腎症かどうかは分からないが、私は「慢性扁桃炎をもっているものも多い」というところに引っかかっていたのだった。夫は、子どもの頃よく扁桃腺を腫らして熱を出していたと聞いていたので・・。

扁桃腺の病気と腎臓が繋がっているんだ、と思って、印象深い内容だったから記憶に残った。

 

2月の診察から、ARB系の降圧剤を飲まないようにして貰っていたのだが、コロナウイルスがACE2受容体から感染するという情報を見たので、やはり飲んだ方が良いのかと思い相談したら、「それは全く関係ない」ということだった。

おそらく患者を安心させるということを第一に考えての断定だったと思うが、コロナは別にしても、一度に止めたのは良くなかったと思う。それで、二日に一度飲むように処方して頂いた。

 

お仕舞いに、「今回は初めてだったので、色々お聞きしましたが、次回からは薬の効き具合だけ伺いますのでね」と釘を刺された(笑)。

昨年引っ越してきた時、今回の先生に紹介状が書かれていたという記憶なのだが、昨年最初に受診した時に、何かの手違いで検査で随分待たされてというより、忘れられていたようで、急遽、別の若い医師の方に回されたのだった。今回は受診の曜日を変えて頂いて本来の先生の担当になったように思う。