老眼になってきたせいだか乱視のせいだか知らないが、実際に書かれている本で見るとB1は判読できるのだが、B2が「2」なのか「1」なのか、はっきり見えない。それで写真に撮って拡大して確認することにした。
こちらは、色々な情報を繋げて自分なりに納得してメモっていたものなのだが、上の「目でみるからだのメカニズム」の「ATP産生のプロセスとビタミンB群関与」の図と照らし合わせて見て、今さら納得している。
VB1は解糖系でもTCA回路でも働いているように記載されているが、主に、解糖系で重要なビタミンだと言えるだろう。
アミノ酸のリジンとトリプトファンからアセチルCoAへの変換では、VB1に代わってVB6が関わっている。これはVB6がタンパク質の代謝に関わるためだ。
ナイアシンは、糖質、脂質、タンパク質の全ての代謝に関与するから、どちらの変換でも必要とされる。
パントテン酸はCoAを構成する成分だから、合成されたアセチルCoAの内部に組み込まれていると言えるのではないだろうか?
マンガンは糖質、脂質、タンパク質の代謝にはたらく酵素の構成成分であり…エネルギーづくりにはたらいています。(中村丁次=監修『栄養成分バイブル』)
TCAサイクルで使われるミネラルには、マンガン、…などがあります。(柏崎良子=著『栄養医学ガイドブック』p63)