2014年の「アトピーとの闘い献立編 」の献立を見ると、ナイアシンを摂ろうとしているようだ。
この時は、前年の12月から1月にかけて元々嫌っていた牡蠣を「食べられるようになった」というので、割と続けて食べたのだった。そしてその後ココアを頻繁に飲んでいた。
それで、亜鉛を摂り過ぎたから組織液が吹き出したと考えて、亜鉛含有が低く銅の多い物、夕飯はお肉より魚、ナイアシンの物などを考えていたようである。
今から考えると、この時は亜鉛も摂り過ぎていたが、アルギニン(牡蠣にもココアにも多い)の摂りすぎだったと考えられる。それに牡蠣には亜鉛が多いが、最も多いのがVB12で次がセレンだ。
2020年にまとめた「体がアルカリに傾く場合に起こってくるアトピー性皮膚炎(アトピーとの闘い最終章)」で、医師のサイトを紹介しているのだが、ここで言われているのが、皮膚細胞内がアルカリ化することでアトピー性皮膚炎が重症化するということであった。
ステロイド薬を内服して止めると、電解質コルチコイドが作用して電解質バランスを崩す形でアトピー性皮膚炎が悪化するのではないかと思われる。それが組織液が噴出するという形で現れるのではないかと。それが2014年の頃の状態であった。
2018年からはステロイド外用薬を使い始めた。内服薬より副作用も優しいかと思ったが、よりキツい状態で現れたように思う。2020年に副作用が出たために外用薬も止めて一旦良くなっていたが、まだ影響を受けていると思われる。
ステロイド外用薬の副作用である酒さ様皮膚炎はナイアシンを摂りすぎることで起こってくると私は考えているが、カポジ水痘様発疹や接触性皮膚炎などはアルギニンを摂り過ぎた場合に起こってくると考えている。こちらの方は組織液が吹き出ることにつながっていくと思われる。
症状が酸性に傾いた状態で起こっているのか、アルカリに傾いた状態で起こっているものなのかを判断しなければいけない。
リジンはナイアシンに変換されていくと記されたものを目にしていたので、ナイアシンの含有は少なくてもアルギニンに比べてリジンが多ければナイアシンを摂取できると考えていたのだが、例えば牛乳などは、ナイアシンは少ないがアルギニンよりリジンの方が多いので体内を酸性に傾けると捉えていたが、ミルクアルカリ症候群という言葉があるように体をアルカリに傾ける食材だと考えられる。
それに牛乳に最も多く含有されるのがモリブデンであるし、低脂肪乳ではカルシウムなので、いずれもミネラルの方が多くアルカリ食材だと言えるだろう。
乳製品を摂りすぎると良くないのはこの辺に原因があるように思う。
2014年に多用してきた豆腐はリジンよりアルギニンの方が若干多いのだが、亜鉛より銅を摂りたいと考えていたので、銅が最も多い充填豆腐は良かったと思える。
絹豆腐に最も多いのはビタミンKで次が銅なの(https://calorie.slism.jp/104033/)で、ナイアシンは少ないがアルカリに傾きすぎるのを抑えてくれるのではないかと思える。
リジンとアルギニンのどちらを多く含有しているかということと共に、その食材に最も多く含有されているのがミネラルなのかビタミンなのかでも考える必要がある。
卵は調理の仕方で変わってくるが、大方がセレンが最も多い。甲状腺ホルモンの合成に最終的に必要な栄養素である。摂りすぎると体内をアルカリに傾け、甲状腺機能を亢進させると思われる。甲状腺機能が亢進することで代謝が活発になる。場合によっては組織液が噴き出すことになる。
納豆は挽き割り納豆と通常の糸引き納豆で違ってくる。
食材を細かく分類して特質によって組み合わせていかなくてはいけない。
鉄瓶で沸かした白湯なんかもあんまり飲まない方が良いのかも?