風の匂いの中に

『我らは神の中に生き、動き、存在する』(使徒言行録17:28)

豆腐について過去の献立から検証する(アトピーとの闘い最終章)

2014年の1月から春にかけては前年の年末から牡蠣を続けて食べさせ、また本人も牛乳100%で作ったココアを毎晩飲むなどして、組織液が吹き出て大変な思いをした時期であった。

以下の記事は、それが治まった頃に頭の中を整理するためにブログにまとめた献立についての記事である。

myrtus77.hatenablog.com

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この頃は、亜鉛の多い牡蠣を取り過ぎたのが良くなかったと考えていたため、真皮のコラーゲンを造る銅と亜鉛の割合ばかりを考えていて、牡蠣に多く含有されるセレンが亜鉛甲状腺ホルモンの合成に引っ張っているということに気づいていなかったのだが、今、振り返ってみると、ここで常食させていた豆腐は重要な食材だったと言える。

 

セレンの多いパンやパスタもセレンを含有しない豆腐も肉や魚と真逆のグループに入る。つまり、どちらもリジン<アルギニンでメチオニン<シスチンである。

どちらも、皮膚を造るリジンが少なくて、細胞性免疫を暴走させて接触性皮膚炎を引き起こすアルギニンが多い食材である。

そのような食材を摂り続けて大丈夫なのかという疑問が湧き上がるのだが、豆腐にはパンやパスタに多いセレンが含有されていないということが一つ言える。

 

meromeropy77.hatenablog.comここで、日頃からセレン食材を多く摂っている者は甲状腺機能が亢進傾向にあるのではないかと思われる。そして、セレンを摂れば摂るほど、甲状腺ホルモンの合成に亜鉛ナイアシンが使われることになるのではないだろうか?
さて、私がここで書こうとしているのは、娘のアトピー性皮膚炎の事なのである。
つまりこのところの不具合は、セレンの多いパンなどの摂りすぎで体内がアルカリに傾いてアトピー性皮膚炎が悪化していた、ということである。

 

meromeropy77.hatenablog.comB2は甲状腺ホルモンによって活性化が抑制されるとともに、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の低下によっても活性化が抑制されるということである。
セレン食材を摂り過ぎて甲状腺機能が亢進するとVB2は働けなくなると言うことができるように思われる。

 

meromeropy77.hatenablog.com管理薬剤師さんのサイトでは、ビタミンB2は「TCA回路でエネルギー代謝(新陳代謝)にかかわることで皮膚の炭水化物、タンパク質の合成に関与します」と書かれている。
柏崎良子=著『栄養医学ガイドブック』のp64のTCA(クエン酸)サイクルの図表を見ると、アセチルCoAからクエン酸→イソクエン酸→αーケトグルタル酸→スクシニルCoA→コハク酸→フマル酸→リンゴ酸→オキサロ酢酸に至る8箇所のうち5箇所でVB2が関与している。

 

そして豆腐には、銅とVKが多い。銅はコラーゲンの合成に関わる栄養素であるから、表皮の土台となる真皮を造るために必要だろうと考えられる。

そしておそらくVKもコラーゲン合成に関与している。

リジンの多い肉魚と組み合わせて、真逆のグループの豆腐を摂るのはとても理に適っていると思われる。左側の献立には豆腐は入っていないが・・。

 

 

しかしこの写真の献立には肉魚がない。

写真には、「塩茹でしただけのじゃが芋とか豆腐、雑炊」と記している。が、じゃが芋は肉魚のグループに入る。

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今、はまっているのは、こんな豆腐。

 

 

しかし、次の段階ではセレンを増やして行かなくてはいけない。

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